リアリティを持って、戦争を、 自衛隊を語ろう!

リアリティを持って、戦争を、 自衛隊を語ろう!

2017年12月 2日

 11月11日、横浜市にある「教科書・市民フォーラム」主催で、室蘭工業大学准教授の清末愛砂さんを呼んだ「賢明な選択としての平和主義」と題する講演会に参加した。

パレスチナのキャンプで活動していた清末さんは、ある日、イスラエル軍のまさに尋常ではない攻撃に目を開けた。その時、壁に銃弾が当たって窓枠に火の玉を見たという。ひたすら壁を打たれ続けている。パスポートを入れた鞄を手にしたが、腰を抜かして動けなくなった。「死にたくない人間が、生きられないと感じる恐怖と残虐性」、それは、イスラエル軍の自衛の名の下に行われる。清末さんは「自衛」とは、残虐になれない人間が残虐になるための手段だと述べる。

紛争地はまさにこれが日常、現代の戦争なのだ。東京新聞に「改憲派からは、護憲派は空想論的平和主義者との批判があるが、私はとても現実的な平和主義者だ。パレスチナやアフガニスタンで非暴力運動や難民支援に取り組んだ経験があり、安倍晋三首相よりもはるかに戦闘地や紛争地の現実を知っている」「自衛の名の下に暴力が増大する。武力に抑止力なんてない」と、清末さんは書いている。

多くの改憲派が安全保障の充実を取り上げる。武力の抑止力、安全保障が平和を作るといわんがばかりだ。しかし、清末さんは「人権のない平和は意味がない」という。私も同感だ。一人一人の命が守れなくて何の平和だろうかと思う。満州侵略も、対米開戦も、すべては「自衛」の名の下に行われ、日本を守るとして何百万という血が流され、命が失われた。「他国の脅威からわが国を守る」とする戦争法は、これまでの専守防衛論と違い、米国との集団的自衛権行使のなかで自衛官に多くの犠牲を伴うに違いない。それが戦争だ。だからこそ、平和憲法とそのことを具現化する平和外交がまさに重要だ。自衛隊を憲法に位置づけては、平和主義が意味を失う。

「日本の美しい憲法をつくる会」(日本会議のフロント組織)は、「災害救助などでお世話になる自衛隊を日陰者にしていいのか」と主張する。自衛隊は災害救助隊なのか、違う。その本質は軍隊だ。ある日、一発の銃弾が人の頭を吹き飛ばす現実を、いかにリアリティを持って伝えるか。改憲阻止の闘いはそこにかかっている。災害救助などという欺瞞で自衛隊の本質を隠してはならない。
(藤本泰成平和フォーラム共同代表)

※補足

軍隊を軍隊足らしめるために「訓練」がある。そこでは、「女、子どもを、そして病院を、なんの躊躇もなく破壊し殺せるようにならなければ、一人前とは言えない」と教わる。そして心身ともにたたき込まれて立派な兵士となっていく。これがリアリティを持った軍隊であり兵士なのだ。

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11.26「志賀原発」再稼働を前提とした非現実的で実効性のない原子力防災訓練に強く抗議する

抗議声明

2017年11月26日(日)

 本日午前8時から志賀原発の事故を想定した石川県原子力防災訓練が実施された。東京電力福島第一原発事故後6回目となる防災訓練である。この間、私たちは再稼働前提の訓練に抗議すると同時に、福島原発事故の教訓を踏まえた実効性ある訓練の実施を求めてきた。                                                                                              石川県はじめ関係自治体は、あろうことか今回も再稼働を前提とし、しかも非現実的で実効性のない訓練を実施した。強く抗議し、以下、問題点を指摘する。

1. 再稼働ではなく「運転停止」の現実に向き合え

(1)志賀再稼働への地ならし

志賀原発直下の断層について、有識者会合は全会一致で活動層との評価書をまとめた。にもかかわらず北陸電力は志賀再稼働の方針をまったく変えていない。こうした中、県が繰り返し再稼働前提の訓練を繰り返すことは、北電の再稼働路線を容認し、あるいは期待しているかのようなメッセージを県民に送ることになる。「敷地内断層の問題の決着が最優先」との谷本知事の発言とも矛盾するものである。

(2)向き合うべきは停止中の原発の危険性

志賀原発は来年度も稼働しないことが確定している。しかし、停止しているとはいえ、使用済燃料貯蔵プールの過酷事故のリスクは変わらない。実際、昨年は雨水大量流入事故が発生し、原子力規制委員会の田中俊一委員長(当時)から冷却機能喪失で「重大事故につながる危険性があった」という深刻な指摘を受けている。雨水流入は論外だが、地震などの自然災害、さらには安倍総理が声高に叫ぶミサイル着弾の危険性や武装集団によるテロ攻撃、サイバーテロなど核燃料が存在する限り、住民は過酷事故のリスクにさらされている。

