3.26「志賀原発を廃炉に!」訴訟第26回期日 裁判長を忌避!(北野原告団長ブログより)

司法の責任を放棄する裁判長を忌避

2018-03-26 | 志賀原発廃炉訴訟

志賀原発を廃炉に!訴訟第26回口頭弁論。
前回弁論で加島裁判長は「次回は結審の見通しも含め今後の訴訟の方針を示す」と述べており、その発言が注目された。
午後2時開廷。

加島裁判長はこれまでの経緯を確認しながら、
①被告(北陸電力)が、規制委員会での審査を踏まえ、専門的見地からのさらなるデータ拡充をしたいという要請に不合理な点はない。
②原告が主張するような、被告がことさら審理を引き延ばしているとは認められない。
③司法の判断と規制委員会の判断は原告が主張する通り別個のものだが、活断層評価という重要な点は重なり合う。
以上から、活断層評価という高度で専門的な知見を要するものであり、規制委員会の判断を待つ。

私のメモをもとにしたもので正確性にはやや欠けるが、概ねこのような見解を述べ、規制委員会の結論が出るまでは結審を先延ばしする方針を示した。
規制委員会が敷地内断層は活断層だとの評価を確定すれば、もはや裁判で争う必要はない。
逆に規制委員会が活断層の可能性を否定した場合、その結論に対して反論し始めるとして、地裁、高裁、最高裁とおそらく10年以上の年月を要する。
その間に志賀原発は再稼働し、事故の危険にさらされることになる。
いったい何のための司法か。
なんのための民事訴訟か。
そこには行政に追随する哀れな司法の姿しか見えない。

司法の責任放棄である。
私たちは裁判長を含めた3人の裁判官の忌避を申し立てた。
※忌避:あなた(たち)の下では公正な裁判は望めないから、交替せよという申し立て

報告集会で、忌避を申し立てた岩淵弁護団長が理由を述べる。
司法の責任放棄であると同時に、前の裁判体から180度の方針転換だと厳しく指摘する。
昨年3月までの裁判長は、規制委員会の判断を待つようなことはしないと断言していたのだ。
これではいつまで待てばいいのかすらわからない。
迅速な裁判を受ける権利の侵害でもある。

今後、忌避の申し立てについては、金沢地裁の別の裁判体が審査することになるが、受け入れられることは稀でもある。
報告集会では忌避後の展開について質問が相次ぐ。

報告集会では具体的な対応については踏み込まなかったが、様々な選択肢がある。
5月26日の原告団総会前には、方針を固めなければならない。

誤解ないよう付け加えておくが、今日の裁判長の方針提示は、事実上、判決を書く気がないという裁判長の意思表示であって、こちらが敗訴するという話ではない。訴訟自体は私たちが取下げしない限り、まだまだ続くということだ。
一方、北電にとっても、敗訴が濃厚な早期の結審を避けることができたとはいえ、規制委員会の審査自体は先日も報告した通りまったく前進していない。宿題が終わってないのに、そこにさらに宿題が課せられている状態だ。北電にとって、再稼働を巡る情勢が好転したわけではない。

このような状況を踏まえ、私たちとしても今後の方針を議論することになる。

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国から見捨てられ命を絶った、とある「母子避難者」の悲劇

国から見捨てられ命を絶った、とある「母子避難者」の悲劇  あの日までは、普通の家族だったのに

原発事故で避難した人たちの生活が困窮している。特にやむなく自主避難に至った人たちの生活は苦しく、2017年に住宅提供を打ち切られた今、未来への不安と孤独にさいなまれ自死した母子避難者の母親まで現われた。

事故から立ち直っていく人たちがいる一方で、助けを求める人たちが声をあげられなくなっている。こうしたメディアが報じない「不都合な真実」を、若手女性ジャーナリストで『地図から消される街』の著者・青木美希氏が描く。

子どもの未来を守る、その一心で

2018年1月10日、筆者は神奈川県の公園を訪れた。風が緑地を吹き抜け、ササや下草を揺らす。サクラやタケなど多種多様な木々が茂る雑木林。ドングリや落ち葉の中で、二股に分かれ、遊歩道を覆うように空に伸びるコナラが茶色の木肌をさらす。

54歳になる一人の母親が2017年5月、この木に洗濯物用ロープをかけ、首を吊った。子どもたちと福島県から東京に避難していた。

彼女は、2つ3つと仕事を掛け持ちし、必死に子供の学費を捻出した。しかし心身共に追い詰められてしまった。どのように支援が打ち切られてきたか、どう絶望していったかを克明に書き残している。学費の悩みが多く残されており、なにより住む場所に困っていた。

震災から7年。事態は深刻化している。

立ち直っていく人が増える一方で、支援が次々打ち切られるなかに取り残される人が孤立している。震災関連自殺は2016年の21人から17年には25人に増加した(2018年3月12日時点)。

特に県外避難者の生活は苦しく、福島県の調査では避難指示などが出た1万人以上がうつ病や不安障害の傾向が高いと推計され、特に県外避難者は9.7%と、全国平均の3倍以上の割合だった。世間の無関心のため、助けを求める人たちが声を上げられなくなったことが背景の一つにある。

首を吊ったこの女性は、震災前は夫と中学生の長男、小学生長女の4人で一軒家で暮らしていた。カレーや肉じゃが、手料理が得意で、子どもたちを励ますときにはチーズハンバーグをつくった。たまに家族旅行に行くのが楽しみだった。

