12.3チラシ

2015.12.3 県民集会チラシ2-4(確定版)

カテゴリー: 人権, 住民の暮らしに直結する課題, 全国・中央・北信越, 友誼団体, 反戦・平和, 護憲・憲法改悪反対・教育・歴史, 護憲・憲法改悪反対 | 12.3チラシ はコメントを受け付けていません

~真実の原発事故報道、誰もどこもしないから~芸人が起ちあがった 芸人ジャーナリスト「おしどりマコ・ケン」講演会

11.29 保険医協会主催の~フクシマ現地報告~ 芸人ジャーナリスト「おしどりマコ・ケン」講演会 金沢都ホテル

0W0A6203-10W0A6210-1  驚くことに現役の吉本芸人である。なぜ芸人が「ジャーナリスト」という肩書を持つのか。最初の疑問である。ことのはじめは3.11フクシマまで遡らなくてはならない。事故当時、東京駅は東京からの「脱出」組でごった返していたそうである。それを見聞きした「おしどりマコ・ケン」は、しかし不思議な経験をした。どこのテレビも新聞もそのことを報道していないのである。「なんか変?」とマコさんは直感した。そして原発の「爆発」や「放射能放出」を目の当たりにしたのです。「やばいのでは?」と疑問を持ちつつ、3.19「こどもたち」とのイベントに出かけて行って「営業」をしてよいものかどうか迷った挙句、主催者に問い合わせてみた。「フクシマには関わらず、3.19はやるのですか」と。すると主催者は「うちの会社は3.12にはすべて大阪に引っ越しています」との返答。つまり「やらない」ということです。フクシマの厳しい現実を知り、放射能の怖さを知っている人たち、企業はさっさと逃げていたのです。このことを知ったマコさんは、事実を知るには一次情報を知るしかないと考え、東京電力が開催する記者会見に出席したのです。4月上旬のことです。それまで東電の記者会見を、芸人の専門ぐせとして「すべて筆記」することを旨としていたマコさんは、あることに気づきました。「一体、放射能はどれくらい出ているのか」と。それまでどの記者も聞いていないと「筆記」したことから分かっていました。そしてはじめて参加した記者会見でおずおずと、「ところでいまどれくらいの放射能がでているのですか」と問い、ジャーリストと芸人の二足わらじがスタートしたのです。その結果は三カ月後の7月の記者会見で初めて発表されました。毎時10億Bqです。「では、私が初めて質問した4月上旬ではどれくらいですか」との問いに、約2900億Bqと答えたのです。これが、社会的に初めて放出量が発表された背景であり、おしどりマコ・ケンに日本のジャーナリストが敗北した日となったのです。 以下省略

ともかく、動機と原発事故取材を継続していることに敬服しました。県平和センターとしていつかお呼びしたい「ジャーナリスト」です。

<情報「レイバーネットより>

                    林田英明氏

彼らは芸人という枠を飛び越えている。「おしどり」の2人だ。妻の「マコ」と夫の「ケン」。よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属し、横山ホットブラザーズを師匠とする。

2人を目覚めさせたのは2011年3月11日の東京電力福島原発事故だった。次々と水素爆発を起こす福島第1原発なのに、19日から東京・品川でよしもとの子ども企画が組まれている。東電や国のあやふやな発表をうのみに、のんきに出演していていいのか。原発から200キロ余りしか離れていない。「何が起こっているのか知りたい」――その思いで取材していただけなのに、よしもとから“ダメ出し”されて驚く。「傷がつく」と。最初は、おしどりの芸人としての傷を心配しているのかと思ったところ、「よしもとに傷がつく」という意味と分かり、少しヘコむ。しかし、転んでもタダでは起きないところが芸人魂なのか、ケンの性格なのか、会社とのやりとりをICレコーダーで録音していた。以後、黙認となる。ここで、おしどりを辞めさせてしまうと、録音内容からよしもとが悪者となるからだ。おしどりとしても、芸人のタブーが無意味に広がる言論危機を避けたい。2人を使いたくても広告代理店の圧力や電力会社の身分照会が入ってつぶれたことを、テレビのディレクターや作家から直接聞いている。彼らが企画つぶしの共犯になりたくないとの思いは分かるし、「牙を抜かれ、こんなふぬけな番組になっているとは思わなかった」と怒っていたことに希望も感じながら、2人のエンジンは全開になっていく。

 

●荒れる東電ライブ会見

東電のライブ記者会見を当初から食い入るように見ていた。要領の得ない答弁に記者から怒号が飛び交う。ノートに所属社、氏名、質問内容と時間を書き起こしていると、出だしの声だけでどこの誰か分かるようになった。それでいて最前列で手を挙げ続ける人を東電は意図的に無視するのが不思議だったし、珍しく当たると、鋭い質問をしているにもかかわらず記者から「おまえの質問は聞きたくないんだ。そんな質問、あとにしろ」とヤジが重なる。誰が誰をヤジっているか、会場の勢力図までやがて描けるようになった。写真週刊誌や『プレイボーイ』などの記者のほうがマスメディアより突っ込んで聞いていたな、とマコは思い出す。

