宮古島民の生活を犠牲にした弾薬庫建設反対!南西諸島での自衛隊新基地建設に抗議する声明

2019年10月3日

フォーラム平和・人権・環境(平和フォーラム)

事務局長 勝島 一博

防衛省は2019年10月、沖縄県宮古島の陸上自衛隊のミサイル部隊等の新設に関わり、弾薬庫の建設工事に着手するとしています。地元住民の反対の声を無視した着工を許すわけにはいきません。

宮古島市城辺保良の採石場(保良鉱山)に新たに造られる弾薬庫は、保良集落や七又集落に近接し、最も近い民家で200メートルほどしか離れていません。日々の生活を営んでいる住民の間近に危険な弾薬庫を造ることは、人びとの命とくらし、財産を全く軽んじているとしか言いようがありません。

宮古島の弾薬庫をめぐっては、「誘導弾を保管する弾薬庫は整備しない。警備等に必要な小銃弾等の保管庫を整備する計画」と防衛省は説明していましたが、2019年3月に新設された宮古島駐屯地に、中距離多目的誘導弾と迫撃砲弾を保管する弾薬庫が設置されていることが判明。「政府はミサイル基地を造るために住民に嘘をついた」と宮古島住民の批判が湧き起こっていました。その後、防衛省は弾薬を島外に搬出したものの、今後は保良鉱山に造られる新たな弾薬庫に保管するとしています。

自衛隊の宮古島配備、新基地建設では、2016年に野原集落会、千代田集落会が反対決議を上げ、ミサイル・弾薬庫等に近接する保良集落会が2017年に、七又集落会は2018年に、反対する決議を上げています。

住民に虚偽の説明まで行い、新基地建設を進めてきた政府・防衛省の責任は極めて重く、これ以上、新基地建設工事をすすめるべきではありません。保良集落会の決議では、「農漁業や観光で発展する可能性に富んだ地域に、弾薬庫等を配備することは、人びとの生命、財産をおびやかし、地域発展を阻害する」と訴えています。これら住民の切実な声を政府は真摯に受け止めなければなりません。

安全保障関連法(戦争法)の成立以降、安倍政権は、いずも級護衛艦の空母化、長距離ミサイル弾の導入、ステルス戦闘機の配備など、攻撃型兵器の充実を図り、日本領域に限定し必要最小限の防衛力としてきた「専守防衛」のあり方は、すでに破たんしています。日本の領域を超えた南シナ海での日米合同軍事訓練の実施や南西諸島へのミサイル部隊の新設などは、日米統合軍として米軍の東アジアでのプレゼンスを補完し、対中国を意識した軍事力増強の一環であることは間違いありません。

平和フォーラムは、東アジアの安全保障環境を不安定化させる、宮古島をはじめ南西諸島の自衛隊強化を許しません。そして、人びとのくらしに悪影響をもたらす弾薬庫および自衛隊の新基地建設に抗議する地元住民の訴えに連帯し、総力を挙げてとりくみを進めていきます。

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 東京電力旧経営陣に対する東京地裁「無罪判決」に強く抗議する(声明)

2019年9月20日

 昨日(9月19日)東京地方裁判所(永渕健一裁判長)は、2011年3月11日の福島第一原発事故をめぐり、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東京電力旧経営陣の3被告に対して、無罪を言い渡した。私たちはこの不当な判決に対し、心の底から怒り、強く抗議する。福島第一原発事故は、避難時において多くの人々を死においやり、放射性物質による広範囲の汚染によって住環境を奪い、人々の安寧な生活を破壊した。未だ故郷に帰還できない人々がいる。汚染水はたまり続け、事故収束の目処は全く立っていない。この未曾有の被害に対して、判決は責任の所在を全く曖昧にした。裁判官は、福島原発事故の実相に全く触れていない。被害者無視の判決と言わざるを得ない。これまでも、そしてこれからも被害を受け続ける人々にとって、到底受け入れることのできない、市民感覚、社会通念を欠いた判決である。