「あの日」までは普通だった。

一家が住んでいた福島県郡山市は、原発事故で線量が上がった。放射線量は2011年4月1日午前0時時点で郡山合同庁舎東側入口が2.52マイクロシーベルト毎時。平常時(0.04~0.06マイクロシーベルト毎時)の40~60倍だった。

女性が線量計を借りて測った。学校の近くは1マイクロシーベルト毎時あった。国が年1ミリシーベルトとする0.23マイクロ毎時の4倍だ。

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3.19「安倍改憲NO!市民アクション・いしかわ」 22人の呼びかけ人・30団体で共同行動

3月19日、安倍改憲NO!市民アクション・いしかわは正式に発足しました。22人の呼びかけ人と30団体の共同行動がスタートを切りました。14時からは記者会見を行い、「安倍改憲」を阻止する決意を各組織が述べました。同時に、「森友公文書改ざん」抗議するとともに安倍内閣の総退陣を訴えました。15時半からは金沢市香林坊にて「安倍改憲阻止!3000万街頭署名に取り組みました。

森友学園にかかる財務省の決済公文書改ざんが暴露され、労働者・民衆の怒りは頂点に達しています。安倍政権を最大の危機に追い込んでいます。しかし、こうした中にあっても、安倍首相は自らの責任を認めず、居座り、安倍改憲の実現を自民党大会で改めて宣言する不埒な態度に終始しています。

憲法改悪を狙う安倍自民党総裁は、しかし、党大会での決定を見送りました。党内の反安倍勢力に配慮せざるを得なかったのです。9条改悪をはじめとする4項目(自衛隊明記、緊急事態条項の新設、教育の無償化、参院合区解消)の改憲案を、完全に葬り去るために、安倍改憲阻止の共同行動を拡大するために、この市民アクション・いしかわは発足したのです。県憲法を守る会の中心的団体として、戦争をさせない石川の会 九条の会・石川ネット 県労働組合総連合 県平和センター 戦争をさせない1000人委・石川 県憲法を守る会 憲法会議 青年法律家協会を母体に、今日の情勢を踏まえた、全国の運動に呼応した行動を推進していく決意です。

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改憲素案 四項目 緊急事態条項は毒薬!

(緊急事態の宣言)2012年草案

自民党改憲案第九十八条
内閣総理大臣は、我が国に対する外部からの武力攻撃、内乱等による社会秩序の混乱、地震等による大規模な自然災害その他の法律で定める緊急事態において、特に必要があると認めるときは、法律の定めるところにより、閣議にかけて、緊急事態の宣言を発することができる。

緊急事態の宣言は、法律の定めるところにより、事前又は事後に国会の承認を得なければならない。

内閣総理大臣は、前項の場合において不承認の議決があったとき、国会が緊急事態の宣言を解除すべき旨を議決したとき、又は事態の推移により当該宣言を継続する必要がないと認めるときは、法律の定めるところにより、閣議にかけて、当該宣言を速やかに解除しなければならない。
また、百日を超えて緊急事態の宣言を継続しようとするときは、百日を超えるごとに、事前に国会の承認を得なければならない。

第二項及び前項後段の国会の承認については、第六十条第二項の規定を準用する。
この場合において、同項中「三十日以内」とあるのは、「五日以内」と読み替えるものとする。                                                                                                                                                 第九十九条
緊急事態の宣言が発せられたときは、法律の定めるところにより、内閣は法律と同一の
効力を有する政令を制定することができるほか、内閣総理大臣は財政上必要な支出その他の処分を行い、地方自治体の長に対して必要な指示をすることができる。                            2
前項の政令の制定及び処分については、法律の定めるところにより、事後に国会の承認を得なければならない。                                                                                                                      3
緊急事態の宣言が発せられた場合には、何人も、法律の定めるところにより、当該宣言に係る事態において国民の生命、身体及び財産を守るために行われる措置に関して発せられる国その他公の機関の指示に従わなければならない。
この場合においても、第十四条、第十八条、第十九条、第二十一条その他の基本的人権に関する規定は、最大限に尊重されなければならない。                                                                4
緊急事態の宣言が発せられた場合においては、法律の定めるところにより、その宣言が効力を有する期間、衆議院は解散されないものとし、両議院の議員の任期及びその選挙期日の特例を設けることができる。

※あまりにも毒々しく、人権制限など独裁色も見え見えで、批判も多かったため、素案のように「ソフト化」した。とたんに批判が消えた。なのでステルス作戦実行中!と我々は捉えなければなりません。

<憲法改定素案四項目>(2018改憲素案)

2)緊急事態条項の創設

※草案より柔らかい文言となっているが、制限や解除などの要件が消され、内容はもっと危険なものになっている。いつでも独裁!いつまでも独裁!といわれる独裁条項である。

大規模災害時に国会議員の任期を延長する緊急事態条項の創設(素案)

第64条の2                                                                                                                                   大地震その他の異常かつ大規模な災害により、衆議院議員の総選挙又は参議院議員の通常選挙の適正な実施が困難であると認めるときは、国会は、法律で定めるところにより、各議院の出席議員の3分の2以上の多数で、その任期の特例を定めることができる。         (※国会の章の末尾に特例規定として追加)                                                                         

第73条の2                                                                                                                                  (第1項)大地震その他の異常かつ大規模な災害により、国会による法律の制定を待ついとまがないと認める特別の事情があるときは、内閣は、法律で定めるところにより、国民の生命、身体及び財産を保護するため、政令を制定することができる。                                (第2項)内閣は、前項の政令を制定したときは、法律で定めるところにより、速やかに国会の承認を求めなければならない。                                                                                         (※内閣の事務を定める第73条の次に追加)

安倍首相は、憲法9条を初めとした改悪を成し遂げるため、「緊急事態条項の新設」については「だんまり」を通している。憲法9条に衆目の関心を引き寄せ、事実、多くの労組、民主勢力は「9条改悪阻止」に全力を投入している。しかし、「緊急事態条項 新設」の危険性は焦点化されていない。・・・・・・・永井幸寿弁護士

改憲発議の危機が迫っている!(2019年通常国会か秋の臨時国会!)