1次情報であるはずの記者会見でさえ事実が見えてこず、不公平であることに我慢がならなくなり、4月19日、初めて東京・千代田の会見場に入った。

「どうしてこのことを誰も聞かないのか」と思っていた不安が頭をもたげる。マコは挙手し初めてマイクを握った。「夜中、建屋から定期的に白い煙が噴き上がっているのは爆発ですか?」。もしベントなら放射性物質を空中に放出していることになる。東電の答えは、言葉だけは丁寧だ。「いえ、あれは水蒸気でございます。燃料を冷やすために大量の水を入れているので定期的に燃料棒から水蒸気が噴き上がるのでございます」「放射性物質は?」「含まれてございます」。なぜ夜中に、と驚いてさらに聞くと「夜、昼問わず、放出してございます」。昼は明るいから見えなかっただけだった。量の計算を求めると3カ月後の7月にようやく回答があった。1~3号機で1時間に10億ベクレル。「ちょっと待ってください。すると1日に240億ですか」と聞くと「10掛ける24でございます」と、また意味のない返答。4月時点はどうだったのか不安になって尋ねたら「4月4日から6日の間は1日に2900億ベクレル放出してございます」と返ってきた。問わない限り東電は不都合な事実を言わない。自分一人だけでは多勢に無勢。東電の回答を求める“援護”が記者から複数出ると、東電も重い腰を動かすようだ。マコはどんな形でもいいから事実を記者に報道してほしかった。一人だけでは「興味があるのは、おしどりさんだけなので調査の手が回らない」と東電からあしらわれてしまう。

作業員の被曝がどれほどか心配になって尋ねたら、個人情報を盾に東電は回答しなかった。建屋に2時間入ったロボットの被曝状況は発表されていたが、東電は「ロボットは人間でないので公表できるのでございます」と漫才顔負けの回答にマコもあきれた。これが命を預かる会社の対応である。今でこそ何人が働き、平均被曝線量も公表しているが、平均ではなく一人一人の内実はどうなのか心配になる。

●政権交代後は情報後退

12年末、民主党政権から自民党の安倍政権へ移ると情報は出てこなくなった。安倍晋三首相が福島原発の廃炉に向けて「国が一歩、前に出る」と発言して以後、東電の広瀬直己社長は「東電が公表する意味があると判断した情報だけ出す」と特定秘密保護法施行前に情報公開を後退させた。その後の高濃度汚染水の増加と漏えいや、K排水路から雨水とともに放射性物質が海洋に流れていた事実の発表が後手に回っていることもマコには納得がいかない。13年7月に始まった護岸エリアの地下水に含まれるストロンチウム90の測定値もそうだ。7カ月後に1リットル当たり500万ベクレルと発表した。法定基準は30ベクレルである。なぜ、すぐに発表しなかったのか。東電は「あまりにも測定値が高すぎましたので何か測定に誤りがあるのかと思い、何回も測定し直しましたが、やはり正しい値でした」と釈明し、その間にアルゼンチンで開かれた国際オリンピック委員会(IOC)総会で安倍首相が汚染水漏れについて「状況はコントロールされている」とうそぶき、東京五輪招致の決め手の一つとなるプレゼンテーションを成功させている。時系列を押さえると、そこに何かの意図を感じるのだった。

おしどりは、こんな質問をすると権力に「消される」のではないかと一時期思い、電車で線路に突き飛ばされないよう、ケンと向き合ってお互いの背中を確認しながら乗り込むホームでの様子を演じて笑いを取る。13年10月から3週間ほど尾行がついた。前月、安倍首相が福島原発廃炉のため全国から原発技術者、研究者を集めたヒアリングがあり、終了後に配られた紙に「コンタクトを避けるべき人物と団体名」が記され、菅直人氏や小沢一郎氏らと並んで「おしどりマコ&ケン」も入っていた。治安や安全保障に関わる情報を収集・分析する公安調査庁のOBに聞くと、「原発に関するニューカマーを懲らしめろ」という政策が取られているという。ここで言う「ニューカマー」は長期滞在の外国人や移民ではなく「新参者」を指すのだろう。イヤホンをつけた男が張りついて、おしどりへの接触者を写真に収めていく。威嚇である。東電にも、おしどりの身元を問い合わせたようだが、「よしもとの芸人」という以上のものは出なかった。

