2018年2月5日
米国トランプ政権の「核戦略見直し(NPR)」と日本政府の姿勢
原水爆禁止日本国民会議(原水禁)
議長 川野浩一
2月2日、米トランプ政権は、2010年のオバマ政権以来となる
トランプ政権の一連の政策は、これまで米国自身が積み上げ、オバ
一方で、日本政府は、米国の核抑止力を強化するものとして今回の
今回のNPRは、核兵器の限定的使用に明確に向かっている。使用
原水禁は、米国と日本政府の姿勢に強く抗議するとともに、核兵器
石川県平和運動センターは労働組合とPEACEネット会員で構成し、議員、市民団体などと連携する反戦・平和団体です。1989.9県評センター2000.9連帯労組会議を経て誕生 平和憲法を活かし反戦・平和 反核 脱原発 環境 教育 人権などを取組む。信条の一つに「信頼は専制の親である」:国民が政府を信頼すると専制政治を生み出してしまう、「猜疑心こそが民主主義国家を作る」がある。画像は改憲に反対する集会 米軍B1爆撃機と共に「核威嚇」する空自小松の戦闘機 「戦争法」成立により「参戦」準備を進め「先制攻撃」体制を強化している。絵は抽象画 熊谷守一氏の紫陽花、蟻・・、辺野古、友禅作家志田弘子さんの母と子・・。団結して平和人権環境を破壊する政権を倒し平和で自由な世界を創ろう!
2018年2月5日
米国トランプ政権の「核戦略見直し(NPR)」と日本政府の姿勢
原水爆禁止日本国民会議(原水禁)
議長 川野浩一
2月2日、米トランプ政権は、2010年のオバマ政権以来となる
トランプ政権の一連の政策は、これまで米国自身が積み上げ、オバ
一方で、日本政府は、米国の核抑止力を強化するものとして今回の
今回のNPRは、核兵器の限定的使用に明確に向かっている。使用
原水禁は、米国と日本政府の姿勢に強く抗議するとともに、核兵器
さよなら志賀原発ネットワークの共同代表である岩淵正明弁護士は、3.11以降、訴訟でも3勝2敗だ。それ以前の2勝31敗に比べれば雲泥の差がある。志賀原発を廃炉に追い込もう、と挨拶した。
初めて、さよなら志賀原発ネットワークと志賀原発を廃炉に!訴訟原告団との共催で開催し、会場も「県女性センター」となったが、350席はほぼ満杯となった。
北朝鮮の政権を弾劾しつつも自国政権の戦争けしかけを弾劾せず、・・一緒に「脅威」をがなりたてる議会政党の徒輩・・
松本さん 九条の会・七尾会員 「97だより」より
18年度予算案の防衛費は前年度比1.3%増の5兆1911億円。6年連続で増え、4年連続で過去最大を更新した。17年度補正予算案の防衛費は2345億円で、1回の補正予算での計上額としては最大だった。年度別に補正予算に積んだ防衛費を合計しても、17年度は東日本大震災の復旧・復興関連が膨らんだ11年度(約3900億円)に次ぐ水準だ。
当初予算と補正予算にそれぞれ積んだ防衛費を足しあわせると伸びはさらに際立つ。17年度の合計額は前年度を2%上回る5兆3596億円。当初予算同士で比較する場合よりも伸び率は0.6ポイント大きく、ここ5年間で1割ほど膨らんだ。
「補正予算がないと必要な防衛費はまかなえない」。防衛省幹部は明かす。北朝鮮の相次ぐ弾道ミサイル発射により、本来なら災害対処が中心の補正予算にもミサイル防衛の事業を盛りこみやすくなっている。「両予算の合計額が防衛の実態に近い」(政府関係者)との声もある。
日本は防衛費の伸びを抑えるためこれまで国内総生産(GDP)に占める比率を1%以内にとどめるよう努めてきた。実際、07~17年度の10年間で当初予算ベースの防衛費が1%を超えたのは1回だけだ。だが、補正予算の防衛費も加えた上でGDP比をみると6回に増える。
増強する防衛装備品の中で存在感を増しているのが米国製だ。日本政府が米政府から直接契約して調達する有償軍事援助(FMS)の予算額は18年度に4102億円となり、前年度を506億円上回る。日米で共同開発した新型迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」の購入額が300億円近く増えるのが大きい。
FMSは米国が価格や納期に主導権をもち、米国の「言い値」で購入することが多い。トランプ米大統領は11月、安倍晋三首相に米国製装備品の購入をさらに増やすよう迫った。政府は1基あたり約1千億円かかるとされる米軍の陸上配備型迎撃システム「イージス・アショア」を19年度以降に2基導入する予定で、FMS予算額はさらに膨らむとみられる。
