オスプレイは全機飛行停止に!防衛省へ申入れ

オスプレイは全機飛行停止に!防衛省へ申入れ

米空軍が特殊作戦コマンドの輸送に使用するCV22オスプレイの事故が多発しているとして、全機飛行停止していた問題で、オスプレイと飛行訓練に反対する東日本連絡会とフォーラム平和・人権・環境は9月8日、内閣総理大臣と防衛大臣に対して要請書の申入れを行いました。

要請行動には、近藤昭一衆議院議員、湯浅一郎さん(東日本連絡会代表)、谷雅志(平和フォーラム副事務局長)ら7名が参加し、防衛省に対し要請とともに質問を行いました。

このなかで、クラッチの不具合でCV22全機を飛行停止にし、その後飛行を再開したことに対して、「CV22の機体については、技術的な課題は存在しない。操縦者に対する教育訓練と機体点検を定期的に行い整備していくこととする米空軍当局の説明は合理的だと判断する」として、米軍の飛行再開を認めたほか、同様に飛行停止していた陸上自衛隊のオスプレイに対しても「シミュレーターで教育訓練をしているほか、敵的な点検を実施している」として飛行再開と、今後の追加配備を進めていくとしました。

一方で2012年の海兵隊オスプレイの沖縄・普天間配備の際にクラッチ不具合の問題について米軍当局から説明があったのかとの問いに対して、明確な回答はありませんでした。

事故が多発しているオスプレイの飛行は、市民のいのちと生活の安全を脅かすものでしかありません。東日本連絡会と平和フォーラムは引き続き、オスプレイの飛行停止を求め、要請行動をすすめていくことにしています。

要請書「オスプレイのクラッチ不具合・飛行停止に関しての申し入れ書」はこちら

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「安倍国葬」反対!集会in金沢市 憲法改悪NO!市民アクション・いしかわ

9.20安倍元首相の「国葬」中止を求める集会

9/21付け「北陸中日新聞」より

2022.9.20 国葬反対集会チラシ

憲法改悪NO!市民アクション・いしかわ

安倍元首相の「国葬」に反対し、撤回をもとめる決議

7月21日、岸田内閣は、安倍元首相の「国葬」を閣議決定しました。以来、日増しに国民の反対の声が高まり、各社報道機関による世論調査では、いずれも過半数を大きく上回る反対の意思が示されています。また国会前や地方各地でも「国葬」に反対する市民の行動が拡大しています。私たちは、民意に背いて「国葬」を強行することはあってはならないと考えます。

以下の理由から、安倍元首相の「国葬」に反対し、その撤回を求めます。

1.国葬は、日本においては戦前の国葬令を起源とするが、1947年12月31日に失効して以来、憲法上も法律上も根拠となる規定はない。戦後まもなく、閣議決定で行った吉田茂首相の「国葬」は、社会的なコンセンサスがないまま強行されたが、以後、国葬ははばかられ、実施されていない。

2.今回の閣議決定による「国葬」の実施の根拠を内閣府設置法に求めることは、恣意的拡大解釈である。

3.そもそも、日本における国葬とは、大日本帝国憲法下で国家総動員による戦時体制を遂行するために、戦争指導者の神格化に利用されたものである。特定政治家の国葬は、その業績への議論を封じ、賛美を強要し、国民を無批判に国家統合しようとするものとなる。国民主権の日本国憲法の精神に反し、内心の自由など基本的人権をも侵すことは明らかである。憲法も法律も「国葬」を想定していないのは、道理である。

4.安倍政権は、教育基本法の「改正」、集団的自衛権行使容認、特定秘密保護法、共謀罪法など、憲法が規定する平和主義や基本的人権に反する法制度を、多くの反対を押し切って成立させた。これらは、立憲主義の破壊として、広範な国民の批判を招いた。また、教科書採択や放送番組への介入をはじめ、教育、メディアの独立性を侵してきた。そればかりではなく、森友学園や加計学園、桜を見る会などの政治の私物化は、公務員の尊い命を失わせながら、説明責任は放棄された。「国葬」により「民主主義の重要性を改めて国民とともに確認する」とは、著しい論理破綻である。憲法の破壊者が賞賛の対象になってはならない。道義の破綻した「国葬」に国民の血税を注ぎ込むことも許されない。子どもたちへの弔意の強要もあってはならない。