●作業員から情報メール

記者には異動がある。年月がたつと、知識が十分ではない記者がマコに会見後、指南を仰ぐ逆転現象が起こっていく。素人だったはずのマコが「それは(原子力)規制庁汚染水処理対策委員会のホームページの中にありますよ」などと教えるようになる。マコの情報源は、そこだけではない。福島第1原発で働く作業員からリアルタイムで携帯にメールが入ってくる。配管の手違いから作業員10人が汚染水をかぶってしまった事故について東電は「10人とも防水のカッパを着ており、除染して敷地外に出ました」と問題なしを強調しても、現場から届くメールは「カッパが1着足りず、頭から汚染水をかぶった1人は皮膚についた放射性物質がなかなか落ちなくて、今もこすったりしている最中だよ」。そこで東電に問い直しても「カッパがないと作業につけない。間違いなく着ています」と否定する。再び作業員から「東京パワーテクノロジーの名前を出してごらん」と助言が届き、子会社のその名を出すと東電はさすがに確認を約束した。2日後、除染に5~6時間かかったが低減させることができたと事実を認めた。現場の声はトップに届いていない。どこかで遮断されている。反応も遅い東電広報を信じ込んでいては事実をつかみとれない場面がしばしばあることを、おしどりは学んだ。

作業員たちが警戒している話の紹介に移る。第1原発には120メートルの1、2号機排気塔があり、その66メートルの鋼材接合部分で亀裂や断裂が最低でも8カ所ある。倒壊の危険性を13年に指摘されても根元が毎時25シーベルトと極めて線量が高いため、手をつけられないでいる。東電は専用の監視員を置いているだけだ。定点観測して写真を撮っているはずだから、「安全」と言うならばその写真を公開せよと求められても応じない。「劣化は進行していないので公表する必要はありません」とし、だから原子力規制庁にも報告する必要はないとする。山本太郎参院議員が今年7月8日、東日本大震災復興及び原子力問題特別委員会で取り上げたところ、1月の撮影を6月になって原子力規制庁が確認していることが分かった。排気塔は地震の恐怖と海風の劣化にいつまで耐えられるのだろうか。

●ドイツ学生の熱い質疑

14年3月、IPPNW(核戦争防止国際医師会議)がドイツで開く国際会議におしどりが招待された。最初は間違いかと思ったが、会議の資金を提供していたドイツ・ヘッセン州のプロテスタント教会の信徒が東電の記者会見をインターネットで見ており、ジャーナリストとして呼んだのだ。2人はフォト月刊誌『DAYS JAPAN』の編集委員でもあり、連載も持つ。

直前にベラルーシであった国際会議で、いかにベラルーシが情報を統制しているかを理解した。領事部でのビザ申請は「観光」でなければ決して下りない。チェルノブイリ原発事故の影響に敏感である。医者5~6人と同じ時期に同じ日程でベラルーシを訪れるおしどりに「真の目的を言え」と執拗に詰問してくる。職業も問われ、よしもとのホームページも見せて「芸人」と伝えると態度が変わって「観光」と認めてくれた。マコは「芸人で良かった」と安堵の表情を浮かべ会場の笑いを誘う。

首都ミンスクでの国際会議も、参加予定者に場所と時間を示し合わせて集まって開いたもの。情報交換して放射線医学研究所を訪ね、子どものがんセンターなどを見て回る。研究所の副センター長は、事故後にがんなどの疾患が増えていると話すが、因果関係には触れようとしない。ふと見ると、メディア関係者と思っていた秘密警察の男が写真を撮っていることに気づいた。実は彼女はチェルノブイリチルドレンとして、ベラルーシの保養プログラムでドイツに年に2回、3週間暮らしていてドイツ語はペラペラ。なぜロシア語で話し、通訳を介していたのかがようやく分かった。こうした視察には秘密警察が入り、誰がどのような情報を話したかを監視されている。

ドイツの招きだったから、会議後、ドイツの教会や中高大学などで原発事故の話をするよう求められた。学生にとっては押しつけられたプログラムではないかと心配し、また1回2時間を3校回るようなハードスケジュールに閉口したが、立ち見も出る盛況で、どこも熱心。質疑応答も1時間では終わらない。原発以外の質問も受け付けたところ、「NHKの会長は、あれで大丈夫なんですか」という手も挙がった。「政府が『右』と言っているものを、われわれが『左』と言うわけにはいかない」と発言する籾井勝人会長を彼らは知っている。さすがに、おしどりは驚いた。教会での質問もマニアックで原発事故にも詳しいものだった。研究者でもない、農家の人が「非常用電源装置は本当に津波で流れたとお思いですか」と聞いてくる。英語で出ている事故調査委員会の報告書を読んでいるのだ。学生に、どうしてそこまで興味があるのかを逆に聞いてみると「大人になった時、第三次世界大戦が起こらないように知識をつけようと思っているから、社会や政治に関心があり、他の国であってもエネルギーや原発の問題は重要なトピックです」と腕組みされながら返された。冗談でマコが「ひょっとして支持している政党を持っているんじゃないの」と問うと、中高の間ぐらいの年齢なのにそれぞれ具体的に挙げてくる。「日本ではその年齢で支持政党を口にできる学生はいない」と言うと「日本では選挙権を持ってから支持政党を考えるんですか。それでは遅くないですか」とカルチャーショックを受けてしまった。脱原発の意識と日本政府の姿勢が乖離している点についても厳しい声が出た。「日本の人たちは、ポスターやステッカーで原発がなくなり、社会が変わると思ってるんですか。なぜ力を振るわないんですか」。これにはマコも顔を上げられなかった。「世論は悪くない」と自己弁護している自分の逃げがあぶりだされたように感じたからだ。日本で選挙権を18歳に引き下げても、それに見合う政治意識は一朝一夕には育たない。大人が見せる必要がある。

