総理官邸に小さなドローンが降り立っただけで大騒ぎ。
法律まで作ったのに、沖縄に本物のヘリやオスプレイが墜落しても、
抜本的な対策を講じない安倍政権と米軍。放置している。
石川県平和運動センターは労働組合とPEACEネット会員で構成し、議員、市民団体などと連携する反戦・平和団体です。1989.9県評センター2000.9連帯労組会議を経て誕生 平和憲法を活かし反戦・平和 反核 脱原発 環境 教育 人権などを取組む。信条の一つに「信頼は専制の親である」:国民が政府を信頼すると専制政治を生み出してしまう、「猜疑心こそが民主主義国家を作る」がある。画像は改憲に反対する集会 米軍B1爆撃機と共に「核威嚇」する空自小松の戦闘機 「戦争法」成立により「参戦」準備を進め「先制攻撃」体制を強化している。絵は抽象画 熊谷守一氏の紫陽花、蟻・・、辺野古、友禅作家志田弘子さんの母と子・・。団結して平和人権環境を破壊する政権を倒し平和で自由な世界を創ろう!
総理官邸に小さなドローンが降り立っただけで大騒ぎ。
法律まで作ったのに、沖縄に本物のヘリやオスプレイが墜落しても、
抜本的な対策を講じない安倍政権と米軍。放置している。
2017年10月12日
フォーラム平和・人権・環境
事務局長 勝島 一博
沖縄県東村高江の住民の不安が現実のものとなりました。10月11日、高江の民有地に米軍ヘリが「不時着」し炎上したのです。報道によれば、「米海兵隊所属の大型ヘリコプターCH53Eが、米軍北部訓練場外の民有地の牧草地に不時着して炎上を起こし、大破した」としたほか、米海兵隊は「飛行中に火災が発生し、緊急着陸した」と発表しました。高江の住民に直接の被害はなかったものの、「不時着地」は集落のなかであり、高江小学校からわずか2kmのところでした。かろうじて住民らの命が損なわれなかったことは、不幸中の幸いとしかいいようがありません。
高江では、一昨年7月に新たな米軍基地建設が強行され、昨年12月には集落を取り囲むように危険なヘリパッド基地が完成しました。この強行工事の過程では、県民らの粘り強い反対闘争に対して、国は大量の機動隊員を導入し、多くのけが人や沖縄平和運動センター議長の山城博治さんをはじめとして多数の逮捕者を出す大弾圧を繰り返したほか、法を無視してまで貴重なやんばるの森を強引に切り開いてきたのです。高江の闘争は、住民のいのちとくらしを守り、貴重な自然を保全する闘いだったのですが、今回の事故は私たちの懸念していた事態が現実のものとなったものであり、怒りを禁じ得ません。
事故を起こしたCH53ヘリは、これまでも2004年8月、沖縄国際大に墜落する事故を起こしています。米軍ヘリの墜落事故は2013年8月、県民の水がめである宜野座村の大川ダム付近にHH60救難ヘリが、2015年8月にはうるま市伊計島沖で米陸軍MH60ヘリが、そして昨年12月にはオスプレイが名護市沖に墜落事故を起こしています。オスプレイについては、今年に入り伊江島、奄美空港、大分空港等で緊急着陸する事故を繰り返しており、相次ぐ米軍機の事故は米軍の運用実態に重大な問題があるとしか思えません。
今回の事故を受け国は、遺憾の表明と安全第一の運用と原因究明、再発防止策を米軍当局に求めるにとどめています。しかしながら事故が頻発する現状では、安全点検のため全米軍機を飛行停止し、当該機の事故原因を究明し、報告書が公表されるまでは事故機と同型機すべての飛行再開をさせないようにすることが、国が米軍当局に求める最低限の事項であるべきです。
米軍機の運用は、訓練移転や日米の軍事一体化の流れのなかで、全国規模に広がりつつあります。日本のすべての住民にとって米軍機の事故は他人事ではありません。そもそも、米軍機は航空法の適用除外となっており、提供空域以外でも飛行訓練が常態化し、日本政府は「日米安全保障条約の前提として当然」であるとして、これを容認しています。沖縄・高江での事故は、全国各地で起こりうる事故と言えます。
フォーラム平和・人権・環境(平和フォーラム)は、沖縄からの米軍基地の撤去のとりくみをすすめるとともに、米軍機の運用実態を黙認する日本政府の対応を決して許すことなく、市民のいのちとくらしを守るために、地位協定の抜本的な改定、米軍機の運用規制を求めて、今後とも闘いをすすめていきます。
以上
04年の沖縄国際大事故と同型機
