浜松沖の空自ヘリ墜落 「戦争準備」の訓練が影響か

交信5分後にレーダーから消える

2017年10月18日10時51分

【動画】捜索が続く浜松沖の海上=野津賢治撮影
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  浜松市沖で17日夕、訓練中の航空自衛隊UH60J救難ヘリコプターが墜落した事故で、ヘリは空自の管制官と最後の交信をした5分後にレーダーから消えていたことが防衛省の調査で分かった。交信の際、機体のトラブルや異常を知らせる内容はなかったという。

18日午前も現場周辺の捜索は続いたが、機長の花房明寛3等空佐を含めヘリに乗っていた計4人の隊員の安否は分かっていない。

防衛省によると、ヘリは17日午後5時51分に空自浜松基地を離陸し、同57分に管制官と交信をした。夜間暗視装置を使った捜索訓練をしていた同6時2分にレーダーから消えたという。

上空からの捜索で、「航空自衛隊」と書かれたドアや、隊員のものとみられるヘルメットなどが見つかり、一部が回収された。機体に搭載されているフライトレコーダーは見つかっていないという。

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