ほとんどのメディア、知識人、野党も、改憲発議が目前に迫っていること、しかもその中に民主主義を瞬殺してファシズムを一夜にして実現することができる緊急事態条項が含まれていることに対して、呆れるくらいに警戒心が足りない。本来なら最大限の警戒、抗議、反対、自民案の撤回と破棄を求める発言と行動がおこなわれてしかるべきだ。

2018年3月25日、自民党大会において、9条への自衛隊明記」「緊急事態条項創設」「参院選『合区』解消」「教育の充実」4項目からなる「改憲たたき台素案」が条文の形で発表された。(2019年2月自民党大会でも再度追認された。)

前年の2017年5月3日の憲法記念日に、改憲派の集会に送ったビデオメッセージの中で、安倍総理が「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」と発言して以来、党内の改憲への動きは一気に加速。同年2017年12月20日には、自民党憲法改正推進本部が「憲法改正に関する論点取りまとめ」として、この「改憲4項目」を掲げていた。

安倍総理の設定した「2020年施行」に向けて、早ければこの臨時国会中に、いよいよ改憲の国会発議に踏み切るつもりと思われる。

法整備で十分対応可能なはずのダミー項目であることは丸見えの「参院選『合区』解消」と「教育の充実」についてはさておき、改憲に反対する人々の関心は、いつものように「9条への自衛隊明記」に集まった。実際、9条が改悪されれば、集団的自衛権を際限なく認めることにつながりかねない危険な憲法改悪となり、何より安倍総理がそればかりを口にしてきたのであるから、世の注目を集めるのは当然といえる。※国民投票に持ち込んだ場合の自民党の最大の売り!「参院選『合区』解消」「教育の充実」

ところが、大災害や外国武力攻撃などの「緊急事態」を名目に内閣に強大な権力を付与するものとして、激しい非難を巻き起こしていた「緊急事態条項創設」については、今回もまた、なぜか話題にも上らない。今年の憲法記念日ですら、どこの集会でもメインに取り上げなかった。野党もマスメディアも、労組も、知識人も、一般の市民も、反応がきわめて鈍い。

考えられる理由は、一つある。「緊急事態条項」新案は、2012年に発表された自民党憲法改正草案のあの居丈高なトーンとは打って変わって、一見すると大変「おとなしい」文面に変わっており、警戒心が解かれてしまったのではないか。

「我が国に対する外部からの武力攻撃、内乱等による社会秩序の混乱」「法律と同一の効力を有する政令」「(国の指示に)何人も従わなければならない」「(地方自治体に内閣は)指示できる」といった、戦争やナチ独裁を彷彿させるあの強権的な文言は条文案の表面上から消え去り、かわって「大地震その他の異常かつ大規模な災害により、国会による法律の制定を待ついとまがないと認める特別の事情があるときは、内閣は、法律で定めるところにより、国民の生命、身体及び財産を保護するため、政令を制定することができる」といたって簡潔にまとめられている。言葉遣いも平易である。猛々しさは伝わりにくい。

そのうえ、旧案では緊急事態条項専用に「98条・99条」を新設し、憲法の一大要素のように位置づけていたものを、このたびは、内閣の事務を定める73条と国会の章の末尾にあたる64条という離れた二つの条文の、それも各々の追加項目として添えるという、ちょっとした微修正のようにも見えるのである。そして、「大地震その他の異常かつ大規模な災害」であるから自然災害時と理解している方も大勢いるかもしれません。

この「改憲4項目」を目にした人の中には、「危険性はひとまず取り去られた」と安堵する人も少なくなかったであろう。そうした人々は、こう思ったかもしれない。「安倍自民党が国民の非難の声に珍しく耳を傾け、独裁を可能にするような条文の書き込みを諦めたのかもしれない、ひとまずは放っておいていいだろう」と。

だが、国民を安心させるその柔らかい文面も、永井幸寿弁護士の目は誤魔化せはしなかった。永井弁護士は災害問題のエキスパートで、自らも阪神・淡路大震災の被災者として災害の現場を熟知している。最も早くからこの条項の危険性に警鐘を鳴らしてきた人物である。

【その問題性】

【1 国家緊急権】

緊急事態条項とは「国家緊急権」を憲法に創設する条項と一応は定義できる。

国家緊急権とは、戦争・内乱・恐慌ないし大規模な自然災害など、平時の統治機構を持ってしては対処できない非常事態において、国家権力が国家の存立を維持するために、立憲的な憲法秩序を(人権の保障と権力分立)を一時停止して非常措置を執る権限を言う。つまり、非常事態において、国家のために、憲法の定める人権保障権力分立を停止する制度である。