5.岸田首相は参院選後に「早期に改憲発議を」と表明しており、「国葬」が、「改憲は安倍氏の遺志」とする社会的空気を醸し出す政治利用となる恐れにも警鐘を鳴らすものである。

6.安倍元首相の銃撃事件は、旧統一教会との癒着という戦後自民党政治の暗部を次々と浮かび上がらせている。今行うべきは安倍氏の「国葬」ではなく、その実態解明であり、政教分離原則の徹底である。

以上、安倍元首相の「国葬」に反対し、その撤回を求めて決議します。

2022年9月10日「全体会議」で採択した決議を再度採択した。

憲法改悪NO!市民アクション・いしかわ

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「核なき世界」へ真摯な対話を NPT再検討会議閉会にあたって原水禁声明

2022年8月29日

「核なき世界」へ、真摯な対話を

NPT再検討会議閉会にあたって原水禁声明

原水爆禁止日本国民会議

共同議長 川野浩一

金子哲夫

藤本泰成

 8月1日から行われてきた核拡散防止条約(NPT)再検討会議が、26日閉会した。コロナ禍で何度も先延ばしされてきた再検討会議は、ロシアによるウクライナ軍事侵攻が続く中で行われた。核兵器使用をほのめかし他国を威嚇するロシア・プーチン大統領の発言やロシア軍によるウクライナのザポリージャ原発占拠といった核をめぐるきびしい現実の中での再検討会議は、ロシア一国が反対して最終文書が採択されない残念な結果に終わった。ロシア政府には猛省を促したい。ロシアのザポリージャ原発占拠への懸念やウクライナの核放棄と引き換えに安全を保障した「ブダペスト覚書」の遵守などの表明に対するロシア政府の反発が原因とされるが、最終文書には核保有国に配慮する形で「核の先制不使用」が書き込まれず、「消極的安全保証」の記述も不十分なままになっていた。核保有を五カ国に限定して認めているNPTの限界を見る思いだ。核保有国に課された核軍縮の責任を再度確認すべきではないか。

日本の岸田文雄首相は、歴代首相の中で初めて再検討会議に参加し発言した。核保有国が参加しない核兵器禁止条約(TPNW)の署名批准を拒んでいる日本政府は、「NPTこそが『核なき世界』への現実的アプローチ」と主張し、核保有国と非保有国の橋渡し役を自任するが、その役割を果たしているとは到底言えない。TPNW批准国を代表して最後に演説したメキシコ代表は、核抑止論や核軍縮の停滞を批判しつつ、「『核なき世界』をめざす全ての国に、TPNWへの参加を求める」と結んだ。唯一の戦争被爆国である日本が、核の非人道性を基本にして、その生産から使用までを禁じるTPNWに批准し、被爆の実相を粘り強く訴えていくことがどれほど大きな意味があるかを考えるべきだ。被爆の実相の中にしか「核なき世界」を実現する可能性はない。

TPNWを批准しその推進に努める国々は、進まない核軍縮への強い不満を表明している。そのことこそが、TPNWの発効につながった原動力だ。NPTとTPNWが対立を生むものではないことは、それぞれの目的が「核なき世界」へ向けたものであることで明らかだ。唯一核保有国も参加するNPT再検討会議の重要性は言うまでもない。がしかし、核保有国の態度如何ではその意義の低下は免れまい。

核の脅威がかつてないほど高まっている現在、しかし、核廃絶への声もかつてないほど高まっている。非核保有国を中心に、核保有国間の真摯な対話を促していくこと、再検討会議の議論を無駄にすることなく、あらゆる機会を通じて対話の環境を作りあげて行くことが重要だ。原水禁は、日本政府にその役割を果たすことを強く求める。

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安倍元首相の「国葬」に反対し、撤回をもとめる決議

安倍元首相の「国葬」に反対し、撤回をもとめる決議(案)

 7月21日、岸田内閣は、安倍元首相の「国葬」を閣議決定しました。以来、日増しに国民の反対の声が高まり、各社報道機関による世論調査では、いずれも過半数を大きく上回る反対の意思が示されています。また国会前や地方各地でも「国葬」に反対する市民の行動が拡大しています。私たちは、民意に背いて「国葬」を強行することはあってはならないと考えます。