●ローマ教皇からの返信

原子力とエネルギー転換を考える宗教者会議が今年3月、ドイツで開かれた。こうした交流の経験を好機として生かせないかと頭をめぐらせたマコは、取材していた福島県飯舘村の被災者が天皇への直訴も考えていたことに気づく。ドイツへ行けばバチカンは近い。ローマ教皇フランシスコ1世に被災者の気持ちを届けたい。ドイツのプロテスタント教会にカトリック正義と平和協議会を紹介してもらい、バチカンを訪問する日本の司教団に被災者と自分の手紙を託した。するとどうだろう、教皇は1時間の謁見中、半分の時間をその手紙と福島原発事故に費やし、人間のおごりと現代文明のひずみの一例として原発を「バベルの塔」と指摘する新聞記事が出た。バチカンは国際原子力機関(IAEA)に加盟しており、原子力の平和利用を進めてきたから、その批判的な発言こそニュースだった。それだけでなく、2カ月後に、マコに返信まで届く。司教団から事前に「フランシスコ教皇は欧州ではなくアルゼンチンの出身で、バチカンを改革していこう、最も貧しい最下層の人間の声を聞こうとしているからマコさんの手紙はきっと読まれる」と伝えられていた。マコは「最も貧しい最下層の人間……」との表現にやや複雑な面持ちだったが、教皇からの返信は宝物となった。飯舘村の被災者への返信はマコの分と内容も異なり、中身に対応したものとなっていたことも大きな喜びだった。

「原発事故でひどい世の中になったのではなくて、事故の前からひどい世の中だと気づいていなかった」とマコは自省する。皇室をお笑いネタにする漫才は以前からタブーだったが、なぜダメなのか考えなかった思考停止を悔やむ。ケンも「怒られないようにしていこう」と萎縮していた過去を振り返る。これでいいのだろうか。原発をネタにすると師匠らから「長いものには巻かれろ」「庶民は庶民の楽しみを追い求めて生きておけ」「君らみたいなんがいろいろ動いて頑張ったとしても1人では100年かかる」と諭された。納得しそうになって、しかしマコはひらめく。「私みたいのが100人いたら1年で済みますよね」。だから、軽い気持ちでいきたい。半径5メートルの状況を変えていく。意見の違いは当たり前。ケンカも悪いことではない。2人もよくケンカするが、仲がいいと自慢した。あきらめなければ夢はかなうと信じ、おしどりはこれからもしつこく生きていく。漫才という笑いを武器に。

*写真1=ローマ教皇からの返信を映しながら夢を語るマコ(右)とケン=北九州市小倉北区の男女共同参画センター・ムーブで2015年7月10日

*写真2=終演後もおどけたポーズを見せるおしどり

カテゴリー: トピックス, 人権, 住民の暮らしに直結する課題, 全国・中央・北信越, 原水禁, 友誼団体, 反核・脱原発, 志賀原発, 核兵器・放射能・核開発, 環境(原水禁、核燃、放射能・食品汚染), 脱原発・核燃, 護憲・憲法改悪反対・教育・歴史, 運営 | ~真実の原発事故報道、誰もどこもしないから~芸人が起ちあがった 芸人ジャーナリスト「おしどりマコ・ケン」講演会 はコメントを受け付けていません

11.23原子力災害防災訓練、監視行動、即抗議声明

原子力災害を防ぐには、「原発廃炉!」が最も確実!

再稼働への幻想を煽る「避難訓練」は止めよ!

停止中の使用済み核燃料プール対策をこそ先行せよ!