 裁判では、東日本大震災による津波の予見とそのための対策を取らなかったことが主な争点とされた。判決では、事故前に15.7メートルの津波が来るとの試算があったにもかかわらず、3被告が認識していた事情は、津波の襲来を合理的に予測させる程度に信頼性・具体性のあるものではなかったとして、訴えを退けた。判決は、事故時点では完璧な安全性を求められていたものではないとして、対策の先送りを是としている。また、対策に着手したとしても、事故前までに完了できたかは判然としないと述べている。そして、運転停止の判断は、3被告には到底できなかったと擁護している。問われているのは、判決が「事故の結果は誠に重大で取り返しの付かないものだ」と述べた原発事故への、運転責任者としての東京電力の姿勢である。東電が、津波の予想に接してもなお、最大限できうる津波対策を行った事実は全くない。原発事故リスクへの鈍感さだけでも企業責任者としての資格はなく、そのことこそが問われているのである。企業のトップは、結果に対して責任をもつべきであり、その責任をとる覚悟もない者が、最高責任者になるべきではない。

 判決は、地震発生時までの時点では、規制基準や国の指針、審査基準のあり方は、絶対的安全性の確保までを前提としていない、だから、予見可能性の有無にかかわらず刑事責任は負わないとしている。しかし、これまで国や電力会社は、「原発安全論」を振りまき、過酷事故や全電源喪失などはあり得ないとして「原子力安全神話」を作ってきた。そのことを、全国の原発裁判の中で、司法も容認してきた。その結果が福島原発事故ではなかったのか。そのことへの反省もなく、事故責任を不問とする今回の判決は、福島原発事故以降の市民社会の感覚と大きくかけ離れている。国会事故調査委員会報告でも事故は、「明らかに人災」だと指摘していることも忘れるわけにはいかない。

 私たち原水禁は、長きにわたって原発反対の運動を展開してきた。福島原発事故を止められなかったことの忸怩たる思いをもって、引き続き東京電力の事故責任の追及と共に、脱原発社会をめざし原子力政策の転換を強く求めていく。あわせて司法の問題性を問い、各地で闘われている福島原発事故に関わる裁判を支援していく。さらに企業の刑事責任を問う司法制度の確立も強く訴えていく。

2019年9月20日

原水爆禁止日本国民会議

議 長  川野 浩一

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第20回定期総会を開催(速報)

20191003第20回定期総会議案書及び闘いの記録

総会アピール(案)

安倍首相は9月11日、第4次安倍第2次改造内閣を発足させましたが、20閣僚中14名が「日本会議国会議員懇談会」に属する典型的な「極右・改憲内閣」です。この政権は、参議院選挙で改憲派が2/3を切ったにもかかわらず、「議論は行うべきというのが国民の声」と勝手に解釈し、より巧妙に野党を抱き込むための術策を弄し始めています。

9月19日から10日間、衆議院憲法審査会の与野党理事が欧州4か国へ出かけました。ドイツでは、憲法改正の審議状況や合意形成のプロセス、国民投票制度の現状を、ウクライナでは、憲法に規定されている「非常事態の布告」の実態について調査しました。いままで野党が「論議することは安倍改憲に協力すること」と話し合いを拒否してきた姿勢からの転換と言わざるを得ません。ただ、この欧州視察は各国の改憲事情が違いすぎ、自民党の「思惑外れ」(朝日新聞)となりましたが、今後も野党に対するあらゆる「懐柔策」を警戒しなければなりません。

「自国ファースト」のトランプ政権に付き従い、世界で「戦争する国」をめざす安倍政権は、超高額兵器を爆買いして日・米の軍事一体化を推し進めています。米国と中国の軍事的争いは一触即発の危機を生み、米国とイランの角逐は、「有志連合」結成を機に戦争へ秒読みとなり、米国とロシアの核軍拡は、「核」戦争の危機しかもたらしません。

このようななかで、「防衛」の最前線にある小松空自基地は米軍の盾として「護衛」役を命じられていますが、2020年3月に「爆音訴訟」は判決をむかえます。「飛行差し止め」を確信しますが「平和な空」を求め続けなければなりません。

また、私たちは脱原発社会をめざし、活断層上に建つ志賀原発の廃炉を求めてきましたが、廃炉訴訟は、活断層の是非を「規制委」に委ねた裁判長のため進まず、それを打開するため「北陸電力株主訴訟」を提訴しました。あらゆる戦術を駆使し、地域、職場から脱原発社会を創るために奮闘しなければなりません。