(3)リアリティのない訓練で緊張感が低下

停止中の原発の危険性に向き合わない訓練は、周辺住民に「停止しているからとりあえず安心」との誤解をもたらし、なにより防災業務従事者の緊張感の低下を招いている。防災訓練は回を積み重ね、習熟度を高めることが重要ではあるが、惰性で回数を重ねてもいざというときの役には立たないと指摘せざるをえない。

2. 実効性のない訓練を何度くり返すのか

(1)「スムーズな避難」ありきの避難訓練

原子力防災における避難訓練は時間との勝負。しかし、あらかじめ決められたごく一部の住民が参加する避難訓練では、避難指示の伝達漏れはなく、避難バスも事前に配車され、自家用車による避難の渋滞もなく、スクリーニングポイントでの順番待ちもない。避難訓練の基本的な流れを確認する訓練かと思えば、課題として残るヨウ素剤の配布や服用指示の訓練は今回もおこなわれない。スムーズな避難を印象付けることを目的とした訓練としか思えない。

(2)どうする?半島先端への避難

訓練全体に手抜き感が漂うが、半島先端方向への避難訓練の削減が顕著である。昨年はスクリーニングポイントを設けず、今回は元気な「要支援者」避難だけである。現実には避難車両の迅速な確保、スクリーニングポイントの場所の選定(能登空港駐車場は冬季や夜間の活用は非現実的)、人員、機材の素早い配置だけでも課題山積、

要支援者の避難先での生活や医療面での支援も課題山積。避難路も里山海道が寸断されれば混乱必死である。計画の実効性を訓練で検証し、課題を明らかにすることが重要であるにもかかわらず、いまだ検証しようとしない。今回も課題から逃げた訓練である。

(3)課題から逃げまくる非現実的訓練

PAZ圏内、UPZ圏内それぞれの住民へのヨウ素剤の配布、服用指示は重要な課題であるが、いまだ必要な住民への配布が可能かどうか検証できていない。観光客など一時滞在者、特に近年増加する外国人旅行者への避難情報の伝達、避難、ヨウ素剤の配布等にも課題が残る。SPEEDIの使用を中止した中、緊急時モニタリングを迅速、的確に実施し、UPZ圏内の住民の避難行動につなげることができるのか、実践的な訓練も求められている。さらには防災業務従事者の被ばく対策と交代要員の確保も重要な課題である。課題を列挙するときりがない。この間実施されている訓練はやりやすい項目をつまみ食いする訓練と言わざるをえない。

3. 繰り返して指摘する「今こそ常識に立ち返れ」

一企業の電気を生み出す一手段に過ぎない志賀原発、6年8カ月停止状態が続いても停電にもならず経済活動にも支障がでない志賀原発、そして今後、稼働する可能性はほとんどないと思われる志賀原発のために今も多くの県民が命や暮らしを脅かされ、財産を奪われ、ふるさとを追われる危険に晒され続けている。このような異常な事態を放置し、さらには覆い隠すかのように防災訓練が繰り返されている。

私たちは毎回、すべての原子力防災関係者に常識に立ち返るよう訴え続けてきた。避難させるべきは住民ではなく核燃料である。北陸電力は人災である原子力災害を未然に防止すため、直ちに志賀原発の廃炉を決断し、活断層上にある核燃料を撤去するよう求める。

石川県平和運動センター

社民党石川県連合

社民党自治体議員団

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マイナンバー 迷走中 芋づる式に個人情報・流出の可能性

20171120172754 マイナンバー 迷走中 芋づる式に個人情報・流出の可能性 連携検討、社員証カジノ戸籍も

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8月末、核搭載型B52が小松基地F15と日本海で「秘密裡」に訓練していた!

20171120172636核搭載型B52が小松基地F15と日本海で訓練 演習で全国から戦闘機集結30機

先制攻撃訓練のみならず、「核」戦争の訓練まで行なっていた。安倍内閣の「指示」により行なったものです。許せません。

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魚雷をボチャン、2億円の損害、海自

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東京新聞・望月記者が語る「なぜ会見で疑問ぶつけないの」

東京新聞・望月記者が語る「なぜ会見で疑問ぶつけないの」

予定調和が恒例の官邸会見で、明瞭な声で質問する女性記者。今年4月以降、一躍有名になった東京新聞の望月衣塑子氏が半生を振り返り、著書「新聞記者」(角川新書)で新聞記者としての矜持と覚悟を書き下ろした。

■人格攻撃に近い言葉責めも「名前が知られるようになってから、脅迫や弾圧もありました。でも屈したり、口を閉ざすのは納得いきません。誰が見ても『おかしいでしょ?』と思うことを聞いているだけ。逆に、なぜ会見の場で疑問をぶつけないのか。私が聞くのは単純で素朴な疑問なんですよ」