2015_1123_073511-IMGP2928「監視」行動前の説明(志賀町役場前前にて) 総勢50余人で住民アンケートや訓練の対応を厳しくチェック2015_1123_081110-IMGP2929

電源喪失にともない、オフサイトセンターに駆けつける志賀町職員

 

なぜか、この時点ですでにオフサイトセンターにかけつけた「自衛隊」

2015_1123_095509-IMGP2949

要支援者の避難所となっている志賀町武道館に避難した人々

2015_1123_100209-IMGP2952

更衣室への放射線進入を遮る「鉛入れカーテン」

2015_1123_100226-IMGP2953

狭い休憩室で説明を聞く避難者

2015_1123_110220-IMGP2954

第一回原子力災害合同対策会議(しかし、昨年と違って「緩い」雰囲気が漂う。)

 

再稼働を前提としたような「避難訓練」ではなく、廃炉こそ最大の安全策、と訴える横断幕を掲げるさよなら志賀原発ネットワークの仲間

CIMG7757

避難訓練には多くの問題点が指摘され、抗議文も発しました。記者会見にて詳細を訴えます。

          抗議声明       2015年11月23日

1.再稼働を想定した訓練実施に抗議する

本日午前8時から志賀原発の過酷事故を想定した原子力防災訓練が実施された。さる11月11日、私たちも参加する「さよなら志賀原発ネットワーク」が再稼働を前提とした訓練は実施しないよう申し入れたにもかかわらず、稼働中の志賀原発2号機の事故が想定されたことに対して私たちは強く抗議し、国や県、北陸電力は原子力災害への対応を抜本的に転換するようここに要求する。

2.再稼働を前提とした訓練の問題点

(1)許されない再稼働への「地ならし」

志賀原発1、2号機が停止して約4年8か月、この間に実施された4回の訓練はいずれも稼働中の志賀原発の過酷事故を想定したものである。志賀原発の再稼働は言うまでもなく北陸電力の方針であり、願望である。このような訓練を県が主導して実施することは、県も北陸電力の再稼働路線を容認、あるいは期待しているという県民へのメッセージとなる。「敷地内断層の問題の決着が最優先」という谷本知事のこれまでの発言とも矛盾するものである。

(2)向き合うべきは停止中の原発の危険性

原発は停止中であっても核燃料が存在する限り危険な施設である。使用済み核燃料プールの水位低下は現在の原子力防災計画でも「全面緊急事態」に該当し、原子炉停止中であっても全ての原子炉冷却機能の停止は過酷事故に至る。まさに「裸の原子炉」の出現となり、今も県民は過酷事故の危険性に晒されているのであり、直面する原発の危険から県民の目をそらさせる訓練と言わざるをえない。

(3)活断層上の核燃料の移動こそ最優先の「防災」対策

加えて志賀原発直下の断層は「将来動く可能性のある活断層」だと原子力規制委員会有識者会合の専門家の認識は一致し、今月20日のピアレビュー会合でもその結論に変わりはないことが確認されている。活断層上にある核燃料を放置し、原子力災害を招くなら、それはまさに人災である。いま北陸電力や国、県に求められているのは原子力災害を未然に防止する発生源対策である。活断層の上にある使用済み燃料や新燃料を一刻も早く取り出し、乾式貯蔵キャスクで保管し、よりリスクの少ない場所で管理すべきである。

3.4回の過酷事故対策訓練で「実効性なし」は明白

私たちは今回の訓練も含め、過去の過酷事故対策の訓練に対して毎回調査行動を実施してきた。これらの訓練を一言で評価するならば「フクシマの教訓を全く踏まえない訓練の繰り返し」である。放射線防護やヨウ素剤の服用、スクリーニングや除染体制、放射線モニタリングなど、あらゆる訓練に実効性はなく、このままでは多くの新たな被ばく者が生まれると断言せざるをえない。前回訓練から導入されたブラインド訓練も、住民の動きと連動せずにどれだけ繰り返しても、「台本を読む学芸会」から「アドリブで進行する学芸会」への変更に過ぎない。「住民の防災意識の高揚を図る」という訓練目的は、過酷事故が起きても大丈夫という新たな「安全神話づくり」の役割を担っている。このような訓練を繰り返すことは、本当の意味での県民の安全、安心の確保に逆行するものでしかない。

4.今こそ常識に立ち返れ

電気を生み出す一手段に過ぎない原発、しかも今後、稼働する可能性はほとんどないと思われる志賀原発のために多くの県民が命や暮らしを脅かされ、財産を奪われ、ふるさとを追われる危険に晒され続けている。このような異常な事態を放置し、さらには覆い隠すかのように実効性のない訓練を繰り返していることに対し、すべての原子力防災関係者に常識に立ち返ることを強く求めたい。避難させるべきは住民ではなく核燃料である。また、北陸電力に対しても、一企業の経済活動によって自らも、そして国も含め責任の取りようのない甚大かつ深刻な危険に県民を晒すことは絶対に許されないと強く訴えたい。今こそ志賀原発の廃炉を決断し、脱原発電力会社として先頭を走る選択をすべきである。