 以下の理由から、安倍元首相の「国葬」に反対し、その撤回を求めます。

1.国葬は、日本においては戦前の国葬令を起源とするが、1947年12月31日に失効して以来、憲法上も法律上も根拠となる規定はない。戦後まもなく、閣議決定で行った吉田茂首相の「国葬」は、社会的なコンセンサスがないまま強行されたが、以後、国葬ははばかられ、実施されていない。

2.今回の閣議決定による「国葬」の実施の根拠を内閣府設置法に求めることは、恣意的拡大解釈である。

3.そもそも、日本における国葬とは、大日本帝国憲法下で国家総動員による戦時体制を遂行するために、戦争指導者の神格化に利用されたものである。特定政治家の国葬は、その業績への議論を封じ、賛美を強要し、国民を無批判に国家統合しようとするものとなる。国民主権の日本国憲法の精神に反し、内心の自由など基本的人権をも侵すことは明らかである。憲法も法律も「国葬」を想定していないのは、道理である。

4.安倍政権は、教育基本法の「改正」、集団的自衛権行使容認、特定秘密保護法、共謀罪法など、憲法が規定する平和主義や基本的人権に反する法制度を、多くの反対を押し切って成立させた。これらは、立憲主義の破壊として、広範な国民の批判を招いた。また、教科書採択や放送番組への介入をはじめ、教育、メディアの独立性を侵してきた。そればかりではなく、森友学園や加計学園、桜を見る会などの政治の私物化は、公務員の尊い命を失わせながら、説明責任は放棄された。「国葬」により「民主主義の重要性を改めて国民とともに確認する」とは、著しい論理破綻である。憲法の破壊者が賞賛の対象になってはならない。道義の破綻した「国葬」に国民の血税を注ぎ込むことも許されない。子どもたちへの弔意の強要もあってはならない。

5.岸田首相は参院選後に「早期に改憲発議を」と表明しており、「国葬」が、「改憲は安倍氏の遺志」とする社会的空気を醸し出す政治利用となる恐れにも警鐘を鳴らすものである。

6.安倍元首相の銃撃事件は、旧統一教会との癒着という戦後自民党政治の暗部を次々と浮かび上がらせている。今行うべきは安倍氏の「国葬」ではなく、その実態解明であり、政教分離原則の徹底である。

以上、安倍元首相の「国葬」に反対し、その撤回を求めて決議します。

 

2022年9月10日

憲法改悪NO!市民アクション・いしかわ

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安保三文書の改定、年末に迫る

安保3文書とは

国家安全保障戦略  【略称:安保戦略NSS 2013年制定】

外交・防衛、経済などの政策を中心とした国家安全保障の基本方針

防衛計画の大綱   【略称:防衛大綱 10年スパン】

防衛力の在り方や保持すべき防衛力の水準を規定する

中期防衛力整備計画 【略称:中期防 5年スパン】

今後5年間の防衛経費の総額や主要装備の整備数量を示したもの

これらの「改定」は、日・米の軍事一体化を進めアメリカの「盾」となるものであり、国民や労働者・市民にとって「戦争協力」を強いるの以外の何物でもありません。反対運動を強化しなければなりません。

【朝日】

政府は28日(2021.12)、国家安全保障会議(NSC)4大臣会合を開き、岸田文雄首相が来年末をめどに見直すと明言している国家安全保障戦略(NSS)について協議した。防衛計画の大綱(防衛大綱)と中期防衛力整備計画(中期防)も議論。岸田内閣はこの3文書をセットで見直す方針。

NSSは国の外交・防衛政策の基本方針で、第2次安倍政権下の2013年に策定され、今回初めて改定される。岸田首相は今月(2021.12)の所信表明演説で「我が国を取り巻く安全保障環境は、これまで以上に急速に厳しさを増している」、厳しさを増す東アジアの安保環境や宇宙・サイバーといった新領域、経済安全保障などの新しい課題を踏まえ、「敵基地攻撃能力も含め、あらゆる選択肢を排除せず現実的に検討する」とした上で、「おおむね1年をかけて策定する」と語った。

