5.31北海道電力「泊原発」差止め判決を受けた「志賀原発を廃炉に!」訴訟原告団声明

泊原発差止め判決を受けての志賀原告団声明

札幌地裁(谷口哲也裁判長)は5月31日、道内の住民ら1201人が北海道電力に対し、泊原発の廃炉、運転の禁止、使用済み核燃料の撤去を求めた訴訟で、「津波に対する安全性の基準を満たしていない」との理由から運転の差し止めを命じる判決を下しました。原発のない北海道への大きな一歩であり、一進一退を続ける全国の原発訴訟にも大きな波及効果をもたらす画期的な判決です。

志賀原発の運転差止めを求める金沢訴訟に与える影響を以下2点に絞って指摘します。

泊原発と志賀原発の差止訴訟には多くの共通点があります。特に注目すべきは、規制委の新規制基準適合性審査の遅れと、並行する差止め訴訟の長期化です。北海道電力は、泊原発の安全性を主張する一方で、規制委の審査をクリアするのを待って詳しい主張を展開するとしてきました。北陸電力も、規制委が敷地内断層の審査中であることを理由に結審の先延ばしを主張し、さらにこの4年間の口頭弁論では審査会合の報告に終始してきました。

札幌地裁は北海道電力のよる主張立証のサボタージュに対して「これを訴訟上正当化することは難しい」とし、ついにレッドカードを突きつけました。司法の独立性、主体性を発揮した札幌地裁に対して、金沢地裁は「原子力規制員会の判断を待つ」「規制委の判断に従う」とし、北陸電力の主張立証のサボタージュを自ら促してきました。金沢地裁はこの間の規制委追随、司法の責任を放棄した訴訟指揮を猛省し、ただちに方針の転換を図るべきです。

札幌地裁判決でもう一点注目すべきは、津波対策のみならず、敷地内地盤の安定性や地震に対する安全性、火山事象に対する安全性、そして防災計画の適否について、いずれか一つでも欠ける場合は人格権侵害のおそれを認めるとしたことです。泊原発は津波対策に欠け、「その余の争点について判断するまでもなく」差止めを認めています。

志賀原発の場合、私たちは敷地内断層の問題だけではなく周辺活断層による揺れや防災計画の不備など志賀原発の危険性をあらゆる角度から指摘し、人格権侵害のおそれを主張しています。敷地内断層が活断層であれば、その余の争点について判断するまでもありません。また、仮に敷地内断層の活動性が否定されようとも、それをもって志賀原発の周辺住民に対する人格権侵害のおそれなしとならないことは自明です。新規制基準に関わる地震動や重大事故等対処施設関係、さらには防災計画の実効性の有無など、一つでも欠ける点がないか北陸電力には規制委の審査を待つことなく、迅速かつ詳細な主張立証が求められます。規制委追随で司法の信頼を失墜させてきた金沢地裁は、今こそ信頼回復に向け、あるべき原発訴訟の姿を国民の前に見せるべきです。

行政の一組織である規制委に追随する金沢地裁の姿に、私たちは日本国憲法に定められた三権分立の危機を感じてきました。今回の札幌地裁の判決は、金沢地裁の姿がいかに司法の道をはずれたものであるかを浮き彫りにするものであり、私たちは高く評価します。今回の札幌地裁判決を機にあらためて「裁判で原発を止める」決意を新たにし、志賀原発の廃炉へ向かって邁進する決意をここに表明します。

  2022年6月6日

 志賀原発を廃炉に!訴訟原告団

カテゴリー: PEACE石川(機関紙), トピックス, 人権, 住民の暮らしに直結する課題, 全国・中央・北信越, 原水禁, 友誼団体, 反戦・平和, 反核・脱原発, 志賀原発, 環境(原水禁、核燃、放射能・食品汚染), 脱原発・核燃 | 5.31北海道電力「泊原発」差止め判決を受けた「志賀原発を廃炉に!」訴訟原告団声明 はコメントを受け付けていません