方や、金沢市長が「護憲集会」に使う市役所前広場を使用不許可としたことに対し、私たちは「表現の自由」を守る闘いとして提訴しました。一旦失うと「命を懸けて闘わなければならない」という重い課題の勝利にむけ、頑張らなければなりません。

世界の労働者、市民、沖縄辺野古や秋田、そして福島の仲間たちと手をつなぎ、平和な社会を築くために、「諦めず」闘いぬくことを決意しアピールとします。

2019年10月3日

石川県平和運動センター

第20回定期総会参加者一同

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南西諸島の自衛隊新基地建設に抗議する

宮古島住民の生活を犠牲にした弾薬庫建設を許さず、

南西諸島における自衛隊の新基地建設に抗議する声明

 

2019年10月3日

フォーラム平和・人権・環境(平和フォーラム)

事務局長 勝島 一博

防衛省は2019年10月、沖縄県宮古島の陸上自衛隊のミサイル部隊等の新設に関わり、弾薬庫の建設工事に着手するとしています。地元住民の反対の声を無視した着工を許すわけにはいきません。

宮古島市城辺保良の採石場(保良鉱山)に新たに造られる弾薬庫は、保良集落や七又集落に近接し、最も近い民家で200メートルほどしか離れていません。日々の生活を営んでいる住民の間近に危険な弾薬庫を造ることは、人びとの命とくらし、財産を全く軽んじているとしか言いようがありません。

宮古島の弾薬庫をめぐっては、「誘導弾を保管する弾薬庫は整備しない。警備等に必要な小銃弾等の保管庫を整備する計画」と防衛省は説明していましたが、2019年3月に新設された宮古島駐屯地に、中距離多目的誘導弾と迫撃砲弾を保管する弾薬庫が設置されていることが判明。「政府はミサイル基地を造るために住民に嘘をついた」と宮古島住民の批判が湧き起こっていました。その後、防衛省は弾薬を島外に搬出したものの、今後は保良鉱山に造られる新たな弾薬庫に保管するとしています。

自衛隊の宮古島配備、新基地建設では、2016年に野原集落会、千代田集落会が反対決議を上げ、ミサイル・弾薬庫等に近接する保良集落会が2017年に、七又集落会は2018年に、反対する決議を上げています。

住民に虚偽の説明まで行い、新基地建設を進めてきた政府・防衛省の責任は極めて重く、これ以上、新基地建設工事をすすめるべきではありません。保良集落会の決議では、「農漁業や観光で発展する可能性に富んだ地域に、弾薬庫等を配備することは、人びとの生命、財産をおびやかし、地域発展を阻害する」と訴えています。これら住民の切実な声を政府は真摯に受け止めなければなりません。

安全保障関連法(戦争法)の成立以降、安倍政権は、いずも級護衛艦の空母化、長距離ミサイル弾の導入、ステルス戦闘機の配備など、攻撃型兵器の充実を図り、日本領域に限定し必要最小限の防衛力としてきた「専守防衛」のあり方は、すでに破たんしています。日本の領域を超えた南シナ海での日米合同軍事訓練の実施や南西諸島へのミサイル部隊の新設などは、日米統合軍として米軍の東アジアでのプレゼンスを補完し、対中国を意識した軍事力増強の一環であることは間違いありません。

平和フォーラムは、東アジアの安全保障環境を不安定化させる、宮古島をはじめ南西諸島の自衛隊強化を許しません。そして、人びとのくらしに悪影響をもたらす弾薬庫および自衛隊の新基地建設に抗議する地元住民の訴えに連帯し、総力を挙げてとりくみを進めていきます。

 

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10.1「日米共同訓練反対!」早朝緊急集会(空自小松基地正門ゲート前)

19.10.1 日米共同訓練抗議 早朝緊急集会 次第、シュプレ

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関電幹部らの原発還流マネー授受に抗議!

