小松基地「航空祭」の中止と一連の事故対策を示せ!

Exif_JPEG_PICTURE

2017年9月13日

航空自衛隊小松基地

司令 亀岡 弘 様

石川県平和運動センター

 代表  森  憲一

                    石川県憲法を守る会

 代表  岩淵 正明

                         小松基地爆音訴訟原告団

 団長  出渕 敏夫

                       小松能美勤労協連絡会

 代表  長田 孝志

 加賀地区平和運動センター

 議長  市野 晃司

                       社会民主党石川県連合

 代表  盛本 芳久

(各 公 印 省 略 )

申し入れ書

 私たちが、第一次小松基地騒音訴訟を提起して41年が経過しておりますが、いまだ小松の空から爆音は消えておらず、また墜落の恐怖感から逃れることができておりません。地元住民は、日々、身体的・精神的被害に苦しんでいます。この間、司法では4度にわたり「受忍限度を超える爆音である」と、違法状態を放置し続けている国を断罪しています。しかし、その判断を無視し続け、今も爆音を轟かせながらの飛行が繰り返されています。

このような中において、9月18日(月)に「航空祭」が強行されることを公表されています。祭りを装って、子供たちの興味をあおり、戦闘機や機関銃、戦技演習を見せるような「宣撫工作」は断じて許されるものではありません。また、爆音に曝され、健康被害に苦しむ市民のことを全く考量したものとは言えず、憤りを禁じ得ません。

私たちは「武力で平和は守れない」と考えています。9.11もISのテロ行為も、大国支配による戦争と貧困から起きています。戦争は新たな憎しみを生み出し、環境破壊にもつながるだけものであります。

改めて訴えます。市民を無視し、武器を「人寄せパンダ」のごとく活用した、“お祭り”騒ぎの「航空祭」は憲法に違反しており、直ちに中止するよう下記事項を要請します。

1 子供たちを興味本位にあおる“戦争美化”に通じる「航空祭」はただちに中止する

  こと。

 2 墜落の危険や落下事故、耐え難い爆音と健康被害が増加している。戦争に繋が

  る訓練飛行は直ちに中止すること。

3 アグレッサー部隊が強行配備されて以降、騒音がこれまでの2割以上増加して

いる。殺人訓練はやめ、騒音軽減のための具体的な対策を明らかにすること。

4 C2輸送機の過去の事故原因と事故防止のための対策を明らかにすること。

5.この一年間に9回にも及ぶ事故・事件を起こしている。危険を回避する抜本的な

解決策を示すこと。

 

カテゴリー: トピックス, 住民の暮らしに直結する課題, 全国・中央・北信越, 反基地, 反戦・平和, 小松基地, 環境(原水禁、核燃、放射能・食品汚染), 護憲・憲法改悪反対・教育・歴史 パーマリンク

コメントは停止中です。