人権とは、人が自立的な個人として、自由と生存を確保し、尊厳を持って生きるために不可欠な基本的権利を指す。

権力分立とは、権力に対する懐疑にある。天使ならいざ知らず、人は何どきも権力を獲得したがり濫用する性向をもつ。したがって、権力分立は人間の本性への深い反省と権力に対するリアルな認識から、血みどろの闘いの末、獲得したもの。

これに対し、立憲的な憲法秩序を(人権の保障と権力分立)を一時停止して非常措置を執る権限であることから、その危険性はきわめて高い。

【2 政令の効力】

「政令」とは内閣が制定する命令であるが、「唯一の立法機関」である国会の立法からすれば例外的な権限である。それゆえ、内閣の発する政令は立法権そのものを行使する、簒奪することは許されず、国会の定める法律の細則を定めるか、個別具体の委任基づく政令しか許されていない。

しかし、憲法を改正してまで創設しようとしているこの「政令」は、内閣に法律に代わる命令の制定権を認めようとするものであり、立法権そのものの行使、簒奪と言わなければならず、法律と同じ効力を有するものと解すべきである。

【3 手続きの欠如】

2012年の自民党改憲草案にあった「緊急事態の宣言の事前又は事後に国会の承認」を必要とし、また、「国会の決議や内閣の認定による宣言解除の手続き」があった。しかし、2018年の改憲素案たたき台には、緊急事態宣言発動の手続きがなくなり、これに対する国会の統制も存在しなくなった。

つまり、内閣の閣議決定だけで国民の知らない間に「緊急事態宣言」が発動でき、しかも国民が知らない間、ずっとそれを維持できるのである。

  ※「いつでも独裁、いつまでも独裁!」

【4 広すぎる要件】

国家緊急権発動の要件は、「大地震その他の異常かつ大規模な災害により、国会による法律の制定を待ついとまがない」と内閣が認定したときである。

本来、法律の制定権は主権者たる国民の代表である国会にあるので、国家緊急権発動の要件は国会が機能していない特別な場合に限られるはずである。たとえば、災害対策基本法の「緊急政令」の発動要件は、国会閉会中や衆議院解散中で、臨時国会の召集や参議院の緊急集会の請求ができないときに限定されている。旧憲法の「緊急勅令」でさえ議会閉会中という限定があった。自民党改憲素案たたき台にはこのような限定がなく、国会が会期中であっても国会を無視して「政令」をつくることができるのである。

また、要件の認定権者は国会ではなく、内閣、すなわち政府である。たとえば「災害により」「国会による法律の制定を待ついとまがない」と政府が認定すれば制定できるのである。

【5 災害とは、武力攻撃事態への適用】

さらに、国家緊急権が発動できる場合は、「自然災害」ではなく「災害」とされている。

災害対策基本法は「災害」とは、「暴風、竜巻、・・、地震、津波、・・その他の異常な自然現象又は大規模な火事若しくは爆発・・政令で定める原因により生ずる被害」と定められており、同施行令は「政令で定める原因」として「放射性物質の大量の放出、多数の者の遭難を伴う船舶の沈没その他・・」と定めており、「災害」には自然現象のみでなく人為的な事故も含んでいる。そして、国民保護法では「武力攻撃災害」、すなわち「武力攻撃により直接又は間接に生じる人の死亡又は負傷、火事、爆発、放射性物質の放出そのたの人的又は物的災害」として、「戦争も災害」として認定している

したがって、「緊急事態条項」は武力攻撃事態があった場合にも「災害」として政令を制定することが可能である。

※腐敗した政府を倒そうと決起した市民・民衆や労働条件の改善を求めた労組の決起にも「災害」として対処することができるきわめて危険な条項である。

【6 期間制限がないこと】

国家緊急権には発動期間の限定がない。権力の濫用を防ぐために厳格な期間の制限が必要である。2012年改憲草案でさえ「100日を超えて緊急事態宣言を継続するときは国会の承認」を必要とした。

【7 事項の限定がないこと】

政令を制定することができる事項について限定がほとんどない。

「国民の声明、身体及び財産を保護するため」であればどのような政令も制定できる。たとえば、安保法制を政令で改定して集団的自衛権を強化することや、テロ対策のために共謀罪を改定して厳罰化することも可能となる。もっとも制限される可能性が高いのが政府監視機能を持つ報道機関の報道の自由や通信の秘密である。罰則付きの制限立法(政令)によって報道機関が著しく萎縮し、国民の知る権利が制限され民主主義の根幹が脅かされる。

【8 国会が不承認でも効力が失われない】

内閣は政令を制定後、「速やかに国会の承認を求めなければならない」と定めるが、国会が承認しなかった場合には政令が効力を失うと定めてはいない。旧憲法の「緊急勅令」でさえ、議会の承認がないと将来に向って効力を失うと定めていた。

このことは、内閣による権力濫用の危険性がより高まり、緊急事態条項は「政府独裁条項」とも言うべきものであると言える。

【9 立法事実の不存在】

災害には災害対策の原則がある。「準備していないことはできない」のである。

国家緊急権は災害が発生した後に、泥縄式に権力を集中させる制度と言っていいが、災害発生後にどのような強力な権力を集中しても災害に対応することはできないのである。

災害に関する法律は既に十分に整備されている。(物価や生活必需品などの4項目に限り罰則付きの政令(緊急勅令)の制定権、ただし国会の承認が無ければ効力を失う)

東日本大震災後、2015年アンケートで「国と地方の役割分担」を問えば、「原則として国が主導して市町村が補助する」と回答したのはわずか4%、「原則として市町村が主導して国は後方支援するべき」とした92%を見れば答えは明らかである。つまり「権力集中」とは真逆の結果である。