毎日新聞2017年10月11日 20時51分(最終更新 10月11日 23時33分)
米海兵隊のCH53型ヘリコプター=米軍サイトdvidsから
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「いつまでこんな思いをしなければならないのか」。沖縄本島北部で11日、大破し炎上した米軍のヘリコプターは、2004年8月に沖縄国際大に墜落した大型輸送ヘリと同型機だった。事故があった場所は建設時に激しい反対運動があったヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)にも近い民間の牧草地。幸い人的被害は確認されていないが、危険と隣り合わせの生活を強いられる住民からは、改めて不安と怒りが噴き出した。
「『ボン、ボン、ボン』という爆発音が聞こえ、ヘリが炎上していた」。事故が起きた東村高江の牧草地から約500メートルの家に住む農家、西銘美恵子さん(63)は振り返った。
夕方、自宅の庭で草むしりをしている時に大きな爆発音を聞いた。機体は炎上するとともに、黒煙が周囲に広がった。その後、別の米軍ヘリ2機が着陸し、再び飛び立ったという。乗組員を救助したとみられ、現場には消防車両や米軍車両も駆けつけた。
牧草地は西銘さん方の敷地内で、近くには父親が作業をする豚舎も建つ。家族にけがはなく、自宅も豚舎も無事だったが「自宅や豚舎に落ちていたら大きな被害だった」と緊張した様子で話した。
東村高江では、米軍北部訓練場の約半分の返還に伴うヘリパッドの移設工事が進められ、昨年12月までに、集落を囲むように6カ所設置された。今後始まる本格運用に向けて住民らが警戒を強める中、事故は起きた。西銘さんは「基地(ヘリパッド)がある故に起きた事故だと思う。本格運用されたらどうなるのか」と不安を口にした。
ヘリパッド建設に反対し、建設地近くにあった自宅から国頭村に引っ越した主婦、安次嶺雪音さん(46)は事故の情報を受けて現場近くに急行した。「煙と火の勢いに加えて臭いもすごかった」と話し、「『住んでる人が被害に遭う』と反対をずっと訴えてきた。強硬に工事を進めた結果がこれだ」と憤る。
米軍ヘリの事故について、記者団の質問に答える沖縄県の翁長雄志知事=那覇市で2017年10月11日午後7時33分、佐藤敬一撮影
事故があった牧草地近くに住む男性は、車を運転中に自宅の方向から黒い煙がもうもうと上がるのを見て帰宅した。「ヘリはしょっちゅう低いところを飛んでいるのでぞっとしている」と話した。
翁長雄志知事は那覇市内で記者団に囲まれ「とんでもない話だ」と怒りをあらわにした。【山下俊輔、青木絵美】
8月29日、北朝鮮が北海道上空を飛び越えて襟裳岬沖1180Kmの太平洋に落下したとみられる「新型中距離弾道ミサイル」を発射したとの危険極まりないニュースが飛び込み、日本中が大騒ぎしている中、今度は9月3日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)搭載用の水爆実験に成功したとの報道に、日本・韓国・米国に緊張が走り、戦争になるのではと非常に不安が高まっています。
その前には、オスプレイがエンジントラブルで大分空港に緊急着陸した(8月29日)との報道にも、沖縄県民の不安はさらに高まることになりました。名護市安部の海岸への墜落、オーストラリアでの墜落と、この8ヶ月間で7件の事故が発生し、そのいずれもが普天間基地に所属する機体であるからです。
北朝鮮の軍事演習に対して、「戦争もやむなし」と動く米国、日本の政治家に危機感をもつ今日この頃ですが、辺野古新基地建設を断念させるまで闘っている県民にとっては、うれしいニュースもあります。その2題を報告します。
*新基地建設阻止への追い風に!
日本と米国の保護団体が新基地建設は天然記念物「ジュゴン」の餌場の破壊になるとして、米国防総省に工事の中止を求めていた「ジュゴン訴訟」で、連邦高裁は、8月21日、米裁判所には工事中止を命じる権限がないとして、訴えを棄却した一審判断を破棄し、地裁に差し戻しました。
この判決により、新基地建設工事中止の是非を含めた実質的な審理に入ることになるので、キャンプシュワブ前で1158日(9月6日)も座り込んで闘う仲間たちは、米国の裁判所から工事をストップする判決が出るだろうと、喜びと期待で大いに盛り上がりました。
*「オール沖縄」に平和賞!