彼女の原動力は、正義感や使命感の前にある、もっと根本的な「違和感」や「疑問」でもあるのだ。支局勤務時代に鍛えられた不屈の記者魂は、日歯連ヤミ献金疑惑事件の報道で開花。東京地検特捜部の事情聴取にも、ひとりで立ち向かった。

「うちの会社、実は法務部も広報もないんですよ。それでも当時、先輩が『記者としての矜持を貫け』と説いてくれたおかげで、人格攻撃に近い言葉責めにも耐えられました」

整理部へ異動となり、現場を離れて悶々とした時期もある。事件取材の腕を買われ、他紙から声がかかったことも。東京新聞に残ったのは、今は亡き父の一言、「お父さん、読売だけは嫌なんだよ」が大きいという。
「父は業界紙の記者でしたが、若い頃、安保闘争に明け暮れ、権力組織が嫌いでした。報道姿勢が政権寄りの読売新聞には距離を置いていましたね。当時、読売は事件に強くて、国税庁や特捜部の事件をやりたかった私は読売に移籍を決心していたんですけどね。もし読売に入っていたら、官邸会見に出て社会部的な追及もできず、この本も出せなかったかもしれません」

■「政治や制度を変えられるところまでつなげたい」

官邸会見は8月半ばから質問が制限されるようになった。それまでのルールが変えられ、今ではほとんど官邸側の広報官が質問を打ち切ってしまうという。おまけに著者が質問しようとすると「臆測で質問しないように」と必ず一言付け加え、印象操作をするようになった。
「記者の質問に対し答えをはぐらかすことも増えましたけど、逆に自らの首を絞めることになるんじゃないかな。一方、政治部記者の情報源は政治家であり、怒らせたらアウトというのは分かります。でも彼らも政権に対して疑問がいくつもあるはず。逆に、蓮舫さんや稲田朋美さんの記者会見では異常にしつこかったでしょ? なぜ官邸でも同じように聞かないんでしょうね」
おかしいことはおかしいと声に出し、権力の不正や横暴を追及する姿勢は今後も変わらない。
「14年に自民党が民放テレビ局に『公平中立、公正を要望する』文書を送って以降、テレビは安倍1強にモノが言えない空気になりました。でも局内には『やっぱりおかしい』と思っている人が確実にいます。そことつながったので、連携しているように見えなくても、みんなでやるぞ、ひとりじゃないぞという気持ちです。日刊ゲンダイさんは言うまでもなくどんどんやってるし(笑い)、ネットへの発信の仕方もうまいので、うちは見習うべきと思っています」

森友学園・加計学園問題はもちろんのこと、武器輸出問題、性犯罪捜査の問題点など、取材したいテーマは尽きない。
「伊藤詩織さんが受けた性暴力被害の問題も、フェードアウトしないよう追い続けたい。相手は犯罪行為を全面否定しましたが、浮き彫りになった問題点がたくさんあります。性犯罪捜査の現場は男性ばかりとか、性犯罪被害者の救済制度が整っていないとか。新聞記者は、質問して記事を書いているだけではダメだなと思っています。政治や制度を変えられるところまでつなげたいですね」
▽もちづき・いそこ 1975年、東京都生まれ。慶応義塾大学法学部卒業後、東京・中日新聞社入社。県警・東京地検特捜部担当で事件を中心に取材。2004年、日本歯科医師連盟のヤミ献金疑惑を追及、自民党と医療業界の利権構造を暴く。その後、社会部記者として、防衛省の武器輸出などをテーマに取材。「武器輸出と日本企業」「武器輸出大国ニッポンでいいのか」などの著書がある。

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11.11沖縄(辺野古・高江)連帯 ~憲法改悪阻止!核戦争反対!安倍政権打倒!~集会

労働者、労働組合の団結で「戦争」と「改憲」を阻止する決意を固めた11.11集会の一コマ

山城博治さんの熱い語りは、会場を「一体化」させ、そして「笑わ」せた。不世出の労組リーダーである。

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資材の海上搬入阻止!行動に1000人が結集!(辺野古)

5.15平和行進や6.23集会、そして辺野古新基地建設反対運動で連帯してきた「第9条の会・沖縄うまんちゅうの会」からニュース(2017.11.6)が届きましたので掲載します。

20171109糾弾!高江米軍ヘリ炎上! 資材搬入阻止行動に1000人が結集

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政治を憂う(未来塾HPより)

政治を憂う(11月3日)

「ミサイルが飛んでくる」と小学生を騙し、恐怖を植え付け、机の下に潜らせる。電車まで止める。ミサイル発射映像をこれでもかと流し続け、「北朝鮮の脅威」を煽り立てる。バカバカしさを通り越した訓練や度を越した報道を、桐生悠々なら何と嗤うことか。

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11.3安倍改憲を許さない集会 デモ

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