北海道電力 泊原発の運転差止め判決を支持する原水禁国民会議の声明

5月31日、札幌地裁(谷口哲也裁判長)は、道内の住民ら約1200人が北海道電力(以下北電)に対し、泊原発の廃炉、運転の禁止、使用済み核燃料の撤去を求めた訴訟で、一部原告の主張を認め運転差し止めを命じる判決を下しました。

判決は、安全かどうかの立証責任は、本来原告が担うべきだが、安全性に関する資料を北電が所持していることから北電側に立証責任があるとして、北電はこの責任を尽くしているとは言えないとしました。その上で、防潮堤の液状化や沈下の可能性、今後建設するとしている新しい防潮堤の構造などを北電は明らかにせず、現状では津波を防ぐことのできる防護施設は存在せず、設置基準を満たしていないと結論づけています。電力会社側へ安全への立証責任を求めることは当然と言えます。

判決は、原発事故が半径30キロ圏内の住民への健康被害を引き起こす可能性があるとして、その範囲に住む住民の人格権の侵害を認定しています。人格権は日本国憲法13条の幸福追求権によって認められている基本的人権の一つであり、原発周辺で生活する住民にとって、基本的人権を蹂躙された状態で、原発が再稼働すること自体あってはなりません。原水禁は、原発事故の可能性を適格に認定し、人格権を侵害する可能性を認めた裁判所の姿勢を強く支持します。

北電は、規制委員会の審査が終了していないことを理由に、審理の引き延ばしを図ってきました。提訴から10年以上たって裁判が長期化した原因が、原子力規制委員会の審査を理由に、安全性を具体的に立証しようとしない北電側にあることについても触れ、「これ以上審理を続けることを正当化するのは難しい」としました。中部電力浜岡原発や北陸電力志賀原発など、提訴から10年を超える裁判が存在します。自ら立証しようとせず規制委員会の審査に託す電力会社の思惑をきびしく糾弾した判決は、今後の原発訴訟に大きく影響を与えるもので、司法の役割を果たしたものとして、原水禁は大きく評価します。

政府は、同日示した「骨太の方針」において「原子力を最大限活用する」と明記しました。岸田政権がうたう「新しい資本主義」のグランドデザインと実行計画案においても、原子力を最大限活用するとし、今後10年間のエネルギー政策についてのロードマップを取りまとめるとしています。

原水禁は昨年、新たなエネルギー社会の展望を描く「脱原発・脱炭素社会の構想」をまとめました。再生可能エネルギー推進と脱原発の国際的潮流に向き合い、社会全体の構造的な転換を図る必要があると考えます。

政府・北電は、上級審での判決確定まで強制力はないものの、今回の運転差し止めという司法の判断を重く受け止め、安全性の課題の残る泊原発は直ちに廃炉とし、再生可能エネルギーの推進に転換することを強く求めます。

2022年6月1日

原子爆禁止日本国民会議

共同議長 川野浩一

                                                       〃             金子哲夫

                                                       〃             藤本泰成

カテゴリー: 人権, 住民の暮らしに直結する課題, 全国・中央・北信越, 反核・脱原発, 環境(原水禁、核燃、放射能・食品汚染) | 北海道電力 泊原発の運転差止め判決を支持する原水禁国民会議の声明 はコメントを受け付けていません

5.26原水禁石川県民会議 2022年度定期総会

総会アピール(案)

 ロシア・プーチン政権が2月24日に開始したウクライナへの軍事侵略は、ウクライナの人々の命がけの闘いによって、ロシア軍は一部撤退をしなければならないほど追い込まれています。しかし、ロシア軍の攻撃は続行しており、罪もない人々への無差別殺戮は繰り返されています。首都キエフの近郊ブチャでは後ろ手をロープで巻かれ、頭を撃ち抜かれたいくつもの死体が路上に放置されていました。厳しく糾弾されなければなりません。

    その上、プーチン政権は、ウクライナの2つの原子力発電所(チェルノブイリとサボロジエ)を攻撃しました。稼働中の原発が戦争で攻撃対象になったことは初めてであり、原発が破壊されれば想像を絶する放射能被害がヨーロッパ全土に拡大することから、世界は震撼しました。