ドイツの国際平和団体「国際平和ビューロー」からショーン・マクブライド平和賞が決定されました。ノーベル平和賞を受賞したマクブライド平和賞は、同氏の功績を称え、92年に創設され、これまで日本では、日本原水爆被害者団体協議会や平和市長会議が受賞しています。
オール沖縄会議は2015年12月に結成し、辺野古新基地建設反対へのさまざまな要請行動と、非暴力の抵抗が評価されたとして、受け止めています。授賞式は11月24日、スペインのバルセロナで開かれます。この受賞により、国際社会から後押しをもらったと、ゲート前でニュースを聞いた仲間は喜びの声を上げました。
1158日非暴力の抵抗を続け、この間、機動隊の人権を無視した暴力的排除により、入院を含む多くの負傷者、60人を超える逮捕者、海上抗議行動でも海保の暴力と拘束が続き、これからも弾圧はますます強まるだろうと思うと、この平和賞には大きな勇気をもらうことができました。
オール沖縄会議は、8月12日、那覇市内で新基地建設ノー、オスプレイ撤回、翁長知事を支えることを目的として、45,000人の結集を実現したばかりですが、さらに国際世論に訴えるとして、8月に2度目の訪米団を送り、米国で66万人の組合員を取りまとめる「アジア太平洋系アメリカ人労働者連合」から新基地に反対する決議をもらい、退役軍人8,000人の組織「ベテランズ・フォー・ピース」からも新基地建設の撤回を米政府に求める決議もいただくなど、着実に国際的な連帯の輪が広がっていると判断しています。
オール沖縄会議は、辺野古ゲート前の座り込みに1日200~300人が集まれば、ダンプなどの作業者を阻止できると訴えています。
全国の平和フォーラムのみなさん、辺野古で待っています。
2017年10月6日
フォーラム平和・人権・環境
共同代表 福山真劫
第48回衆議院議員総選挙にあたって
9月28日、安倍首相は、森友・加計学園問題の究明を求める野党の要求に応じないばかりか、臨時国会冒頭で衆議院解散を行いました。森友・加計学園問題などの市民社会の不信に向き合おうとせず、東北アジアにおける平和外交への議論も放棄し、自らの政権の維持を目的とした解散は、憲法に反する首相権限の濫用とも言えるものです。国会解散は、憲法第7条の天皇の国事行為における内閣の助言と承認を根拠にしたものですが、第7条は「国民のために」と規定されており、このような解散に大義はなく、主権者の権利を侵害し政治を私物化するもので、決して許されません。
総選挙を前にして、小池百合子都知事を代表とする「希望の党」に、野党第一党の民進党が合流しました。民進党の前原誠司代表は、合流の理由を「政権交代」に求め、すべての民進党衆議院議員の合流を示唆しましたが、小池代表は、候補公認のための政策協定書に「現行の安全保障法制については、憲法にのっとり適切に運用する」「憲法改正を支持し、憲法改正論議を幅広く進める」「外国人に対する地方参政権の付与に反対する」などの条件を付し、意見の相違を認めずに民進党の一部議員を排除するとして、大きな政治的混乱をきたしました。前原代表の責任は重大です。
小池代表が示したこれらの条件は、憲法の平和主義を踏みにじり、排外主義を肯定するものです。小池代表は「しがらみのない政治を行い、日本をリセットする」と述べ、希望の党を「寛容な改革保守」としていますが、その政治主張はむしろ極右的なもので、安倍政権と何ら変わるものではありません。自民党の補完勢力でしかない大阪維新の会と連携し、安倍首相との連携は否定するものの、小池代表は選挙後の情勢の中では、自民党との連携にも含みを残しています。私たちはこうした希望の党の方針を、支持することはできません。
希望の党が示した政策協定を拒否し、これまで民進党が進めてきた政策を支持する枝野幸男民進党代表代行は、あらたに「立憲民主党」を立ち上げました。「まっとうな政治」を掲げて、9条改憲を許さず、原発ゼロを実現するなどの公約を掲げ、民主リベラルの旗を掲げました。
戦後日本の市民社会は、日本国憲法の平和主義、民主主義、基本的人権の尊重という理念の実現に向け努力を重ねてきました。この歩みを、道半ばにして止めてはならないと考えます。その立場から、私たちは立憲民主党の発足を歓迎するとともに、社民党などとの野党共闘の枠組みをいっそう強化し、安倍政権退陣に向けて、たたかいを進めていかなくてはならないと考えます。
