イスラエル・パレスチナ問題(パレスチナ抹殺としか思えない諸攻撃)への抗議声明(11/19)

新しい事態であり戦争です。声明を出すべく団体間の協議を重ねてきました。ようやく「抗議声明」を出すことができました。県平和センター運営委員、単組の関係者に感謝いたします。

ガザ地区への総攻撃をやめ

双方に即時停戦を求める声明

10月7日、パレスチナのイスラム組織ハマスによるミサイル攻撃に端を発したイスラエル・ネタニヤフ政権による爆撃は、住民やけが人の避難先である学校や病院に、祈りの場である礼拝堂、挙句の果てには救急車にまで容赦のない無差別空爆が連日連夜強行されています。一日に450回を超えることもあり、水や食料、電気、燃料は完全に封鎖され、ガザ地区は「人道上の危機」に追い込まれています。市民は南部へ避難しろとイスラエル側は言っていますが、どこに避難する道や場所があるのでしょうか。ガザ地区は南北に完全に分断され、すでに10,000人を超える人命が奪われ(11/6現在)、半数が子供であるという。イスラエルでも1,400人余の尊い命を奪われている。

私たちはハマスの無差別攻撃や人質作戦を支持しません。しかし、ガザ地区は「天井のない監獄」と呼ばれ、種子島ほどの面積の中で220万人が押し込まれています。過去4回にわたる中東戦争を経て1993年、オスロ合意で「両国家併存」が合意されました。イスラエル国家の中でパレスチナ人と(ガザ地区とヨルダン川西岸)とイスラエル人の居住地が決められたのです。しかし、その後もイスラエル側は暴力的に住居や農地を奪う「入植」という方法で居住地域を広げていきました。それゆえ、合意から30年たってもパレスチナ国家は建国されず、これに反発するパレスチナ人は、イスラエルの圧倒的武力で押さえつけられ殺され続けてきたのです。

グテーレス事務総長は、すべての人質の解放を求めた一方、「ハマスによる攻撃は理由もなく起きたわけではない、パレスチナ人は56年間、占領下に置かれてきた」と発言しましたが、これが世界の常識なのです。イスラエル側はこれをテロ容認だ、辞任すべきだとまで批判しました。

国連安保理事会は、大国の利害衝突で何も決まらない状態に陥っています。それを打開するため国連総会では121か国の賛成で、イスラエルに対してガザ地区への支援物資の搬入を含め「人道的休戦」を決議しました。しかし、ネタニヤフ政権とアメリカ・バイデン政権はこれを無視し、「自衛権」を行使して無差別空爆と地上作戦を拡大し続けています。

私たちは、パレスチナ問題がどのように作られてきたのか、そして繰り返される武力衝突に国際社会はどのように対処してきたのか、今一度顧みなければなりません。

私たちは、イスラエルが直ちに「自衛権の行使」をやめて無差別殺戮をやめることを要求します。双方が直ちに停戦することを要求します。私たちはパレスチナで平和のために闘う労働者・市民と連帯します。イスラエルで「隣人を殺すな」と立ち上がった労働者・市民と連帯します。

全世界の労働者・市民と固く連帯してイスラエルによるガザへの総攻撃を止めるために奮闘することを声明します。

2023年11月14日

石川県平和運動センター

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