   プーチン政権は、当初の思惑どおりに進まないことに焦りを募らせ、必要に迫られれば「核兵器の使用も辞さない」と威嚇し続けていますが、そのことがかえって非同盟・中立を維持してきたフィンランドとスウェーデンをNATO加盟申請に踏み切らせています。

    私たちは、第3次世界大戦(核戦争)にもつながりかねないこの現状を世界の人々と固く連帯して、絶対に止めなければなりません。

    ロシアのウクライナ侵略は、自国の利益を優先した結果であり、国連の機能不全が露呈したことを意味します。また、「核抑止論」が幻想に過ぎないことを世界の人々に告げ知らせました。

    それにもかかわらず、この機に乗じて日本では「非核3原則」を見直し、米国と核兵器を共同保有すべきという「核共有」(安倍元首相)発言がなされています。また、5月23日に開催した日米首脳会談では、米国の「核の傘」による「拡大抑止」を確認しています。

    これらの発言は、世界で唯一の戦争被爆国として長い間「核廃絶」の闘いを積み上げてきた私たちの運動を踏みにじるものです。そしてまた、今もなお放射能被害に苦しむ被爆者、3・11フクシマ原発事故で被害にあった全ての人たちを足蹴にするものであり、日本を核戦争に導くものに他なりません。

    志賀原発廃炉に!訴訟は10年目を迎えましたが、早期の結審を求める私たちに対し、「原子力規制委員会の判断待ち」という形で司法は責任放棄しています。しかし、私たちはあきらめません。私たちは「NO! WAR」「ロシア軍はウクライナから撤退せよ」を掲げ、核戦争の危機を突破するために核廃絶と戦争反対、脱原発を求めて闘いの輪をさらに押し広げようでありませんか。

    以上を訴えて総会アピールとします。

                           2022年5月26日

原水禁石川定期総会参加者一同

カテゴリー: 人権, 住民の暮らしに直結する課題, 全国・中央・北信越, 原水禁, 友誼団体, 反核・脱原発, 核兵器・放射能・核開発, 環境(原水禁、核燃、放射能・食品汚染), 脱原発・核燃 | 5.26原水禁石川県民会議 2022年度定期総会 はコメントを受け付けていません

本当に どうしてこんな悲惨なことが白昼堂々と

どうして止められないのだろうか・・

嘘であってほしい・・と ・信じがたい事の・悲しい現実ですね

(ロシアのウクライナ侵略に抗い、虐殺に抗して  志田弘子さんより   原水禁石川事務局「注」)

  ちいさな墨絵 1枚

母子、離れたくない!

カテゴリー: トピックス, 人権, 住民の暮らしに直結する課題, 全国・中央・北信越, 友誼団体, 反戦・平和, 反核・脱原発, 核兵器・放射能・核開発, 環境(原水禁、核燃、放射能・食品汚染), 護憲・憲法改悪反対・教育・歴史 | 本当に どうしてこんな悲惨なことが白昼堂々と はコメントを受け付けていません

5.3憲法施行75年記念集会(11:30四校記念公園 護憲集会 14:00歌劇座大ホール 改憲NO発議NO集会

11:30から行なわれた県憲法を守る会主催の「護憲集会」とデモ行進

集会アピール(後日、掲載)

14:30から行なわれた憲法施行75周年記念「憲法改悪NO!発議NO!」県民集会、歌劇座一階は間隔を置いて座り、ほぼ満杯  集会後、広坂、香林坊、片町経由で竪町小公園へ。

集会アピール(案)

 日本国憲法は、施行75周年を迎えました。私たちは、これまでとは一線を画するような危機の中、本日を迎えていることに深い憂慮を表明します。

新型コロナウイルス感染症を、改憲に利用する悪質な目論見が進行しています。緊急事態条項の創設を突破口にする改憲です。国会を停止し憲法をも停止する「緊急事態条項」は、戦時体制をつくる要であり、すべての人権条項を停止する戒厳令条項と言わなければなりません。首相が「政令」で支配する独裁化の恐ろしさは、ナチス政権の歴史が教えています。昨秋の衆院選で4分の3の改憲勢力を得た自民党・公明党、日本維新の会、国民民主党の各党は、憲法審査会の頻繁な開催を促し、早ければこの7月の参院選後にも、憲法「改正」の発議を目論んでいます。