改憲を主張する自民党、希望の党、維新の会の伸長は、改憲への一気呵成の道を開くものであり、そしてまた戦争への道を開くものです。平和フォーラムは、平和と民主主義、そして一人ひとりのいのちの尊厳を守ろうとする全国の仲間に対して、改憲と戦争への道を阻むためにも、総選挙勝利に向けて全力を尽くされることを呼びかけます。
以上
禁止条約で被爆者と連携
【オスロ共同】ノルウェーのノーベル賞委員会は6日、2017年のノーベル平和賞を、スイス・ジュネーブに拠点を置く国際非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)に授与すると発表した。ICANは史上初めて核兵器を非合法化する核兵器禁止条約の実現を目指して、広島や長崎の被爆者と連携。世界規模で核の非人道性を訴えてきた活動が評価された。
条約は今年7月に国連で採択されたものの、米国やロシアなどの核保有国、米国の「核の傘」に入る日本や韓国は参加していない。また北朝鮮は核開発を急ピッチで進めており、ノーベル賞委員会は国際社会に核廃絶の努力を促した。
米国大学推計、東京とソウル

【ワシントン共同】米ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「38ノース」は5日までに、北朝鮮と米国の間で軍事衝突が起き、北朝鮮が日韓両国の首都である東京とソウルを爆発規模25キロトン(TNT火薬換算)の核兵器で攻撃した場合、死者が計約210万人、負傷者が約770万人に上るとの推計値を公表した。
米軍が北朝鮮の弾道ミサイルを迎撃したり、核・ミサイル関連施設を攻撃したりし、北朝鮮が報復した事態を想定。北朝鮮が15キロトンから水爆規模の250キロトンまでの核弾頭を25発配備、全25発を弾道ミサイルで東京とソウルに発射したと仮定し、被害規模を算出した。
9月26日深夜、小池、前原、連合会長の神津里季生(61)は都内で極秘に会談した。3人は「政権交代に向けて一緒に力を合わせていこう」との方針で一致した。衆院解散を2日後に控える中での会談には、それぞれの思惑があった。
小池が自ら旗揚げした新党「希望の党」は無党派層が多い首都圏では「小池ブーム」による集票が期待できる。半面、自民党が強い地方では「足場がないため苦戦を強いられる」(自民党中堅)。組織票や選挙の実務をバックアップしてくれる連合を取り込む利点は大きい。
会談翌日の27日の記者会見で神津は「小池さんは今、日本中に風を巻き起こしている。並大抵の風、力ではない」と持ち上げた。地方組織の連合東京は7月の東京都議選で、小池が率いた地域政党「都民ファーストの会」を支援した。連合は共産党への拒否感が強く、保守を自認する前原、小池と連携し、民進党と共産党との共闘路線を転換させる狙いもにじむ。
しかしボタンの掛け違いは次第に表面化する。
小池は29日に民進党の前議員と政策が一致しない場合は「排除する」と明言し、衆院選の公認候補として認めない方針を示した。連合は民進党の公認内定者について「かなりは希望の公認で出馬できる」と見ていた。
組織内候補さえ漏れるとささやかれ、民進党のリベラル系を支援する労組からは「合流方針を撤回すべきだ」との声まで出始めた。連合は小池側に「社会の分断を包摂する、寛容な改革保守政党を目指す」と記す希望の綱領を挙げ、リベラル系も含む幅広い候補者を公認するよう求めた。
前原は28日の両院議員総会で、自身を除く民進党の衆院議員全員が離党したうえで、希望から公認候補として擁立する方針を示した。連合の組織内からは「話が違う」との批判が高まっていった。
前原と神津は連日、面会したり、電話で現状について意見交換した。9月30日、神津が党本部で「民進党公認を出すべきだという声もある」と迫ると、前原は「出せません」と否定したうえで「大丈夫です。今(調整を)やってますから」などと応じるにとどめた。
結局、枝野らリベラル系は離党に踏み切り、民進党は分裂した。もともと、保守的な考え方を持つ前原が思い描いてきたのは、野党の保守勢力を結集して非自民の受け皿をつくる姿だ。前原は「左と右に分かれて、新しい党をつくるべきだ」との構想を漏らしたこともある。