災害時、最も効果的に対応できるのは国ではなく、被災者に最も近い市町村なのです。

熊本地震では、2016年4月14日の前震で安倍首相は、屋外の避難者を「屋内退避」させるよう指示したが、益城町総合体育館の職員は天井落下を危惧して屋内に入れなかった。そして4月16日の本震で同体育館の天井が総て落下した。館内に住民が避難していれば確実に多数の死傷者が出ていたはずである。

【10 国会や裁判所が統制するという幻想】

国家緊急権を肯定し必要だとする人たちの中には、国会や裁判所が政府を統制するのだから濫用は抑止できるという。しかし、議院内閣制をとる日本は、国会の多数派が内閣を形成するので国会は政府を有効に統制できない。また、裁判所は「統治行為論」をとっており、高度に政治性のある行為には司法審査権は及ばないという説が多数なのです。

したがって、三権分立のなかで二権が政府を統制するということはありえない。

【任期延長】 

  略

【任期無期限の危険性】 

  略

【任期延長の要件】 

  略

【立法事実がない】 

  略

国民保護法では、武力攻撃事態等において、武力攻撃から国民の生命、身体及び財産を保護し、国民生活等に及ぼす影響を最小にするための、国・地方公共団体等の責務、避難・救援・武力攻撃災害への対処等の措置が規定されています。言い換えれば、異常かつ大規模な災害には「武力攻撃災害」が含まれることを見逃してはなりません。

ポイント

 

自民党の「改憲素案 四項目」(たたき台)全文

9条改正

(1) 第9条 

第1項 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

第2項 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

9条の2(追加  素案)

第1項 前条の規定は、我が国の平和と独立を守り、国及び国民の安全を保つために必要な自衛の措置をとることを妨げず、そのための実力組織として、法律の定めるところにより、内閣の首長たる内閣総理大臣を最高の指揮監督者とする自衛隊を保持する。

第2項 自衛隊の行動は、法律の定めるところにより、国会の承認その他の統制に服する。                                                                                                                                                  (※第9条全体を維持した上で、その次に追加)

2)緊急事態条項の創設                                                                                                                                                           略

3)幼児教育から高等教育までの無償化                                                                                                                             略

(4)参院選挙区の「合区」解消                                                                                                                                              略

※9条に「自衛隊」を明記すると、憲法上、国家の機関・組織としては5番目となり、防衛省より「高い」存在となる。まさに、名実ともに軍隊として自立することになる。(核保有国を除けば世界一の、最新兵器で武装した軍隊である。)

また、いまだに「自衛隊」「実力組織」と称しているが、安倍首相自身が「世界では軍隊として認識されいてる」といっているように、それは単なる「憲法上の呼称」であり、国民をだまかすための呼称に過ぎず、明らかに軍隊です。「緊急事態条項」と合わせると、そら恐ろしい「軍事国家」となる。

一方、従来あった必要最小限度という限定は取り去られ、無制限の「自衛隊」「実力組織」を明記している。つまり何の限定や規制もない「青天井」な自衛隊である。「必要最小限度」という「限定付」でも世界第7位(非核保有国では第一位)の軍隊は、無制限であれば、世界〇位の軍隊になるのであろうか。しかも「憲法違反」でなくなる。

アメリカや多くの国で「国防軍」と称しているように、「自衛隊」や「専守防衛」という呼称は、先制攻撃や侵略を覆い隠すための隠れ蓑にすぎず、19世紀初頭にジョージ・オーエルが「カタロニア賛歌」や「動物農場」「1984」などで危惧した、「戦争国家」「独裁国家」の様相を呈してくる。私たちの踏ん張りどころです。モリカケ問題と併せて退陣に追い込まなければなりません。

 

「緊急事態条項の新設」の危険性・・・災害対策のエキスパート永井幸寿弁護士

第9条の2

(第1項)前条の規定は、我が国の平和と独立を守り、国及び国民の安全を保つために必要な自衛の措置をとることを妨げず、そのための実力組織として、法律の定めるところにより、内閣の首長たる内閣総理大臣を最高の指揮監督者とする自衛隊を保持する。

(第2項)自衛隊の行動は、法律の定めるところにより、国会の承認その他の統制に服する。

(※第9条全体を維持した上で、その次に追加)

【緊急事態条項】

  略

【参院選「合区」解消】

現行憲法で定める「投票価値の平等」と別に、衆参両院の選挙区と定数は「地域的な一体性」などを「総合的に勘案」して定めると規定。特に参院選について「改選ごとに各選挙区において少なくとも1人を選挙すべきものとすることができる」と明記した。「合区」解消と都道府県単位の選挙制度の維持を図る。

第47条

両議院の議員の選挙について、選挙区を設けるときは、人口を基本とし、行政区画、地域的な一体性、地勢等を総合的に勘案して、選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数を定めるものとする。参議院議員の全部又は一部の選挙について、広域の地方公共団体のそれぞれの区域を選挙区とする場合には、改選ごとに各選挙区において少なくとも1人を選挙すべきものとすることができる。

前項に定めるもののほか、選挙区、投票の方法その他両議院の議員の選挙に関する事項は、法律でこれを定める。

第92条

地方公共団体は、基礎的な地方公共団体及びこれを包括する広域の地方公共団体とすることを基本とし、その種類並びに組織及び運営に関する事項は、地方自治の本旨に基づいて、法律でこれを定める。