さらに、改憲の動きを加速させているのは、2月24日に強行されたロシアによるウクライナへの軍事侵略です。攻撃の拡大により、20000人以上の市民の犠牲、1000万人以上が国内外への避難を余儀なくされているとも報じられています。民間人への虐殺や残虐行為は、国際人道法に違反する戦争犯罪であり、決して許されません。他方、ウクライナへの米欧の軍事支援の拡大は、軍事的なエスカレーションを引き起こし、流血の惨事はむしろ拡大するばかりです。プーチン政権は核使用の威嚇を繰り返し、核戦争を含む第3次世界大戦の危機さえ高まっています。

私たちは、戦禍に倒れた人々を哀悼するとともに、国際法違反のロシアの軍事侵略を糾弾し断固抗議します。そして、この侵略に粘り強く抵抗するウクライナの労働者・市民、弾圧に屈せず「反戦デモ」を闘うロシアの労働者・市民と連帯します。即時停戦、ロシアには軍の撤退を求めるとともに、日本政府ならびに国際社会には停戦和平のための平和仲介に、不退転の決意で臨むよう強く求めるものです。

改憲勢力は、このロシアの軍事侵略を中国や「北朝鮮」になぞらえ、不安を煽り、軍事力増強の制約である平和憲法の「改正」が必要であると声高に叫んでいます。小野寺元防衛大臣は、「今だから、自国は自国民の力で守ることが大事。現実に起きていることを教訓とすべき」と発言しました。安倍元首相は日米での「核共有」に言及するとともに、敵基地攻撃能力では、敵地の中枢を攻撃対象とすべきと発言し、自民党安全保障調査会の報告に盛り込まれました。国民を戦禍に巻き込まないという政治の最大責務をかなぐり捨てた暴論です。市民の平和的生存権は、武力で守れません。その歴史的な真理にもとづく「平和憲法」の存在意義はさらに高まっています。

私たちは、戦争による人々の苦難に乗じ、それを9条改憲、人権制約の改憲に利用しようとする改憲勢力の企てを許しません。足元では、金沢市庁舎前広場における市民の表現の自由を取り戻し、マイナンバー制度からプライバシー権を守り抜くたたかいに結集します。そして、強行しようとしている小松基地の先制攻撃基地化を阻止します。

今こそ平和憲法を高らかに掲げ、反戦平和に立ち上がっている世界の労働者・市民すべての人々と連帯しましょう。この石川から、憲法改悪、戦争体制にストップをかけ、平和憲法を守り育てようとの声を一緒に挙げて行こうではありませんか。

以上、アピールします。

2022年5月3日  憲法施行75周年記念護憲集会 参加者一同

カテゴリー: PEACE石川(機関紙), トピックス, 人権, 住民の暮らしに直結する課題, 反戦・平和, 反核・脱原発, 環境(原水禁、核燃、放射能・食品汚染), 護憲・憲法改悪反対・教育・歴史, 護憲・憲法改悪反対 | 5.3憲法施行75年記念集会(11:30四校記念公園 護憲集会 14:00歌劇座大ホール 改憲NO発議NO集会 はコメントを受け付けていません

5.3憲法記念日の集会・闘いについて(4.25記者会見)

4.25記者会見(憲法改悪NO!市民アクションいしかわ)

カテゴリー: トピックス, 人権, 住民の暮らしに直結する課題, 全国・中央・北信越, 反戦・平和, 護憲・憲法改悪反対・教育・歴史, 護憲・憲法改悪反対 | 5.3憲法記念日の集会・闘いについて(4.25記者会見) はコメントを受け付けていません

フォーラム平和・人権・環境 第24回 総会決議

2月24日、ロシア軍はウクライナ国境を越えて軍事侵攻を開始しました。ロシアは、国連憲章51条で保障される集団的自衛権の行使であり、あくまでも自衛のための軍事侵攻であると主張していますが、全く同意できるものではありません。国連憲章2条4項が禁じる「武力による威嚇・武力の行使」であることは明確です。どのような理由があろうとも、他国への軍事侵攻を許すことはできません。平和フォーラムは、ロシアの行為は平和を踏みにじり人の命を奪う人道上許されざるものとして、きびしく糾弾します。