2015年11月23日

石川県平和運動センター

社会民主党石川県連合

社会民主党石川県連合自治体議員団会議

カテゴリー: トピックス, 人権, 住民の暮らしに直結する課題, 全国・中央・北信越, 原水禁, 友誼団体, 反核・脱原発, 志賀原発, 核兵器・放射能・核開発, 環境(原水禁、核燃、放射能・食品汚染), 脱原発・核燃 | 11.23原子力災害防災訓練、監視行動、即抗議声明 はコメントを受け付けていません

戦争法を葬り去るために(リーフレット)

leaf_no_war (1)

leaf_no_base(2015.11.20)

文書52(思いやり予算の内訳 米軍バーテンダー549万円(最高年収))

カテゴリー: トピックス, 全国・中央・北信越, 反戦・平和 | 戦争法を葬り去るために(リーフレット) はコメントを受け付けていません

いずれにも抗議! パリ同時テロ シリア、イラクでは毎日のように空爆  

対テロだけじゃない 欧州で台頭する「極右」との闘い(日刊ゲンダイより)

欧州中が「次はウチか」と震え上がっている。フランスのバルス首相は16日、「数日あるいは数週間以内に再びテロが起きる可能性がある」と警告。次の標的はフランスとは限らず、欧州全域が狙われていると強調した。欧州全域で、テロへの怒りや不安が増幅されるほど、移民排斥を掲げ、「ネオファシズム」と呼ばれる極右政党の勢いは増すばかり。2度の大戦を経て克服したはずのナショナリズムが、今や欧州各国で再び頭をもたげている。

昨年のEU議会選で国民戦線はフランスの第1党に躍進した。今年3月、大統領選の前哨戦と位置づけられた全国県議会選でも前・後半の合計でEU選を上回る票を獲得。前半の得票率25.24%は与党の社会党(21.78%)を上回った。

「2011年に父親から党首の座を引き継いだルペン氏は、国民戦線のイメージを刷新。従来の反ユダヤ主義を後退させ、労働者の権利確保など『国家社会主義』の色合いを強めた。この“ソフト路線”が功を奏し、支持層を拡大させました。巧みな演説で大衆の心を掴んでいますが、彼女の『押し寄せる難民が低賃金の労働者となり、我々の仕事を奪っていく』といった主張は排他主義そのもの。雇用創出を隠れみのにしたスケープゴートは、オンナ版ヒトラーを彷彿させます」(国際ジャーナリストで早大客員教授の春名幹男氏)
問題は、極右政党が台頭する国がフランスに限らないことだ。英国も昨年のEU議会選で反EUを掲げる極右政党「イギリス独立党」が第1党となり、イタリアは極右政党「五つ星運動」が若年層を中心に支持を広げている。ドイツでも先月末から難民施設への襲撃が激増中だ。

反イスラムの「自由党」が閣外協力で政権の一翼を担い、ブルカ禁止法を制定させたオランダ。移民排斥を唱える極右政党が国政第3党の座を占めるスウェーデン。非白人移民の国外追放を求める過激な「国民党」が政権中枢に入るデンマーク……など欧州全土にナショナリズムの嵐が吹き荒れる最中に、今回のテロが起きたのだ。

しかも、自爆犯1人の遺体近くからシリアのパスポートが見つかり、イスラム国の戦闘員が難民を装って入国したとの報道が続く。その真相を問わず、難民を治安上のリスクとみなす見方が広がり、ポーランドの新政権はEUで合意した難民割り当てを拒否する方針を表明済みだ。
「欧州で移民排斥の極右政党が支持されるのは、域内の人々の間で固定化する経済格差へのイラ立ちが蔓延しているから。今回のテロを機に、欧州全域が現状への不満や憎悪などの感情論に支配された『反知性主義』に染まりつつある風潮に、薄ら寒いものを感じます」(春名幹男氏)
前出の「服従」は2022年の大統領選も描いている。そこでは衰退著しい既成政党が、イスラム穏健派による政党と連立政権を樹立。イスラム教徒がルペン氏を破って大統領に就任するのだが、もはや「荒唐無稽」とは言い切れない。

カテゴリー: トピックス, 人権, 住民の暮らしに直結する課題, 反戦・平和, 運営 | いずれにも抗議! パリ同時テロ シリア、イラクでは毎日のように空爆   はコメントを受け付けていません