政府は1月以降、17回にわたり、計52人の元政府関係者や学識者らと意見交換を重ねてきた。NSSの最初の策定時は、有識者8人による懇談会が設置され、議事要旨が公開されたが、今回は内容が明らかにされぬまま推移し、先週になってようやく47頁からなる「議論の要旨」が公表された。

発言はテーマごとに、細切れな箇条書きにされており、氏名はない。政府側が「問題意識」として意見を求めた「敵基地攻撃能力」の保有に対しては、「必要」など前向きなものが7件、「支持しない」を含め慎重なものが3件記されていた。防衛費については、GDP(国内総生産)比2%という北大西洋条約機構(NATO)の目標並みを「5~10年で達成」、GDP比で「3倍に増額」など、自民党の要求を後押しするような意見が並んだ。

政府は3文書の改定に向け、月内にも新たな有識者会議を設け、財源を含めて検討する方向だというが、実質的な活動期間は3カ月ほどしかない。政府の方針をただ追認する機関となってはならない。【朝日】

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8.29「日米共同訓練反対」集会 —空自小松基地正面ゲート前—

8.29日米共同訓練反対集会

                                            午前7時30分小松空自基地正面ゲート前

=次    第=

7:30 司  会   県平和運動センター     本田 良成  事務局長

7:32 主催者挨拶  県平和運動センター     宮岸 健一(共同)代表

私は県平和運動センター共同代表、県教組の宮岸です。さて、ペロシ米下院議長の「訪台強行」を契機として、米中の軍事的緊張が一挙に高まっています。こうした中で防衛省は、8月29日から9月2日にかけ航空自衛隊小松基地を拠点として、三沢基地の米軍第35戦闘航空団のF16戦闘機と小松基地所属のF15戦闘機による日米共同訓練を行うことを発表しました。小松での日米共同訓練は、2019年10月以来、13回目となります。

既に5月の日米共同宣言では「台湾有事」に「日米が共同で対処する」ことを、岸田政権とバイデン政権は明らかにしており、小松基地沖での戦闘訓練は「台湾有事」にむけた、文字通りの戦争準備に他なりません。ロシアのウクライナ侵略を活用して「日本もウクライナのようにならないように」と岸田政権は防衛費を増額し、先制攻撃が可能な体制づくりをしています。私たちは、小松基地が日本海側最大の、対中国、対ロシア、対北朝鮮への先制攻撃拠点になることを絶対に認めるわけに生きません。

また、今回の共同訓練に参加する小松基地のF15戦闘機については、今年1月31日離着1分後に墜落事故を起こし、事故原因もパイロットの責任にされたまま、納得のいかない形で訓練再開が強行されている戦闘機です。その意味では、小松上空で飛行訓練が行われるということは、夏休みを終え新学期のスタートをじっくり落ち着いた環境の中で学習したい児童生徒たちや多くの市民に不安な気持ちを与えるだけでなく、一歩 間違えば県民に大惨事が起こってもおかしくないことを鑑み、私たちは声を大にして「日米共同訓練」に反対しなければいけません。

本日は、私たちの思いを再度確認するとともに、これからの「幸せで平和な暮らし」のために歩みを止めることなく、思いを共有する仲間を増やし展開していくことをお伝えし、主催者を代表しての挨拶とさせていただきます。ともにがんばりましょう!

7:40 地元の挨拶  小松基地爆音訴訟連絡会   庭田 茂男  事務局長

7:45 政党挨拶   社民党石川県連合      盛本 芳久  代表

7:50 シュプレヒコール 小松基地爆音訴訟連絡会 池田 喜久  幹事

7:58 団結頑張ろう 県平和運動センター     的場 逹也(共同)代表

シュプレヒコール(2回づつ)

◇日米共同訓練反対!       ◇F35A戦闘機配備に反対するぞ!

◇先制攻撃基地化反対!      ◇戦争準備を許さないぞ!

◇小松基地を強化するな!     ◇静かで平和な空を守るぞ!

◇軍事費の倍増反対!       ◇「戦争のできる国」づくり反対!

◇ウクライナ侵略戦争反対!    ◇安倍元首相の「国葬」反対!

◇憲法改悪は許さないぞ!     ◇小松市民と連帯して闘うぞ!

◇我々は闘うぞ!闘うぞ!