軍事侵攻から2ヵ月になろうとしています。ウクライナのニュースサイト「ウクライナ・プラウダ」などの報道では、キーウ周辺での市民の犠牲者は1200人以上で、今後さらに増えるものと考えられます。英国の国際通信社「ロイター通信」は、激戦が繰り広げられている東部マリウポリで、市民の少なくとも2万人以上が殺害されていると伝えられています。また、国連難民高等弁務官事務所によれば、戦火を逃れ避難を余儀なくされている市民は、ウクライナの人口の4分の1にあたる1000万人以上に達し、その内半数の500万人は国外に脱出したとされています。
ロシア軍とウクライナ軍の戦闘が、連日報道されていますが、ウクライナ軍の戦死者は、ウクライナの発表では2500人から3000人に達するとされ、ロシア軍をあわせると、その犠牲は計り知れません。EUは、この間15億ユーロ(約2040億円)の軍事支援を行い、米国やNATO諸国からも大量の武器援助が行われています。このような中で、米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長は、ウクライナでの戦闘が「数年間」に及び、長期化する可能性があるとの考えを示しています。
戦火が長引けば、市民の犠牲がさらに増すことは自明であり、ウクライナへの軍事支援が、戦闘の長期化をもたらすことは確実です。全ての国が今なすべきことは、ウクライナにおける停戦の実現であり、対話による平和の実現です。そのことにより、多くの命が救われることを何よりも優先すべきです。
しかし、日本においては、この機に便乗して「核シェアリング」や「敵基地攻撃能力」の導入やGDP2%の防衛費など、軍備の増強を図ろうとする声があがっています。国の安全保障を軍備の増強と核抑止に頼ることは、軍拡競争と地域の対立をあおることに他なりません。ウクライナの現実を見るとき、私たちは平和外交の重要性をしっかりと認識しなくてはなりません。
敗戦後、日本は日本国憲法第9条1項で「戦争の放棄」を、2項において「戦力の不保持と交戦権の否認」を決定しました。1946年6月26日の衆議院本会議において、吉田茂首相は9条は1項と2項をセットで「自衛権」をも否定するとして、「近年の戦争は多く自衛の名に於いて戦われたのであります。満州事変然り、大東亜戦争亦然りであります」と述べています。憲法9条は、世界に平和の理想を示すものであり、世界の平和を牽引する理念です。私たち日本人は、その理想の旗を振って世界に訴えなくてはなりません。ぶれることなく不戦の決意を伝えなくてはなりません。
平和フォーラムは、ウクライナ市民の凄惨な現実を直視し、自らの歴史にしっかりと向き合い、平和への揺るがないとりくみを進めていく決意を表明します。

2022年4月21日
フォーラム平和・人権・環境(平和フォーラム)
第24回総会参加者一同

カテゴリー: PEACE石川(機関紙), トピックス, 人権, 住民の暮らしに直結する課題, 全国・中央・北信越 | フォーラム平和・人権・環境 第24回 総会決議 はコメントを受け付けていません

米国の臨界前核実験に抗議し、核兵器廃絶を求める声明

米国の臨界前核実験に抗議し、核兵器廃絶を求める声明

  2021年6月22日と9月16日に米国が臨界前核実験を行っていたと報じられています。核兵器廃絶をめざし運動に取り組んできた原水爆禁止日本国民会議は、このことに対し心の底からの怒りを込めて、強く抗議します。

  米国は包括的核実験禁止条約(CTBT)をこれまで批准せず、未臨界実験を繰り返してきました。この間も、米国は核兵器の近代化のために欠くことのできないものとして、オバマ政権下で4回、トランプ政権下で3回の実験を繰り返してきました。このことがCTBTの意義を矮小化し、核兵器のリスクを高めることにつながっています。バイデン政権は、臨界前核実験を即時停止し、核兵器の近代化競争をやめるべきです。