過去に購入した装備品の後払い額が膨らんでいるのも響く。18年度は131億円増の1兆8898億円となり防衛費全体の4割弱を占める。4割を超える自衛隊員らの人件・糧食費と共に防衛費を圧迫し、研究開発などの新規投資に必要な資金を確保しづらくさせている。
米軍再編経費も150億円増え、過去最大の2161億円となった。米軍普天間基地の名護市辺野古沿岸部への移設に向けて埋め立て工事を加速。沖縄に駐留する米海兵隊のグアムへの移転も本格化する。新たな政府専用機を導入する費用も17年度の216億円から18年度は312億円に膨らむ。
安倍晋三首相が30日午前の衆院予算委員会で、憲法改正を巡って答弁した際、自衛隊について「憲法下、必要最小限度の戦力として、われわれは保持している」と答弁する一幕があった。憲法9条2項は、陸海空軍その他の「戦力」不保持を定めており、首相は発言直後に「『実力(組織)』と申し上げるところ、戦力と申し上げたので、訂正させていただきたい」と述べた。
政府は、自衛隊について、戦力を保持する軍隊と区別し「自衛のための必要最小限度の実力組織」と位置付けている。衆院会派「無所属の会」の原口一博氏への答弁。
沖縄はあきらめない!
全国の運動と連帯深め軍事強化と強権政治に抗う
沖縄平和運動センター 事務局長 大城 悟
政府による県民分断を許さない
名護市辺野古では、県民や全国の支援者の反対の声を押し潰し、政府による埋め立て工事が強行されている。昨年の4月25日から石材を海中に投下した護岸工事が始まったが、現在、大浦側のK9護岸と辺野古側のK1、N5という護岸の工事が推し進められている。すべてが水深のない浅瀬の工事であり、政府のやり方は、できるところを優先させ、工事の既成事実化を図り、国の力を見せつけ、反対運動の衰退を狙ったものである。
しかし、工事の工程は既に3年以上遅れ、護岸工事以外の本格的な工程の見通しはいまだ立っていない。予想以上に海底地盤は脆弱であり、その対策は簡単ではない。国もそのことを認め、今においてもボーリング調査船を何度も呼び戻し、地質調査を繰り返している。活断層の存在も報道されるなか、逆に焦っているのは国の方である。
無論、少しずつではあるが工事が進捗しているのも事実であり、連日、ゲート前で反対運動を継続しながら完全に止めることが出来ていないところは悔しいかぎりだ。現場での阻止行動は何といっても数の力であり、工事は遅れているとは言え、楽観してはならない。あらためて阻止行動を強化する決意を固めたい。
また、沖縄防衛局は工事の遅れを取り戻すため、資材(石材)の搬入を陸上のゲートだけではなく、海上からの搬入を計画し、昨年11月に試験的に海上輸送を実施した。その海上輸送に使われる港の使用許可を沖縄県が許可したことから、県民から不安と疑念の声が上がり、県が釈明することがあった。行政手続きは関連法令に照らして行われるということは一定の理解はするが、ことが事だけに納得いかない県民もいるだろう。しかし、私たちは、翁長雄志知事は一貫して辺野古新基地建設を阻止する姿勢を変えてないこと、そして、これは国のゆさぶりであり、県民の分断を目論んでいることを認識しなくてはならない。
今後、港の使用については、あらためて沖縄県は許可条件の違反の有無などを精査し、許可の取り消しを含め、適切な判断をすることになる。私たちは、行政と県民が各々の立場でできることをしっかりやり、連帯することが最も需要であることを忘れてはならない。
![]() 早朝から飛行訓練をする米軍機(嘉手納基地) |
宮古島の自衛隊ミサイル基地を止めよう
与那国島の自衛隊監視部隊に続き、宮古島と石垣島へのミサイル部隊の配備が強行されている。既に宮古島では、地元住民の反対の声を無視し、工事の準備作業が始まっており、沖縄本島の米軍基地と併せ、沖縄全土が軍事基地化されようとしている。また、米軍と自衛隊の合同訓練の激化に見られるように、今後は、施設の共同使用も拡大され、アジアの緊張がさらに高まるのは明らかだ。軍備による抑止力と沖縄の地理的優位性を標榜した安倍政権の沖縄への基地押し付けは到底許されない。73年前の悲惨な歴史を繰り返してはならず、軍備増強によらない外交、防衛が求められている今、安倍総理の戦争する国づくりの暴走を止めなくてはならない。
弾圧を撥ね退け、名護市長・知事選挙で民意を示す