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岸田総理の原発政策転換表明に対する抗議声明

岸田総理の原発政策方針転換表明に対する抗議声明

 岸田総理は8月24日、脱炭素社会の実現に向けた「GX(グリーントランスフォーメーション)実行会議」において原発の新増設や建て替えの検討を進める考えを示しました。さらに原則40年、例外60年の運転期間のさらなる延長の検討や再稼働の加速に向け国が前面に立っていく決意も表明し、原発回帰の姿勢を鮮明にしました。福島事故後、安倍政権を含めた歴代政権は「新増設や建て替えは想定していない」とし、曲がりなりにも「原発依存を低減する」方針を掲げ続てきましたが、今回の岸田発言はこの間の政府方針を一気に転換させるものです。原発依存を長期化させ、将来世代に残る負の遺産をさらに深刻化させる重大な過ちであり、私たちは以下の理由により抗議し、ただちに撤回を求めます。

  • 福島第一原発事故の教訓を反故にするもの

社会や自然環境に甚大、深刻な被害を及ぼした事故から12年目に入りましたが、いまだ緊急事態宣言は発令中であり、事故原因の究明は道半ば、廃炉作業の見通しも立っていません。多くの住民が故郷を追われ、生業を失い、家族を引き裂かれ、賠償も不十分なまま。多くの子どもたちが小児甲状腺がんを患い、悲痛な声をあげていますが、岸田総理は事故の教訓に真摯に向き合う姿勢が微塵もありません。

  • 求められる政策転換に逆行

高レベル放射性廃棄物の最終処分は行き詰まり、核燃料サイクルは頓挫し、使用済み核燃料は溜まり続け、保管されるプルトニウムにも国際社会から厳しい視線が向けられています。廃炉が決まった24基の商業用原発の廃炉作業も課題山積です。ロシアのウクライナ侵略は原発への武力攻撃のリスクも顕在化しました。原発依存に未来はありません。脱炭素にも電力需給逼迫の解決にも役立ちません。いま求められるのは再生可能エネルギーのより一層の推進や需給調整のための仕組みづくりです。

  • さらなる安全軽視と懸念される圧力行政

「GX実行会議」が想定する新規建設原発は「次世代型原発」と呼ばれるものです。長年にわたる開発の歴史はありますが、いまだ技術的裏付けはなく、経済性を疑問視する声も根強く存在します。安全軽視でコスト削減という原子力開発の歴史が繰り返されるのではと危惧されます。さらなる長期運転の検討も電力業界のコスト高対策に応えたもので安全確保は二の次、そもそも40年超運転すら危険です。再稼働が進まないのはテロ対策の不備や避難計画の不備、電力会社の説明不足などが主要な要因であり、今後、規制委や関係自治体への圧力、安全審査の手抜きが懸念されます。

  • 非民主的政策決定

今回の唐突な政策転換表明に多くの国民は驚きました。7月の参議院選挙に臨む自民党の政策集をみても「安全が確認された原子力の最大限の活用」とはありますが、新増設には触れておらず、選挙期間中の岸田総理の発言も同様でした。直近の国政選挙で国民に争点を提示せず、原発推進の産業界や電力会社の幹部も加わった非公開の「DX実行会議」で重要な政策転換を図る非民主的で姑息な手法は到底国民の理解を得られるものではありません。

2022年8月29日

さよなら!志賀原発ネットワーク

志賀原発を廃炉に!訴訟原告団

石川県平和運動センター

原水爆禁止石川県民会議

社民党石川県連合

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羽咋市 岸「新」市長に「原子力防災・安全協定」で要望

8月25日、原告団は県内4団体とともに羽咋市役所を訪れ、「原子力防災計画・安全協定に関する質問書」を提出しました。未だ回答していない志賀町、先月の七尾市に続き3箇所目の自治体訪問です。
当日同行したのは、原告団のほか「さよなら!志賀原発ネットワーク」や石川県平和運動センター、原水禁県民会議、社民党県連の代表に加え、地元羽咋市や宝達志水町の住民、浅野羽咋市議を含めて計12名。残念ながら岸博一市長は出席せず、山本総務部長など3名の担当職員が約1時間20分にわたって対応しました。
予め送付された「質問書」に市担当者が口頭で回答し、それに対して参加者が質問や意見、要望を述べる形で進行しました。