関電幹部らの原発に関連した金品授受に抗議し、

       全原発での厳密な調査を要求する(声明)

 関西電力の八木誠会長、岩根茂樹社長ら20人が2011年~2018年の7年間で3億2千万円にも上る多額の金品を、関電の原子力発電所が4基立地する高浜町の森山栄治元助役(故人)から受け取っていたことが明らかになった。原発工事の関連会社が資金を提供していたという。関電は、発電量の6割近くを原子力発電に頼っていた。2011年3月の福島第一原発事故以降原発を稼働できない中にあって、電気料金を値上げして市民負担を強いる一方で、このような不当な利益を得ていたことは、市民感覚としても許すことはできない。

 「不適切だが、違法な行為はない」との岩根社長の言葉は、利用者である市民を愚弄するものに他ならない。ここまで多額になれば、特別背任罪とも言える。外部の税務調査がなければ、この問題は闇に葬られていたのではないか。問題が発覚し社内の調査委員会が結果をまとめても、報道されるまで1年にわたって公表しなかった。関電のコンプライアンスの欠如には、あきれてものが言えない。電力産業は公益事業であり、ゆえに様々な税金が投入されている。このような企業が公益事業を担い原発を動かす資格などない。金品を受領した20人全員の遡っての辞任を要求する。

 記者会見で岩根社長は、受け取った金額が20人で3億2千万円と明らかにしたが、様々な疑問には「個人のことなので回答は差し控える」と述べた。原発マネーの還流はないと強弁するが、そもそも原発に関わる地元企業の不正な金が、原発立地に深く関わってきた地元自治体の助役を通じて、関電幹部に流れたものである。原発マネーではないという詭弁は通用しない。「見返りはない。発注も適切だ」というが、誰が信じるのか。社会福祉事業なら理解もするが、見返りがなくて3億を超す金品を電力会社幹部に贈ることは市民の理解を超えている。一度は受け取りながら「返せるものは返したとしているが」全額とは言っていない。個人管理の中で使い込みはなかったのか、返却は発覚してからか、額も時期も明らかにしていない。関電の社会的立場を理解した発言とは思えない。

 岩根社長は、社内の調査委員会の報告書を「個人情報が入っているので公表しない」とした。それでは、関電の責任を果たすことはできない。全てを明確にすることを強く望む。また、高浜原発以外の調査は現時点ではしていないとし、遡っての調査も実施していないとしている。岡田達司常務は「今後の検討」としたが、全ての原発に関わって調査することを強く要請する。

 菅義偉官房長官は「不透明な形で長年にわたり金品を受領していたのは大変な問題だ」と発言しているが、経済産業省を中心とした監督官庁に責任はないのか。原発立地には、多額の資金が動くと言われてきた。これまで原発立地地域や立地予定地域でも度々問題とされ、不透明な金にまつわる話は枚挙にいとまない。全ての原発立地においてこのような事例がなかったか、しっかりと調査をするのが政府の責任ではないのか。原発メーカー、電力会社、大手建設会社や地元企業、そして地方自治体に広げた厳密な調査を要求する。

 原発立地の地元理解は利益誘導によって進められてきた。原発が存在する限り、これからもこのようなことが繰り返されるだろう。脱原発は、安全の問題だけではなく、民主主義の問題でもあることを、今回の事件は象徴している。脱原発の運動は、平和と民主主義を守ること、原水禁はしっかりとそのことを踏まえ、今回の事件への追及の手を強めていく。

原水爆禁止日本国民会議

議 長 川野 浩一

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JCO臨界事故20周年集会アピール

2019年9月29日 JCO臨界事故20周年集会

JCO集会2019.jpg

  1999年9月30日に核燃料加工工場JCO(茨城県東海村)で起きた臨界事故から20年が経ちました。大量の中性子を浴びた3人の労働者のうち2人が亡くなり、600人を超す労働者や周辺住民などが被曝した当時国内最大の原子力事故でした。原子力推進側は、原子力に絶対「安全」など存在しないという教訓を学ばず、「安全神話」になお固執し続けたことが、結果として福島原発事故にもつながっていったと思います。
私たちはJCO臨界事故を「忘れない!」として毎年集会を開催し、今年は9月29日、東海村で「JCO臨界事故20周年集会―JCO臨界事故を忘れない! とめよう、東海第二原発の再稼働!」を、原水禁や地元の茨城平和擁護県民会議など6団体の主催で開催しました。全国各地から300人が集まりました。
 集会は、原子力資料情報室共同代表の西尾漠さんと地元の臨界事故を語り継ぐ会の大泉実成さんのあいさつで始まりました。主催者を代表して、原水禁の藤本泰成事務局長からは、安倍政権のエネルギー政策の破綻を指摘しながら、安倍政権の向こうに新しい社会を構想して運動をさらに強めていこう、と訴えがありました。
 医師でチェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西の振津かつみさんによる「JCO臨界事故とフクシマ」と題する講演がなされました。その中で振津さんは「JCO臨界事故は、労働者のみならず、一般市民を含む多くの人々が、公衆の被ばく限度、年1mSv以上を超える被ばくが強いられ、人権侵害である」、「JCOだけでなく臨界事故の背景にいる国や動燃の責任も問われるべきだ」と訴えました。そのうえでJCO臨界事故とフクシマ事故の被害者をつなぐ視点としての事故被害者の人権確立が必要であることが語られました。
 特別報告として東海第二原発運転差止裁判の青木秀樹弁護士からは、原発の本来的危険性を訴え、差止を勝ち取るという決意が述べられました。
 集会の最後に集会アピールを採択し、東海駅に向かって村内デモを行いました。
 なお、この集会に、東海村長や水戸市長など県内36の自治体首長からメッセージをいただきました。
  JCO臨界事故20周年集会アピール