優れた技術、確かな安全、世界に示す新生「もんじゅ」

2011年、日本原子力開発機構「もんじゅ」のホームページの巻頭文言です。

優れた技術、確かな安全、世界に示す新生「もんじゅ」

しかしあえなく、事故りました。

最初の事故はナトリウム漏れ・火災です。試運転中の高速増殖「原型炉もんじゅ」、臨界に達した僅か4カ月後の1995年12月8日19時47分、2次冷却系配管(Cループ中間熱交換器出口配管)からナトリウムが漏えいする事故が発生しました。事故後、もんじゅ側の情報隠蔽(事故ビデオの隠蔽)も発覚、15年にわたり、もんじゅは停止した。
事故の原因はなんだったんでしょうか。なんと、設計ミスです。溶融金属ナトリウムが流れる配管に、垂直に温度計を配置した結果、ナトリウムの流れに抗しきれず「折れた」のです。小学生でも分かるような設計ミスです。
 
前代未問のミスは、今回の福島原発の事故と同じく、人災だったのだ。実は、この事故をめぐっては、もうひとつ、重大な事件がおきていた。事故のビデオ隠蔽問題を内部調査していた担当者が、ビルから転落し、亡くなった。
 

2010年5月、15年ぶりに無理して再稼働し試験運転を強行した2010年8月26日、炉内中継装置(直径46cm、長さ12m、重さ3.3トン)がつり上げ作業中に落下する事故を起こした。原子炉に鉄クズ(交換装置)3.3トンが落下し、回収が不能であることがわかった。

事故や隠蔽問題で信頼を失ったもんじゅ、15年かけて、ようやく運転を再開した。だが、そのやさき(2011年)に事故を起こしたのです。組織が組織の体を成していないのです。廃炉しかありません。
カテゴリー: トピックス, 運営 | 優れた技術、確かな安全、世界に示す新生「もんじゅ」 はコメントを受け付けていません

内灘闘争の歴史と資料 「風と砂の館」

内灘町「歴史民俗資料館・風と砂の館」

http://www.town.uchinada.lg.jp/webapps/www/section/detail.jsp?id=1438

カテゴリー: トピックス, 運営 | 内灘闘争の歴史と資料 「風と砂の館」 はコメントを受け付けていません

9.27 フランス軍はシリア領内で「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」を空爆

(CNN)フランス大統領府によると、仏軍は27日、シリア領内で初めて過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に対する空爆を実施した。

フランス大統領府によると、仏軍は9月27日、シリア領内で初めて過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に対する空爆を実施した。

フランスは約1年前からイラクでISISへの空爆に加わっていたが、最近になって対象をシリアまで拡大する方針を表明していた。

シリア上空で2週間前から偵察飛行を実施し、収集された情報に基づいて空爆を実施したという。大統領府は声明で、ISISの脅威に立ち向かう同国の意志を確認し、「我が国の安全が脅かされる時はいつでも攻撃する」と強調した。

オランド大統領も国連総会出席のため訪れているニューヨークで、ISISは「我が国への脅威」との見方を示した。そのうえで「我々は目的を果たし、訓練キャンプ全体が破壊された」と述べた。

大統領によると、空爆には航空機6機が出撃した。仏軍が主導し、米主導の有志連合軍との緊密な連携の下で実施したという。

オランド大統領はシリア情勢について、ISISが「恐ろしい行為」を繰り広げているが、「主な責任はアサド大統領にある」と主張。「アサド大統領の下でシリアに未来はない」と述べた。

フランスでは今年1月、週刊紙「シャルリー・エブド」の本社などを狙った連続テロが発生。6月に南東部リヨン近郊の工場が襲撃され、8月にはパリ行きの国際特急列車内で発砲事件が起きた。

またバルス首相は、シリアなどから欧州へ殺到する難民の問題はISISに原因があるとの見方を示し、「根本的な解決策が必要だ」と述べていた。

フランスは一方で、シリア情勢の政治的解決に向け、アサド政権を支援するロシアやイランとも交渉を試みている。

カテゴリー: トピックス, 運営 | 9.27 フランス軍はシリア領内で「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」を空爆 はコメントを受け付けていません

軍事パレード反対集会場の「使用不許可違憲!」訴訟 結審

「広場使用不許可違憲!」訴訟は本日、最終陳述を終え結審しました。判決は来年2月5日、202号法廷で13:10からです。

結審を終え、総括する原告・弁護団、支援者たち。

DSC_0561

(最終)意 見 書

平成27年11月10日

 私は、石川県平和運動センターで事務局長をしております中村照夫と申します。

2011年4月から現職にあり、その前月までは石川県職員労働組合で休職専従副委員長をしており定年退職しました。県庁では主に、企画、県民文化、農林行政を担当してきました。その年の3月11日には福島原発事故があり、驚きと同時に、「これまで何をしてきたのだ」と反省し運動の再構築を目下の課題としておりました。

2014年5月3日憲法記念日。これまで10年以上の間、年2回は開催していましたので、私はいつものように金沢市役所前広場で「憲法改悪反対!」「憲法9条守れ!」の集会を行い、デモで、道行く若者に「憲法9条守れ!」「集団的自衛権の行使は戦争への道」を訴えました。これらは私にとって日課みたいなものであり、いつもの光景です。仲間と共に参加できたことの充実感、そして市民に訴えることができた満足感で一杯でした。