  ロシアのプーチン政権は、ウクライナへの軍事侵攻にあたって「ロシアは最強の核大国の一つ」と発言し、核兵器の使用をほのめかし各国を威嚇しています。核兵器の使用が、現実味を帯びてきている今日、ロシアと並ぶ核大国である米国は、そのような発言をいさめ、核兵器廃絶へのとりくみの先頭に立たなくてはなりません。それが唯一戦争で核兵器を使用した米国の果たすべき責任です。

  トランプ政権以来核兵器の近代化政策が継続され、新型空中発射長距離巡航ミサイル(LRSO)や核弾頭W80-4の搭載、新型核弾頭W93の開発などに着手しています。これは、核兵器予算の削減や先制不使用宣言を検討しているとされるバイデン政権の方向性に沿うものではありません。バイデン政権が「核なき世界」への大胆なアプローチを示すことを強く要請します。

  米国の核に依存する日本やNATO諸国は、米国の先制不使用や目的限定の宣言に強く反対しているとされています。さらに日本では、米国の核を共有する「核シェアリング」導入を唱える動きもあります。唯一の戦争被爆国であり、まがりなりとも国連での核兵器廃絶決議を自ら提案する国が核保有を求めることは、国際的信頼を失うことにつながります。

  原水禁は、米国の臨界前核実験に強く抗議するとともに、核保有5か国が1月3日発表した「核戦争に勝者はなく、決してその戦いはしてはならないことを確認する」とした共同声明に立ち戻ること、そしてさらに真摯な議論を重ね「核兵器禁止条約」への参加をすすめることを要請します。同時に、日本政府に対しても「核兵器禁止条約」即時批准を求めます。

2022年4月14日

原水爆禁止日本国民会議(原水禁)

共同議長 川野浩一

金子哲夫

藤本泰成

カテゴリー: 全国・中央・北信越, 原水禁, 反核・脱原発, 核兵器・放射能・核開発, 環境(原水禁、核燃、放射能・食品汚染) | 米国の臨界前核実験に抗議し、核兵器廃絶を求める声明 はコメントを受け付けていません

声明 沖縄県の不承認処分を国土交通省が取り消しの裁決を下したことは許されない

沖縄県の不承認処分を国土交通省が取り消しの裁決を下したことは許されない

  沖縄・辺野古の新基地建設をめぐり、大浦湾の軟弱地盤対策のための設計概要変更を沖縄県が不承認としたことに対して、防衛省は 2021 年 12 月 7 日、行政不服審査法に基づき国土交通大臣に審査請求を申し立てていた。

  そもそも行政不服審査は、行政の不当な処分等で不利益を得た「私人」(国民)が、救済措置を時間のかかる裁判によらず簡易迅速に求める制度だ。だが、辺野古新基地建設をごり押ししたい国は、これまでもたびたび「私人」になりすまして、行政不服審査制度を濫用してきた。

  そして本日4月8日、国土交通省は沖縄県の不承認処分を取り消す裁決を下したうえで、地方自治法に基づき、設計概要変更について今月 20 日までに承認するよう是正の勧告もおこなった。

  国土交通省が沖縄県の不承認を取り消しても承認の効力は発生しない。設計概要の変更を申請した段階に戻るだけだ。そこで国は是正の勧告を行い、その上で裁判に持ち込んでいこうという腹積もりと思われる。裁判所はこれまでも行政不服審査の濫用を容認し、訴訟でも国に追随する姿勢を示してきたことから、裁判で県の主張が認められる可能性は少ない。

  国の意図は明確だ。裁判に持ち込むことで辺野古新基地建設の問題性を見えにくくし、県との争いでこれまでも負けたことがない司法における国の強い立場を強調して、沖縄県民や世論のあきらめを醸成し、今年 9 月の沖縄県知事選に勝利することを目論んでいるのだろう。