【教育の充実】

経済事情に関係なく質の高い教育を受けられるよう、26条に国の努力義務規定を盛り込んだ。日本維新の会が求める幼児教育から大学までの教育無償化は見送った。89条も改め私学助成の合憲性を明確にした。

第26条

(第1、2項は現行のまま)

(第3項)国は、教育が国民一人一人の人格の完成を目指し、その幸福の追求に欠くことのできないものであり、かつ、国の未来を切り拓く上で極めて重要な役割を担うものであることに鑑み、各個人の経済的理由にかかわらず教育を受ける機会を確保することを含め、教育環境の整備に努めなければならない。

第89条

公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用、便益若しくは維持のため、又は公の監督が及ばない慈善、教育若しくは博愛の事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならない。

 

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3.19「森友公文書改ざん抗議!安倍内閣打倒!」緊急集会・デモ

 

土砂降りの中、労組組合員、PEACEネット会員、社会法律センター、市民が決起!(金沢市四高記念公園)

幼稚園児に「教育勅語」を諳(そらん)じさせる「愛国主義教育」(教育勅語=天皇が国民にこの様に生きよ、このように死ね‥と徳目を列挙したもの。)を実践していた籠池氏、その姿勢に感動し感涙した安倍首相とその妻昭恵は、権力(人事権の掌握とNSC専制政治)と制度(戦略特区や補助金)を十全に活用して「モリ・カケ」に最大限の国税を投入し、8億円もの大安売りと特区制度を悪用した補助金優遇措置をしたことが「モリカケ疑惑」の本質であり、その関わりの事実を抹消するために官僚に命じて「公文書改ざん」まで行わせたのです。権力者を「忖度」するという、民主主義社会ではありえないことが起こりました。国家官僚メルトダウン!異常事態!と言わなければなりません。

「総理大臣」による国家の私物化、その部下・官僚による「忖度」、お友達優遇、側近厚遇は、お隣の国の大統領であった朴 槿恵(パク・クネ)氏と同様の「大罪」であり、牢獄行きの罪に問われなければなりません。しかも軍事費は、2018年度当初予算で5.2兆円となり、トランプの要求にすべて「言い値」で答え、北朝鮮危機を最大限利用した巨大予算となりました。後年度負担もこれに相当する5.0兆円と過去最大となり、合わせると、なんと10.2兆円となりました。これは軍事費の上限をGDPの1%程度としてきた一つの目安を軽々と超え、いまやその倍の、2%にもなる巨額となっているのです。これを「問題視」してこなかった野党の責任はきわめて大きい。同時に、国民の目をごまかし、後年度負担などと煙幕を張ってきた政府の、安倍首相・内閣の責任はさらに大きい。こんな政府に、私たちの「いま」と「未来」を任せるわけにはいきません。

教育への国家主義的「介入」、社会福祉への「応分の負担」の名による削減、国家・軍事優先、「教育基本法の改悪」、「秘密保護法」「NSC:国家安全保障会議の設置(一強体制の構築)」「官僚の人事権掌握」「防衛省への格上げ」「安保法制=戦争法」「共謀罪」などの治安・戦争立法を強行。そしていま、憲法「改悪」(9条への自衛隊の明記、緊急事態条項の新設)の所業は、まさに、軍国主義者:安倍晋三総理の存在があるからでありその体制があるからです。政治的に「抹消」しなくてはなりません。

支持率は激減しています。30%台から20%台、10%台に急降下させる「労」は、私たちがとらなくてはなりません。

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山城博治沖縄平和運動センター議長ら3人への不当判決に抗議する