真相は分からないものの、保守系の前議員の一人は「前原氏は最初からリベラル系を切るつもりだったのだろう。自分で切れないから、小池氏を使った確信犯だ」と指摘する。
小池は民進党丸ごとの合流は「選挙互助会と見られる」として当初から民進党の全議員を受け入れることには否定的だった。旧社会党を支援してきた官公労も抱える連合との接触が表ざたになったのは「改革保守」を唱える小池にとって「誤算だった」(民進党関係者)との見方もある。
小池は2日、枝野らが結党する立憲民主党について記者団に語った。「非常にわかりやすい構図になった。選択肢がより明確になる」(敬称略)
電
抗 議 声 明
柏崎刈羽6・7号機の再稼働を認める審査書案に抗議する
福島第一原発事故を引き起こした東電に柏崎刈羽原発を運転する資格はない
原子力規制委員会は、東京電力柏崎刈羽原発6・7号機の再稼働を認める審査書案のとりまとめと意見募集にかかろうとしている。私たちはこれに強く抗議する。東電に柏崎刈羽原発を運転する資格はない。柏崎刈羽原発の再稼働を認めてはならない。
◆東電に柏崎刈羽原発を運転する資格はない
原子力規制委員会は、福島第一原発の事故を起こした東電に対し、柏崎刈羽原発を運転する資格を問い、「廃炉をやりぬく覚悟と実績を示すこと」、「経済性よりも安全性を優先すること」を東電に要求した。これに対し、東電は、根拠となる実績を示すものはなにもなく、「やりぬく覚悟です」、「経済性を優先する考えは微塵もない」などと決意表明を並べるだけであった。規制委はこれを技術的能力の項で審査の対象とし、実績について何ら問うこともなく、了承した。
東電の資格を問うのであれば、福島第一原発の実情を見なければならない。最新の保安検査において、地下水をくみ上げる井戸(サブドレン)水位計の設定にミスがあり、約半年にわたり、建屋内の高濃度汚染水が周辺に漏れ出た恐れがあったことが明らかになった。他にも1,200トンの汚染土壌について金属容器で管理しなければならなかったものが、土のう袋に入れただけであったことなど、ずさんな実態が明らかになったばかりだ。
廃炉のメドはたたず、放射能の垂れ流しは続いている。汚染水はたまり続け、発生を止めることもできない。汚染は続き、避難を強いられた人も残った人も、各地で多くの人たちが事故の影響で苦しんでいる。東電は、事故を引き起こした責任をとっていない。
そればかりではない。東電が全責任を負うはずの事故の費用負担について、「このままでは債務超過に陥る」と居直り、公的資金の注入を要求した。国が、廃炉・賠償費用に公的資金などを注入できる仕組みを作った結果、東電はかろうじて破たんを免れている状況だ。この意味でも東電に柏崎刈羽原発を運転する資格などない。審査には経理的基礎の確認も含まれるが、経理的基礎はないとすべきだ。
◆安全性軽視は審査内容からも明らか
東電の安全性軽視の姿勢は、柏崎刈羽原発の審査内容からも明らかだ。東電は緊急時対策所として想定していた免震重要棟が基準地震動に耐えられないことを知りながら、それを隠し、虚偽の説明をしていた。結局東電は、5号機の建屋内に緊急時対策所を設けたが、免震構造ではない。これまで東電自身が何度も述べていたように、緊急時対策所を免震構造にすべきだというのは福島第一原発事故の大きな教訓ではなかったか。規制委はなぜこれを認めるのか。
審査の過程で柏崎刈羽原発1~4号機側の防潮堤が、液状化により使い物にならないことが明らかになった。9月27日の規制委会合で、規制庁担当者は「津波により1~4号機は水浸しになる」と平然と述べている。1~4号機の原子炉に燃料はなくてもプールには大量の使用済み燃料が保管されている。これらに影響はないのか、6・7号機に影響がなければよいのか、本当に影響はないのか、1~4号機の廃炉が先ではないか。6・7号機だからという理由で許可に走るべきではない。
敷地内の断層については、これが活断層である可能性について、新潟県内の地質専門家グループが、再三指摘している。規制委はこれを無視して、一方的に東電の主張を認めているばかりで、これらの指摘に耳を傾けようとしない。