当時、ときの政権である安倍内閣は、歴代内閣が「どのように解釈しても憲法上許されない」としてきた「集団的自衛権の行使」を、「砂川判決」を根拠に「合憲」だとする超反動的解釈改憲をめざしており、私たちはこれを「憲法の危機」「平和の危機」ととらえ、街頭宣伝や集会、デモ、チラシ配布などで訴え、必死に反対してきました。

 

そんな4月16日、金沢市内の中心街を47年ぶりに陸上自衛隊金沢駐屯地の部隊が「軍事パレード」するということを知りました。「なんて時代錯誤なことを」と疑問を持つと同時に「安倍政権の戦争政策の先取りだ」と感じ、仲間たちと何回か会議を重ね、5月19日に金沢市役所前広場で「軍事力で平和は訪れない」ことを訴える「軍事パレード反対」集会とデモを持つことを決めました。金沢市長や陸上自衛隊駐屯地司令に「中止申入れ」をすることや警察へのデモ申請、金沢市への広場使用申請なども決めました。この時、「貸してくれない」なんて夢にも思いませんでした。ところが、金沢市総務課の担当者が「不許可」を匂わしていることを申請した山本由起子金沢市議から聞き、金沢市に説明を求めたのです。

そのやり取りは証拠として提出済みですが、「国のやることに地方自治体がどうのこうの言えません」とか、「憲法を守るというのは市の姿勢と合致するが、軍事パレード反対は合致しない」とか、「政治的なものや賛否両論あるものは貸さない」など、およそ自治体の主張とは思えない、国の下部機関のような「恣意的」かつ「内容に立ち入る」検閲的な考えを披瀝したのです。この訴訟における「原告の集会は示威行為に該当する」という被告の主張と合わせ、驚きの連続でした。

これまでも「市庁舎前広場」で憲法集会を開催し、自衛隊の強化反対や辺野古新基地建設、武器輸出などにも反対してきました。原水禁集会も「市庁舎前広場」で開催し、核兵器の廃絶と原発の再稼働にも反対してきました。それなのになぜ、観光都市のど真ん中で、武装した「自衛隊=軍隊」が迷彩色で固めた戦闘服を着たまま軍事パレードをすることには金沢市は「後押し」し、軍事パレードに反対する集会には使わせないのでしょうか。反対する集会を行うことは民主主義の基本的な権利ではないでしょうか。私たちは、軍事パレードに賛成する集会が市庁舎前広場で開催されることがあったとしても、会場は貸すべきと考えます。これが民主主義であると強く、強く思います。

最後に、金沢市から集会場を貸してもらえなかったため、石川県公園管理事務所へ申請に行きました。そこで担当者は右翼の抗議があることも念頭に置きながら、所長を交えた検討をされました。私は、「右であれ左であれ、集会の内容で許可・不許可を検討するのではなく、規則や条例に照らし、淡々と、基本的には貸し出すべき」ことを訴えました。その結果、「お貸しします」と熟議の末の結論を出してきたのです。市役所前広場と中央公園であることの差はありますが、軍事パレードには石川県のお歴々も出席しているのです。それにもかかわらずこのような冷静な決定を下したのです。見事な熟議ぶりであり、すばらしい判断だと思います。

近くには、姫路駅前広場において、政権批判をする団体の集会を中止させたことが問題となった事件があります。姫路市は、表現の自由、集会の自由の重要性に鑑み、非を認め、全面的に謝罪するという英断をしました。姫路市、石川県の判断こそ民主主義に則ったあるべき判断だと考えます。

司法の場に置いても、表現の自由・集会の自由が最大限保護されなければならないという判断が当然にもなされるであろうことを確信し、私の意見陳述を終えます。

 

カテゴリー: トピックス, 人権, 住民の暮らしに直結する課題, 全国・中央・北信越, 友誼団体, 護憲・憲法改悪反対・教育・歴史, 護憲・憲法改悪反対 | 軍事パレード反対集会場の「使用不許可違憲!」訴訟 結審 はコメントを受け付けていません

活断層上の志賀原発を廃炉に! 訴訟原告団 街頭宣伝

a5dcd6024b0dc56e533fbf9b78239f08(11.11街頭宣伝)

カテゴリー: トピックス, 原水禁, 反戦・平和, 反核・脱原発, 志賀原発, 核兵器・放射能・核開発, 環境(原水禁、核燃、放射能・食品汚染), 脱原発・核燃, 運営 | 活断層上の志賀原発を廃炉に! 訴訟原告団 街頭宣伝 はコメントを受け付けていません