2月4日が名護市長選挙の投開票日である。何としても稲嶺進現市長の再選を勝ち取らなくてはならない。市長は「陸にも海にも基地は造らせない」と、市民とともに基地建設に反対する姿勢を一貫して主張してきた。他方、政府からは「国に逆らった」として、基地所在自治体に交付されていた基地再編交付金を打ち切られた。しかし稲嶺市長は、不断の努力によりこれまで交付されていた以上に市の財政を確立させ、市民福祉や教育環境などを充実・拡大させてきた。姑息な国の常套手段である「アメとムチ」を真っ向から否定し、真の地方自治を確立させた行政手腕は高く評価されている。
これは今後の辺野古の新基地建設に行方に大きく影響しているのは当然であり、ともに県民をリードしてきた11月の沖縄県知事選挙を左右する。名護市の発展と沖縄の未来を掛けたこの2つの選挙に勝利し「新基地NO」の民意をあらためて強く示さなくてはならない。
山城博治沖縄平和運動センター議長らに対する裁判が、昨年12月20日結審し、判決は3月14日に出される。山城議長に対する検察の求刑は3人で最も重い2年6月で、リーダーとして運動を首謀したとした。これは憲法で保障された国民の権利を抑圧する不当極まりない弾圧である。特定秘密保護法や安保法制、共謀罪法と、この間、安倍政権が推し進めてきた戦争へと突き進む強権政治の典型である。
沖縄、あるいは自らの権利と平和を願う市民に対する国や権力による不条理な仕打ちに負けてはならない。そして、動き出した憲法改悪を阻止し、平和と民主主義を守っていかなくてはならない。全国の運動とさらなる連帯と決意を固めたい。
(おおしろさとる)
自治体の連携でオスプレイ配備と飛行訓練を止めよう
―自治体アンケート報告集の活用を─
ピースデポ副代表・オスプレイと飛行訓練に反対する東日本連絡会代表世話人 湯浅 一郎
安全性への不安は払しょくされていない
「オスプレイと飛行訓練に反対する東日本連絡会」は、2017年2月から3月にかけ、米軍横田基地へのCV22オスプレイ配備及び飛行訓練に関係すると見られる81自治体(7都県、74市町村)を対象に、オスプレイに関するアンケート調査を行った。72%に当たる58自治体から回答を得て報告集を作成し、対象とした全自治体及び議員に送付した。
アンケートの回答から、多くの自治体がオスプレイの「安全性を中心に政府の説明」を求めていることがわかった。後述するように、配備から時間が経つ中で、事故が頻発している状況から、安全性への懸念が払しょくできないと考えている自治体が多く、政府に説明を求めているのではないか。
群馬県を中心に、長野、新潟、福島、栃木県にまたがる空域は、多くの市民が普通に暮らす空域であるにもかかわらず、米軍は「ホテルエリア」と呼び、この間、空母艦載機を中心に低空飛行訓練が常態化しており、これへの不安と不満が鬱積している状況も背景にある。その結果、具体的な要求として「訓練日、飛行ルートの情報提供」を求めている。この先には「フライトプランの事前提出」が自治体にとって共通の要求課題になることが見えている。
しかし、2016年12月に沖縄県名護市の海岸で発生した普天間基地配備オスプレイの墜落事故に関しては、横田基地周辺自治体を除き、多くの自治体が「何も行っていない」と答えた。オスプレイの事故は、まだ他人事なのであろうか。しかし、2020年以降、横田基地に特殊作戦部隊の輸送を任務とするCV22オスプレイが配備されれば、本州における低空飛行訓練の実施は必至であることを視野に入れるべきであろう。
![]() 沖縄・高江で離着陸訓練を繰り返すオスプレイ |
下がらない事故率 政府は説明できず
こうした背景には、飛行時間が増えているのに事故率は減らず、むしろ上昇している事実がある。普天間基地配備のオスプレイは、近年、事故が絶えない。2016年12月13日、夜間空中給油訓練中、沖縄県名護市の海岸に墜落。さらに、2017年8月5日、豪州で訓練中、海に墜落し3人死亡。8月に大分空港、9月には新石垣空港に緊急着陸するなど事故続きである。
政府は、配備当初、「オスプレイは10万飛行時間当たりのクラスA事故率が1.93で、海兵隊平均2.45と比べ最も低い。その上、飛行時間が増えれば、この値は更に小さくなる。だから安全」と説明した。クラスA事故率とは、被害総額が200万ドル以上、あるいは死者が発生したような重大事故の10万飛行時間当たりの発生回数をいう。しかし17年9月末時点で事故率は3.27と、過去最高になってしまった。「事故は、パイロットのミスによるもので、機体の安全性に問題はない」としているが、事故率が下がらない理由を政府は説明できないままである。これでは、自治体や住民の安全性への懸念が払しょくできないのは当たり前である。