  たとえ、建設工事が進められたとしても、辺野古新基地が完成するまでに 12 年、総工費は約 9300 億円と見積もられている。普天間基地の返還を日米両国で合意してから四半世紀が過ぎ、国の辺野古新基地建設のごり押しでさらなる長期化は避けられない。国がなすべきことは、長期化している普天間基地の返還について、辺野古新基地建設を「唯一の解決策」と空文句を唱えることをやめ、いったん白紙にしたうえで再検討の道筋を示すべきだ。

  また、2021 年 6 月に全国知事会が、自治体の行政処分に、政府が審査請求等で介入することについて見直しを求める要望を政府に提出した。このことは、辺野古新基地建設にかかわる沖縄県への国の不当な介入に対して、地方公共団体の批判が高まっていることを示している。

  国と地方自治体の対等・平等な関係を保障した地方分権改革の流れを阻害し、地方自治権の侵害ともいえる国の行為についても早急に改めるべきだ。

2022 年 4 月 8 日

フォーラム平和・人権・環境

(平和フォーラム)

共同代表 藤本 泰成

共同代表 勝島 一博

カテゴリー: トピックス, 人権, 住民の暮らしに直結する課題, 全国・中央・北信越, 反戦・平和, 護憲・憲法改悪反対・教育・歴史, 護憲・憲法改悪反対 | 声明 沖縄県の不承認処分を国土交通省が取り消しの裁決を下したことは許されない はコメントを受け付けていません

3.26ロシアのウクライナ侵略糾弾!集会 コロナ禍の暴風雨を突いて開催

参加人数(50名)を絞ったにもかかわらず、コロナ禍を突いて100名を超える組合員、PEACEネット会員、市民の方々が参加しました。やはり、ロシアのウクライナ侵略に抗議する人、命が奪われることに抗議する人、居ても立ってもおれずに参加した人などが多かったのだと思います。

3.26ロシアのウクライナ侵略抗議集会  -基  調-

ロシア・プーチン政権によるウクライナ武力侵略は1か月を超え、当初描いた短期間での全土制圧と傀儡政権の樹立という思惑は、ウクライナ民衆の激しい、そして粘り強い抵抗により崩れています。

しかし、ウクライナ全土ではいまも、ロシア軍による無差別殺戮が行なわれています。国内外の戦争難民はすでに1000万人を超え、水や食料もない地域では飢餓状態が続いています。私たちは、このようなプーチン政権の蛮行に強く抗議します。

一方、プーチン政権は、戦線の不利な局面を打開するためNATO諸国に対して、公然と核(Atomic bomb)使用をほのめかし、生物・化学(B・C bomb)兵器さえちらつかせています。米・欧が対抗的に参戦すれば、まさに「核」戦争ぶくみの第3次世界大戦になりかねません。

このような事態にさせないため、何としてもロシアのウクライナ侵略をやめさせなければなりません。いま世界では、多くの労働者・市民による「NO!WAR」「プーチンやめろ!」の声が巻き起こり、ロシア国内では弾圧を受けながらも若者やジャーナリスト、労働者、市民が「戦争やめろ!」のデモをくり返しています。日本でもロシア人やウクライナ人が共に「ロシア軍はウクライナから撤退せよ」の声を上げています。

私たちは、ウクライナの子どもたちが泣き叫ぶ姿を見て、また、素手で戦車に立ち向かう人や火炎瓶をつくる老人、そして若者が小銃を手に闘いに行く姿を見て、石川県から戦争を止めるために起ちあがろうと決意しました。プーチン政権の弾圧に抗して闘っているロシアの労働者・市民とも連帯して、「ウクライナ侵略反対!」「ロシア軍はウクライナから撤退しろ!」の声を上げることが戦争を止める力になると信じます。世界の労働者・市民と手を携え、反戦・平和の闘いを大きく作っていこうではありませんか。

カテゴリー: PEACE石川(機関紙), トピックス, 人権, 住民の暮らしに直結する課題, 全国・中央・北信越, 反戦・平和, 反核・脱原発, 核兵器・放射能・核開発, 環境(原水禁、核燃、放射能・食品汚染), 護憲・憲法改悪反対・教育・歴史 | 3.26ロシアのウクライナ侵略糾弾!集会 コロナ禍の暴風雨を突いて開催 はコメントを受け付けていません