福島第一原発事故で大きな問題となっている高濃度汚染水について、建屋外への放出防止策も拡散防止策もない。東電が海洋汚染防止策として設置する設備はシルトフェンスである。これだけでは対策にならないことを、東電は福島第一原発でさんざん経験したではないか。他にも多くの問題を抱えている。規制委は審査書案を撤回すべきだ。
◆柏崎刈羽原発を再稼働させてはならない
新潟県では、脱原発を求める県民の支援を受けた米山知事が誕生した。新潟県は「事故原因」「健康と生活」「避難」の3つの検証委員会を設置。検証ができないうちは再稼働の議論はできないとしている。もっともだ。本来であれば、これは規制委もしくは国会など国の機関が行うべき検証ではないか。
新潟県民の姿勢は、最近の新潟市長の再稼働反対表明にも現れている。冬場は雪に閉ざされる地域で避難は実際上不可能に近い。一方的な風向きと降雪が山野にもたらす放射能汚染の影響が福島のそれを大きく上回ることは必至だ。
首都圏に電気を送るために新潟県民の安全な暮らしが奪われるいわれはない。重大事故の影響は首都圏にも及び、首都圏の人たちが考えなければならない問題だ。さらに、柏崎刈羽原発の再稼働は、福島第一原発事故を引き起こした東電の復活を意味するものであり、全国的な問題でもある。脱原発を実現するために、悲劇を繰り返さないためにも、柏崎刈羽原発の再稼働を許してはならない。
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第18回定期総会アピール(案)
「外交努力が失敗すれば、軍事的選択しか残らない」・・。
これは、米国権力者の言葉です。まさに「戦争挑発」と言わざるを得ません。みずからが核保有国であるにもかかわらず、北朝鮮には核実験するな、核兵器を開発するなと脅し、「やめないなら核攻撃するぞ」と威嚇する、こんなことが「国連」で通用していることに憤りを覚えます。経済制裁は、北朝鮮の国民を一層苦しめ、金正恩氏の「暴発」を招く危険性すらあります。核戦争の悲劇を何ら想像することなく、米・朝両権力者が繰り返す「核恫喝」は、核戦争の危機を増幅させるだけ、と言わなければなりません。
広島、長崎、ビキニ、フクシマを経験させられた私たちは、全ての国の核兵器・核実験に反対してきました。その悲惨さを一番知っている私たちだからこそ、核兵器の使用を絶対に繰り返してはならないのです。核保有国による「恫喝」、北朝鮮による「核・ミサイル」を私たちは絶対に認めることができません。
米・朝による「核恫喝」合戦は、東北アジアを「核の炎」で焼き尽くしてしまう危険を秘めたものであり、世界の労働者、民衆とともに、何としても「核開発・核戦争」を阻止しなければなりません。
「どこの国の総理か」と問われた「被爆国」日本の安倍首相は、アメリカの「戦争挑発」を「全面的に支持」し、アメリカの「核の傘」のもと、日米韓で「北朝鮮」先制攻撃訓練に参加し、戦争参加の機会を狙っています。米国に向いた「核ミサイル」を「これは日本の存立危機事態だ!」と叫ぶことは「戦争に巻き込まれる」ことを企図したものと言わざるを得ません。外交努力も要請していかなければなりません。
この危機は、まさに作られた危機であり「マッチポンプ」と言わなければなりません。この作られた危機に対して、私たちが、護憲、脱原発、教育の民主化などを含めた反戦・平和闘争に起ちあがること、これが平和への唯一の道であることを今一度確認する必要があります。イスラエル政府が「防衛」の名のもとパレスチナにミサイルを撃ち込んだとき、「隣人を殺すな!」とデモに起ちあがったイスラエルの労働者、民衆の闘いにいまこそ学ばなければなりません。
安倍政権は、この北朝鮮情勢を好機ととらえ、野党の足並みが整わないうちに「改憲派を2/3近くで維持」し、「自らの自民党総裁3選」をも勝ち取る、党利党略、私利私略の解散を強行しようとしています。
今回の解散は、疑惑を隠蔽する「モリ・カケ」解散であり、ナショナリズムの高揚をねらう「北朝鮮」解散と言わなければなりません。「戦争の危機」を吹聴し、憲法改悪を企図する安倍政権を打倒するため、組織の総力を挙げて闘うことを決意し、総会アピールといたします。
2017年9月26日
第18回定期総会参加者一同