最初に環境安全課長が「原発は一酸化炭素を排出しないため、地球温暖化防止の観点からも優れている」と、どこかで聞いたような話を始めたので、参加者一同びっくりしました。しかし引き続いて同課長は、山辺前市長が北陸電力に求めた「再稼働の事前了解など、立地自治体である志賀町と同等の権限を持つ安全協定の締結を七尾市・中能登町と共同で求めていく方針は岸市政でも変わらない」と回答しました。

原告団の北野さんは「国や県の防災計画は、ある程度の被曝を前提とした避難計画。それにしたがって市が『被曝やむなし』とするなら、ちゃんと市民に説明すべきだ。それをやらずに『大丈夫ですよ』と言ったら、羽咋市民を騙(だま)すことになる」と指摘しました。
地元羽咋市在住のIさんは、津波に対する市の警戒情報紙を示しながら「原発事故の際の避難計画についても、これくらい詳細なパンフレットを作って周知してほしい」と求めました。
福島から金沢に避難してきた原告団の浅田正文さんは、11年前の避難の際に途方に暮れ、戸惑った経験を具体的に語り、万一の際の自治体職員の注意喚起が大切であり、それが地域住民の運命を左右することを訴えました。市職員のみなさんが身を乗り出して聴いていたのが印象的でした。

「志賀原発を廃炉に!」訴訟原告団HP  より(無断転載)

 

 

 

 

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原子力防災計画・安全協定に関する質問書

2022年8月25日

羽 咋 市 長

岸   博 一 様

さよなら!志賀原発ネットワーク

志賀原発を廃炉に!訴訟原告団

石川県平和運動センター

原水爆禁止石川県民会議

社民党石川県連合

 

原子力防災計画・安全協定に関する質問書

 

東京電力福島第一原発事故から11年5カ月が経過しました。いまだ原子力緊急事態宣言は発令中であり、事故収束の目途は立っていません。今なお羽咋市の人口の約1.5倍となる30、226人(2022.5月時点)もの人たちが故郷を追われ、避難生活を強いられています。過酷な避難行動や長引く避難生活の中で亡くなられた震災関連連死とされる人は2,333人を数えます。

福島原発事故で安全神話が崩壊した中、新たに発足した原子力規制委員会(以下「規制委」)は「重大事故は起こりうる」との前提に立った原子力災害対策指針(以下「指針」)を作成し、原子力防災体制は大転換が図られました。

これにより羽咋市は市内全域が志賀原発の原子力災害対策重点区域となり、地域防災計画原子力災害対策編(以下「防災計画」)と羽咋市広域避難計画(以下「避難計画」)が策定されました。羽咋市は、福島原発事故前から市独自で学校や保育所にヨウ素剤を配備するなど、原子力防災に積極的に取り組む自治体であったことは承知しています。しかし、万が一志賀原発に重大事故が起これば、羽咋市内には志賀町や七尾市、中能登町から避難住民が押し寄せ、金沢方向へと避難していきます。中能登の交通の要衝・羽咋市は大渋滞、大混乱の中、果たして市民の安全を確保することはできるのでしょうか。

一方、自治体が志賀原発の安全規制に関与する根拠となる原子力安全協定(以下「安全協定」)も、いまだ締結には至っていません。山辺前市長は七尾市、中能登町とともに立地町と同等の権利を盛り込んだ安全協定を求めてきましたが、一昨年11月に就任された岸新市長は、この間の取り組みをどのように継承し、前進させていくのか、羽咋市民のみならず多くの県民が注目しています。

原子力防災にゴールはないと言われます。安全協定による自治体の関与も、再稼働の是非に関係なく廃炉作業が完了するまで求められます。常に課題を確認し、計画や協定の策定・改定を重ねる努力が不可欠です。同時に現時点での到達点、そして未達成の課題について市民の前に明らかにし、広く共通認識を形成し、原発についての議論を深めていくことが重要だと私たちは考えます。そのような思いから、以下質問をさせていただきます。