山城博治沖縄平和運動センター議長ら3人への不当判決に抗議する

2018年3月15日  ソーシャルブックマーク : このエントリーをYahoo!ブックマークに追加 このエントリーをニフティクリップに追加 このエントリーをはてなブックマークに追加 このエントリーをlivedoorクリップに追加 このエントリーをBuzzurlに追加 このエントリーをイザ!ブックマークに追加 このエントリーをFC2ブックマークに追加 このエントリをdeliciousに追加
フォーラム平和・人権・環境
共同代表 藤本泰成
 3月14日、那覇地方裁判所(柴田寿宏裁判長)は、辺野古および高江での米軍基地建設反対の抗議行動中に警察権力によって不当に逮捕され、公務執行妨害や威力業務妨害をねつ造した罪によって、5か月にもおよぶ長期勾留をされた山城博治沖縄平和運動センター議長など3人に対して、有罪の判決を下した。山城議長に対しては、「反対運動のリーダー的存在として主導的役割を果たし共犯者らの犯行をあおった」として懲役2年、執行猶予3年、稲葉博さんには、ブロックを積んで資材の搬入を妨害したとして威力業務妨害罪を認定し懲役8月、執行猶予2年、添田充啓さんには一部無罪としながら懲役1年6月、執行猶予5年を言い渡した。平和フォーラムは、憲法に保障される表現の自由を一顧だにせず、事件の背景を無視したこの不当な判決を、絶対に受け入れることはできない。
 この事件は、沖縄県知事選挙など様々な機会を通じて沖縄県民が示した「辺野古基地建設反対」の声に全く耳を貸さない日本政府が、米国の言いなりに新基地建設を強行する中で起こった。警察法は、その2条で「その責務の遂行に当つては、不偏不党且つ公平中正を旨とし、いやしくも日本国憲法の保障する個人の権利及び自由の干渉にわたる等その権限を濫用することがあってはならない」としている。しかし警察は、明らかに工事推進の国の側に立って、抗議する市民への負傷者も出るなどの暴力的な排除や一般道を長時間にわたって閉鎖する工事車両の優先的通行、工事従事者のパトカーでの搬送などの違法行為を繰り返してきた。また自衛隊のヘリコプターが工事車両を搬送するなどの驚くべき行為も確認されている。そのよう現場の状況をこの判決は何ら考慮していない。
 山城議長は「抗議活動の背景を見ず、行為のみに着目して論じている。形式的な不当判決だ」と記者会見で述べた。判決理由で柴田裁判長は、ブロックの積み上げを「表現活動の面を有する」としながらも「憲法で保障される表現の自由の範囲を逸脱している」「公共の福祉のためには表現活動は制限される」とした。警察権力を持って、威圧的に市民の反対運動を排除する国の姿勢が、県民が反対する米軍基地の建設が、公共の福祉に該当するとは考えられない。この状況の中で沖縄県民に許される「主権の行使」「民主的手続」とは何なのだろうか。判決は何も示していない。
 本土決戦の捨て石とされ悲惨な地上戦に追い込まれたあげくに、米国施政下に放り込まれた沖縄県民、本土復帰後も米軍専用施設の7割が集中し米兵による事故や事件が止むことのない中に止め置かれている沖縄県民が、「新しい米軍基地はいらない」とする声をどのように表現すればいいと考えるのか。判決は、沖縄県民の切実な声に何も応えていない。
 数の力を背景に暴走する安倍政権下において、立憲主義、民主主義、法治主義とは何かが問われている。私たちは諦めてはいけない、止まってはならない。そして、この判決を歴史に委ねてはならない。私たちの手で勝利を勝ち取らなくてはならない。山城議長と稲葉さんは即日控訴した。平和フォーラムは、不当判決に屈しない。新基地建設阻止のために辺野古に立ち続ける。沖縄県民とともに全国から訴え続ける。平和と民主主義のために。
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森友疑惑徹底追及!安倍はやめろ!国会前連続行動はじまる

森友疑惑徹底追及!安倍はやめろ!国会前連続行動はじまる 2018年3月13日

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森友徹底究明国会前行動 088.JPGのサムネール画像

森友学園問題の疑惑徹底追及と安倍内閣の退陣を求め、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」主催の国会前連続行動が開始されました。初日の3月13日は約1000人の参加者が国会議員会館前に集まり、公文書改ざんを徹底糾弾し、麻生太郎財務大臣と安倍晋三総理の責任を追及するとともに、政権の退陣を求めて集会を開催しました。
昼の集会は、12時から開催され、主催者を代表して山本圭介さん(戦争をさせない1000人委員会)があいさつ。「森友問題は重大な転機を迎えている。民主主義の根幹が揺り動かされている。全容解明を求めるとともに、その責任者は責任を取らなければならない。安倍政権の退陣を求めて、これからの連続行動に全力を出そう!」と訴えました。
野党各党からは、立憲民主党の逢坂誠治衆院議員、社民党から福島瑞穂参院議員、民進党は杉尾秀哉参院議員、共産党の宮本岳志衆院議員が登壇、森友問題の新たな転換を踏まえ、口々に徹底究明と安倍政権を退陣に追い込むために国会内でも全力で闘う決意を述べました。
最後に、実行委員会の筑紫健彦さんが行動提起を行い、「13日から16日までの連日国会前行動と3月19日の19日行動への参加を」と訴えるとともに、「18日には市民連合として新宿で街頭宣伝行動を行う」ことにも触れ、「安倍内閣を退陣に追い込むため全力を出そう」と訴えました。なお、13日は夕方からも同様の集会が行われ、1000人が参加しました。

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2.8ジェット戦闘機墜落49周年「反戦・平和を考える」 青年女性集会(3/13開催)

二度と住民を巻き込んだ自衛隊機による「死亡」事故を起こさないため、毎年行っている集会で、本年は豪雪の関係から延期し、3月13日開催となった。

昨年から米朝「核」戦争の危機が迫っており、米軍の北朝鮮への「核」先制攻撃訓練などが日本海周辺、朝鮮半島で行われている中、自衛隊機や米軍機の「事故」「落下」「墜落」という事故が多発していることへの抗議と、「戦争に反対」する集会として企画された。

最初に主催者を代表して柿平共同代表は、佐賀県でヘリが住宅に墜落し、幸い、少女が軽傷で済んだが、その被害に対し「許せないですよね」と抗議したことに対し、ネットでは「自衛隊員が死んでいるんだ」「引っ越せば」などの中傷が続いていることに「疑問」を呈した。被害者の心情、少女の「ショック」の側ではなく、「国防」の側から考えることは怖いことだと訴えた。

県内で唯一、小松基地撤去、静かな空を返せ、と裁判闘争を中心に闘っている小松基地爆音訴訟連絡会の池田喜久さんから、2.8ジェット戦闘機墜落時の生々しい話や、基地、市、県、国の言うことには必ず「嘘」があることなどが語られ、見抜く力をつけよう、と講演された。

そのような中で、森友「愛国主義教育の拠点=安倍晋三記念小学校用地:国家不動産の9割引」事件に関し、安倍首相や昭恵夫人などの関与が疑われる「公文書」を決裁後に改ざんし、関与をなき物にしたのだ。これは「歴史の偽造」であり「組織が組織として成り立つ根本の否定」と言わざるを得ません。