自治体は市民の有している情報の活用を
アンケート報告集で我々は、自治体に対し4つのお願いをしている。
多くの自治体は、米軍基地問題の担当がいるわけではなく、大抵は総務課とかが仕事の一部として担っているのが現状である。従って、オスプレイの問題性につき自力で情報を集め、調べることには困難が伴うであろう。それを考慮すれば、整理された情報提供は、大いに感謝されるはずである。本アンケート報告集は、他の自治体の動きや意識を知ることにもなる。
こうしたことを積み重ねることで、自治体からの信頼感を得られれば、今後、緊密な協力関係を形成できるであろう。自治体は、米軍機の訓練の最前線にいる住民の声を集めることができる強みがある。その声を活かして、自治体が政府に迫っていく構図を作りだすためにアンケートが寄与できればと考えている。
このアンケートは首都圏エリアでのものであるが、米軍機の飛行は全国展開されているので、他の地域の運動体に対しても、とりくみの指針となりうるはずである。各地の皆さんに活用していただくことをお願いしたい。
(ゆあさいちろう)
2018年1月23日
1月22日、志賀原発訴訟第25回口頭弁論が金沢地方裁判所で行われました。
今回はいつもの大法廷ではなく狭い法廷での開催で、傍聴も先着順だったため、事務局メンバーを含め数名が入廷できませんでした。お知らせが直近であったため、多くの原告サポーターのみなさまにご迷惑をおかけしました。申し訳ありませんでした。
裁判は、ギリギリ一杯の補助椅子に陣取った原告とサポーターであふれかえった中で、原告意見陳述が始まりました。
陳述したのは元教師で現在金沢市議会議員の山本由起子さん。
山本さんは生まれ育った七尾の原風景や米づくり、自然の恵みを語り、ひとたび志賀原発に事故が起ればそんな故郷を失うかも知れないと、この裁判に懸ける思いを述べました。
そして、福島の被災地を巡った調査活動の経験から、「人々から故郷や生業を奪い、家族同然の家畜を殺処分に追い込み、果ては健康や生きる希望までも奪う原発はもはや人類と共存できない」「子どもたちには放射能の危険におびえることなく青空の下で思いきり駆け回り、放射能の心配のない食材ですくすく育ってほしい。この当たり前のことを保障するのは私たち大人の責任です」と訴えました。
前回の口頭弁論で裁判所は、有識者会合の評価書の中にある「今後の課題」(追加調査や資料の提出など6項目)について、これまでの経過と先行きを見てみないと判決は下せないとして、北陸電力にその「工程表」を示すよう求めました。
今回北陸電力は第33準備書面を提出し、「今後の課題」の進捗状況と今後の予定を示しました。その書面および法廷でのやりとりによれば、一通りの調査はすでに終わっていて、調査報告のコメントを受けた再調査の結果も1月中には規制委員会に提出されることがハッキリしました。
私たち原告弁護団は、それらについて学問的に反論するつもりはありません。この裁判は学問的にどちらが正しいか、を争っているのではないからです。
わが国を代表する断層の専門家が敷地の下に活断層があると指摘し、北陸電力はそれを否定する専門家の意見を出してきました。専門家の意見が分かれるようなところに原発を作って、それで安全だと言えますか?裁判所は危険だと明言してください、と私たちは主張しているわけです。
北陸電力が1月中に再調査・再々調査結果を規制委に提出すれば、そう遠くない時期に裁判所にも報告可能で、それで被告の主張立証も尽くされるはずです。原告弁護団は裁判所に次回口頭弁論(3/26)の段階で結審するよう迫りましたが、裁判長は明言を避けました。
口頭弁論終了後、金沢弁護士会館2階ホールで報告集会が開催され、原告・サポーター、弁護団、マスコミ関係者など60余人が参加しました。
・次回口頭弁論…2018年3月26日(月)午後2時~