1 防災計画および安全協定の前提となる問題について

  • 志賀原発は安全神話の下で設置が許可され、運転が開始された。この間、羽咋市に立地の諾否を問われることはなかった。安全神話が崩壊したいま、羽咋市全域が放射能で汚染されるリスク、全市民が避難を強いられるリスクに晒されている。国の一元的管理の下にある原子力行政=「国策」によって地方自治体と住民が翻弄されている現状について、市長はどのように受け止めているか。
  • 福島原発事故後に国が採用した国際原子力機関(IAEA)の安全基準(深層防護)では、防災計画・避難計画の実効性確保も安全基準の一つとされている。羽咋市が策定した防災計画に住民を守れる実効性はあるのか、残された課題はないか、避難の現場を預かる自治体の判断が問われている。自治体が原子力規制に関与する根拠となる安全協定を締結し、活用することも重要である。防災計画・避難計画と安全協定は、自治体が原子力災害から住民を守るための二本柱であり、羽咋市の自治力が問われている。両課題に取り組む市長の認識と決意を聞く。

2 安全協定の締結に向けて

  • 山辺芳宣前市長は、志賀町と同等の権利を盛り込んだ安全協定を北陸電力に求めてきた。この方針は岸市政でも継続されると受け止めてよいか。
  • 安全協定の締結にあたっては、北電との粘り強い交渉に加え、県や他の関係市町との連携、さらには市民の支援が不可欠だと思うが、今後の市長の取り組み方針について聞く

3 防災計画・避難計画の総論的課題について

  • 避難計画の目的は、国の指針や県の防災計画に従い、「住民等の被ばくをできるだけ低減する」とある。被ばくの回避ではなく、ある程度の被ばくを前提とした避難計画である。これでは住民を守る計画とは言えないのではないか。住民は了解しているか。
  • 「できるだけ低減」では上限とする被ばく線量が不明である。上限値を国や県に確認し住民の了解を得ること、上限値を超えない計画であることを防災訓練やシミュレーションなどで確認していくことが不可欠だと思うがどうか。
  • 内閣府は地域防災計画・避難計画等の具体化・充実化を支援するため志賀地域原子力防災協議会を設置し、県は構成員として参加している。これまで作業部会が7回開催されているが、協議内容について県から報告を受けているか。
  • 志賀地域原子力防災協議会へのオブザーバー参加を求め、羽咋市の課題を積極的に提起していく考えはないか。

4 基本的な避難行動について

  • 全面緊急事態(EAL3)の判断があった場合、志賀町の住民だけでなく、プルームの拡散状況によっては七尾市や中能登町の住民も含め羽咋市内を通過し、金沢方面へ向かって避難する。市内全域がUPZである羽咋市では、こうした状況にあっても空間線量が一定レベルに上がるまで市民には屋内退避が求められることを、市は市民に周知しているか。市民は理解し、納得しているか。羽咋市内へ避難指示が出ても、渋滞ですぐに避難行動を開始できないこともありうると思うがどうか。
  • 余喜地区や邑知地区、神子原地区は氷見市方向への避難を想定することも重要だと思われる。富山県との協議は県に一任か、それとも羽咋市も積極的に関与しているのか。
  • 安定ヨウ素剤の配布について、県は避難行動時にドライブスルー方式で配布する方法を想定している。具体的な実施場所、人員配置、説明者など検討しているか。プルーム到着後の配布となるが、配布遅れや配布漏れなど課題はないか。事前配布を行う考えはないか。

5 長期避難への対応について

  • 原子力災害対策指針は福島第一原発事故と同程度(セシウム137で1万テラベクレル相当)の事故は起こりうるとの想定で策定されている。広域かつ大量の放射性物質の放出による避難の長期化を想定した避難計画が求められる。防災計画では「長期避難への対応」の項目があるが、長期避難はどの程度の期間を想定しているか。
  • 避難が長期に及ぶかもしれない、帰れない可能性もあるということについて、住民への周知は徹底されているか。
  • 避難生活が長期化した場合の住民への支援(住居、仕事、子どもの保育・教育環境、健康管理、損害賠償請求など)について、市の基本的な考え方を聞く。
  • 原子力災害応急対策として実施された立ち入り制限、交通規制、飲料水・飲食物の摂取制限及び農水産物の採取・出荷制限等の各種制限措置の解除の基準は把握しているか。