まさにありえないことであり、国が作成する「すべて」に疑問符を持たなければならない「異常事態」である。

この原因は、国家公務員とりわけ官僚といわれるキャリア組が、人事権のすべてを掌握され、安倍一強に怯えひれ伏しているが故の「忖度・改ざん」と言わなければなりません。

この由々しき「公文書改ざん抗議糾弾」するとともに、安倍内閣に国民の平和と安全は任すことはできないと、「安倍内閣打倒」をかかげ闘うことを誓い合いました。

20180315自衛隊機などの墜落・落下事故に抗議、改憲阻止、森友公文書改ざん糾弾

 

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安倍一強の終焉の序章か 偽造された文書、ゆがんだ不動産取引、自殺、そして子どもたちが戦前の軍国主義を習う国家主義的な幼稚園「英紙タイムズ」

英紙タイムズ」は13日、「偽造された文書、ゆがんだ不動産取引、自殺、そして子どもたちが戦前の軍国主義習う国家主義的な幼稚園――。1年間のスキャンダルの後、疑わしい要素が一つになって、右派の安倍首相を脅かす政治危機となっている」と伝えた。

森友学園については「戦前の日本で主流だった愛国主義と自己犠牲を教える幼稚園」と描写した、と「朝日」が報じています。

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3.1全国活動者会議 被ばく64周年ビキニ・デー全国集会

2017年の「安倍改憲阻止」「衆議院総選挙」などを闘いを闘った全国の仲間が、その闘いを総括し、2018年前半を如何に闘うか、眼前に迫った「安倍改憲阻止」とそのための3000万署名、米朝の「核戦争」的危機をどのように突破すべきか、などを討議する場として開催されました。

石川県平和運動センターは、反戦・平和に関して、輪島市・石川県への北ミサイル避難訓練やめよ、秘密裡に行われた「核」先制攻撃訓練に抗議と小松F15戦闘機の参加やめよ、トランプ核戦略の見直し「使える核の開発」とそれを全面的に「評価」する安倍政権は退陣せよ、の取り組みを報告しました。3.1夜にはビキニデー集会が開催され、核兵器禁止条約が成立した意義と課題、そして、高校生大使の取り組みが紹介されました。

 

2018年03月01日

被災64周年3・1ビキニデー全国集会アピール
 ビキニ環礁での被災からすでに64年が過ぎました。第五福竜丸で被災した久保山愛吉さんの「被爆者は私を最後にして欲しい」との強い反核・平和の願いにもかかわらず、私たちを取り巻く世界は、テロや紛争が際限なく繰り返され、今日もいのちや人権の蹂躙が続いています。
核兵器は15000発近く存在し、常に、人類の生存そのものを脅かし続けています。核の終末時計は、「アメリカ第一主義」「力による政治」を掲げるトランプ政権の登場や、朝鮮民主主義人民共和国の核・ミサイル開発などによって、米ソが水爆実験を繰り返し競いあった1953年と同様に、過去最悪の2分前を指すまでに進みました。
一方で、昨年の国連総会では「核兵器禁止条約」が成立し、初めて核兵器の全面禁止が国際条約として登場しました。ヒバクシャとともに、禁止条約の成立に尽力した国際NGO「核兵器廃絶キャンペーン」(ICAN)がノーベル平和賞を受賞するなど、核兵器廃絶に向けた国際的な機運と努力も高まっています。被爆者のサーロ節子さんは、国連で演説し「核兵器はこれまでずっと道徳に反するものでした。そして今では法律に反するものになりました」と、被爆者の長年の願いである「核兵器廃絶」へむけた流れが、国際条約となったことへの喜びの声をあげました。この流れをさらに押し進めていかなければなりません。
しかしながら、唯一の戦争被爆国である日本の安倍政権は、核兵器の禁止を求める世界の流れに背を向け、核兵器禁止条約の会合にも参加せず、署名・批准を拒んでいます。トランプ政権が「核態勢の見直し」(NPR)の中で言及した、実戦で使える小型核や巡航ミサイルの開発などを肯定し、核抑止力の強化につながるとして、外務大臣談話において「高く評価する」ことを表明し、被爆国としてあるまじき態度を示しています。安倍政権は、国会での多数を背景に、「戦争法」(安保関連法)の制定、辺野古新基地建設の強行、「共謀罪」の導入、原発再稼働や破綻した核燃料サイクルの推進など、民意や現実を無視する横暴な強権政治を進めています。さらに自衛隊を憲法に位置づけるとする憲法「改正」に向けた動きも加速させています。まさにいま、平和と民主主義の戦後最大の危機にあるといえます。
「核と人類は共存できない」ことを基本に、平和を求めて闘い続けてきた原水禁運動は、まさに、これまでの運動の真価が問われる正念場を迎えていると言って過言ではありません。これまで原水禁運動が進めてきた反核・平和、脱原発・フクシマ連帯、ヒバクシャへの援護・連帯のとりくみをさらに前進させるとともに、安倍政権の暴走に抗する運動を強化しなければなりません。
「核絶対否定」の原水禁の理念の下、運動のより一層の拡大をめざしましょう。
 2018年3月1日
被災64周年3・1ビキニデー集会
カテゴリー: トピックス, 人権, 住民の暮らしに直結する課題, 全国・中央・北信越, 原水禁, 反戦・平和, 反核・脱原発, 環境(原水禁、核燃、放射能・食品汚染), 護憲・憲法改悪反対・教育・歴史 | 3.1全国活動者会議 被ばく64周年ビキニ・デー全国集会 はコメントを受け付けていません