義務的経費の増加分を除くならば、防衛費は突出している。その予算の多くが、米国からの軍備品購入に充てられる。1基1000億円のイージスアショア(地上配備型イージスシステム)を2基購入することを決定し、約115億円のオスプレイ17機や約150億円のF-35A戦闘機42機の購入を決定している。米政府に価格決定の主導権のある有償軍事援助(FMS)によって、防衛省が購入した装備品の額は、主に民主党政権時代の2008年から2012年までは3647億円だったものが、安倍政権になった2013年から2017年までで1兆6244億円にも上っている。
トランプ大統領は、米朝危機を理由に日本の軍備増強を求め、安倍首相は手放しで応じている状況だ。トランプ大統領訪日時のワシントンポストは「日本の指導者安倍晋三は、トランプの忠実な手下の役割を演じた」と報じている。「いまはまさに『すべての選択肢がテーブルの上にある』というトランプ大統領の方針を私は一貫して支持する」と発言する安倍首相は、まさにトランプの忠実な手下に違いない。
日本の防衛費は、専守防衛の旗の下で、長いことGDPの1%枠内に収めてきた。しかし、安倍首相は「GDPと機械的に結びつける考え方は適切ではない」と述べ、1%を超えての防衛費拡充をにおわせることとなっている。トランプ大統領の要求次第では、平和憲法の下での抑制的措置も失われかねない。
厚生労働省の専門家会議の調査で、大都市で小学生と中学生のいる家庭では、生活扶助が18万5000円余りで、低所得世帯の収入を2万5000円上回ったとして、14%程度の大幅な引き下げを検討していることが報道されている。「他の諸施策との調和を図りつつ」としながらの防衛費の増額は、お粗末な日本の社会保障政策とどのように関連するのだろうか。敗戦から73年、米国による日本占領はいつまで続くのか。評論家の佐高信さんは、ある集会で「安倍首相と菅官房長官は、破防法違反だ」と言った。日本の破壊が続いている。
(平和フォーラム 共同藤本泰成)
11府県が拠点病院未指定 被ばく医療体制 整備に遅れ
2018年1月9日 朝刊
東京電力福島第一原発事故を教訓に見直された緊急時の被ばく医療体制で中核を担う「原子力災害拠点病院」について、国から指定を義務付けられた二十四道府県のうち十一府県が未指定であることが八日、原子力規制委員会などへの取材で分かった。対象自治体によると、原発事故時の被ばく患者受け入れによる風評被害を懸念する病院が多く、専門知識を持つ医療従事者も不足している。
規制委の再稼働審査に七原発十四基が合格した一方、拠点病院の整備は遅れており、原発事故が起きて多数の住民が被ばくした場合、受け入れや治療がスムーズに進まない可能性がある。規制委は速やかな指定を求めており、指定要件など必要な制度見直しを二〇一八年度に行う。
未指定十一府県のうち、新潟、静岡、岡山、山口は「指定のめどが立っていない」。他の府県は「本年度の指定を目指す」などだった。
未指定の理由について複数の自治体担当者が「病院側が、被ばく患者受け入れによる風評被害を懸念している」と明かす。「他の患者に敬遠されないか」「院内の設備に放射性物質が付着しないのか不安だ」などの声も寄せられているという。
指定要件に合う病院を確保できないケースも目立つ。一部の自治体には、そうした現状で原発再稼働を急ぐのは「人命軽視だ」との声もある。
規制委が審査中の中部電力浜岡原発が立地する静岡県は「協議中の病院に被ばく患者を処置する部屋がない」と説明。一七年十二月に審査に合格した東電柏崎刈羽原発がある新潟県は「線量測定器や防護服が足りていない」とした。
第一原発事故では原発に近い病院が被災して医療従事者が避難し、従来の被ばく医療体制が十分に機能しなかった。規制委は一五年八月、原子力災害対策指針を改定。原発の半径三十キロ圏に含まれるか核関連施設がある計二十四道府県に、原子力災害拠点病院の指定を義務付けた。各道府県が、地域で救急や災害医療を担う災害拠点病院から一~三カ所程度を選定する。
病院が指定を受けるには、専門知識を持つ医師や看護師のほか、除染室や内部被ばく測定機器の設置などが必要。事故時は、被ばくの恐れがある住民らを原則全て受け入れる。対応できない高線量被ばく者は、広島大など五カ所にある国指定の「高度被ばく医療支援センター」が治療に当たる。
山沢知事代理、西田連合石川会長、近藤衆議院議員、東田市長代理の参加のもと、2018新春の集いは1月5日、ANAホリディイン金沢スカイ18階にて117人の仲間が参加して盛大に挙行されました。開会挨拶の森憲一代表、閉会挨拶の中江川副隊長です。最後の団結ガンバロウは圧巻でした。