6 児童、生徒の避難について

  • 市内の小中学校、保育園、幼稚園での児童・生徒の保護者引き渡し開始は警戒事態発生時か、敷地施設緊急事態に至った段階か。
  • 全面緊急事態に至るまで引き渡し出来なかった児童生徒がいる場合、あるいは避難に緊急を要する場合(福島原発事故では地震から1時間50分後、非常用炉心冷却装置不作動=EAL3に該当)は小中学校の単位で避難場所への避難もありうる。最大で児童・生徒1,266人(2021年度)の移動に必要なバスは確保できるか。学校と保護者の避難先が異なることも多いと思われるが、避難先での児童・生徒の引き渡し方法は検討しているか。
  • 保護者がいずれも市職員や消防署員、学校教職員、医療・福祉関係など防災業務に携わる立場にある児童・生徒への対応は検討しているか。
  • 市内3つの高校の避難計画の概要と市外から市内の高校へ通う高校生への対応、市外の高校へ通学する高校生への対応について聞く。
  • とくに乳幼児・児童・生徒の場合、初期甲状腺被ばくのスクリーニング検査は重要だが、その体制を聞く。

7 在宅の避難行動要支援者の避難について

  • 在宅の避難行動要支援者のうち福祉避難所への避難が必要な住民は何人か。避難に必要な車椅子専用車両、ストレッチャー専用車両、車椅子・ストレッチャー専用車両の台数はそれぞれ何台か。現在手配できる車両はそれぞれ何台か。
  • 放射線防護施設を備えた施設は、邑知中学校と公立羽咋病院だけである。邑知中学校の受け入れ可能人数は、付添人を含め250人程度とされているが、市内で把握できている「避難の実施に通常以上の時間がかかり、避難行動により健康リスクが高まる避難行動要支援者」は何人か。食糧、医療、介護など屋内退避生活を支える体制は整えられているか。

8 複合災害への対応について

  • 地震や津波、暴風雪などの自然災害との複合災害時、住民は直面する命を脅かす自然災害に対する避難行動を優先せざるを得ない。原子力防災計画は機能しないことを認め、防災計画にも明記すべきではないか。
  • 感染症の流行はいつ起きても不思議ではなく、恒常的な対策が求められる。避難所に求められる1人当たりの面積についても従来の2倍以上を基本し、早急に避難元地域と避難先施設のマッチィングの見直しを行うべきではないか。

9 計画の実施体制について

  • 代替庁舎を具体的に特定した業務継続計画は策定されているか。
  • 防災計画の実施には市職員だけでなく警察や消防、学校関係者、医療・福祉関係者、民間事業者など多く「防災業務関係者」の活動が求められ、防災ボランティアの活用方針も示されている。一方、避難計画では「防災業務関係者の被ばく管理」として、実効線量限度が50mSv/年である放射線業務従事者を参考とするとし、「できるだけ少なくする努力が必要」としている。極めてあいまいで、防災業務関係者の安全が守られるとは思えない。国に対して明確な基準と健康障害が出た場合の補償体制を明示するよう求めるべきではないか。
カテゴリー: 人権, 住民の暮らしに直結する課題, 全国・中央・北信越, 原水禁, 友誼団体, 反核・脱原発, 志賀原発, 環境(原水禁、核燃、放射能・食品汚染) | 原子力防災計画・安全協定に関する質問書 はコメントを受け付けていません

8.9金沢地区平和C『被曝77周年原水爆禁止反核平和行進』

   
8月9日18:15、金沢地区平和センターは、『被曝77周年 原水禁反核・平和行進』及び集会を約100名の参加で実現しました。コロナ対策にご協力いただきながら、原水禁世界大会(広島・長崎・福島)にあわせ、平和行進を金沢で開催できたことは意義があったと考えます。
    とりわけ、出発集会で発言をお願いした皆様(原水爆禁止広島大会に参加した北鉄労組大脇さん、社民党盛本芳久県連代表、原水爆禁止石川県民会議の宮岸健一代表委員)に感謝申し上げます。
    今後とも、反核・平和の運動を継続し、岸田政権による、ロシアのウクライナ侵略や中国の「台湾(武力)統一」を活用して「戦争する国」にむけた軍備増強と憲法改悪を阻止するため、力をあわせていきたいと考えます。あらためて、皆様のご協力に心から感謝いたします。
                                                                    金沢地区平和運動センター谷口議長・尾崎事務局長
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