2019年の今年はJCO臨界事故の20周年に当ります。そのとき生まれた人は20歳になり、40歳だった人は60歳を迎えています。時間はたちましたが、原子力の危険性にかかわることは何も変わっていません。したがって不幸にも、事故後11年目に福島第一原発事故が起きるべくして起こってしまいました。

原子力の危険性の根源は核分裂連鎖反応によって生みだされる放射性物質にあり、それを無毒化・無害化できないという簡単な真理につきます。核燃料製造の作業でも、原発の稼働によってもそれは作り出されます。その危険物を「閉じ込め」て環境に出さないことができると、原発会社や規制当局や御用学者は主張して、狭い国土に54基も原発を立ててきました。愚かにも、またその道を歩もうとしています。しかし、「閉じ込め」が完全にできるというのは人間の傲慢というものです。

JCO臨界事故は、高濃度の中濃縮ウラン溶液の均一化を求める動燃の無理な生産要求、無許可の設備の設置や利用というJCOの会社ぐるみの違法行為、規制当局の甘い審査、それが相乗して引き起こされました。これらの原因事象は、他との絶えざる競争にさらされる企業・労働者に絶えずつきまとってくるものであり、それらの誘惑を完全になくすことはできません。

福島第一原発の真の事故原因も経営上の理由から防潮堤への投資を怠ったことによってか、あるいは巨大な地震動によって機器が破損したことがメルトダウンを引き起こしたのか、またはそれらの相乗によるのか福島第一原発の事故原因ははっきりしませんが、いずれにしろ経営判断の如何や想定を超える大地震・大津波という自然現象に襲われることが事故原因となることは否定できず、放射性物質の「閉じ込め」失敗につながりました。その他さまざまの思わぬ事象が「閉じ込め」を失敗に導きます。そして、「閉じ込め」ができなければ、福島第一原発事故やチェルノブイリ事故となり、国土の喪失や人の人生を変えてしまう巨大な原子力災害に帰結することを私たちは知っています。

今、世界は自然エネルギーなど危険性の少ないエネルギー源へシフトし、原発がなければ人々の生活に支障が出るという時代ではなくなっています。JCO臨界事故20周年の今こそ原子力エネルギーを廃棄する新たな決意のときにしましょう。

改めて訴えます。

JCO臨界事故による、人間の五感ではつかむことのできない放射性物質・放射線の恐怖を語り継いでいきましょう。東海第二原発の再稼働を許さず、廃止措置を日本原電に求めていきましょう。すでに存在している放射性物質・放射性廃棄物はその場所で厳重に管理していきましょう。福島第一原発事故により人生を変えられた被災者への万全の補償を東電に要求していきましょう。自然エネルギーなどによる人に優しいエネルギー体系を築き上げましよう。それらの動きを今からさらに強めていきましょう。

 2019年9月29日

JCO臨界事故20周年集会参加者一同

 

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近江商人の負の歴史「アイヌ民族を劣悪条件で労働」 

近江商人の負の歴史「アイヌ民族を劣悪条件で労働」 自費出版

 滋賀県高島市の近江商人研究家駒井正一さん(69)=安曇川町北船木=が、新著「アイヌ民族の戦い-知られざるアイヌ民族の戦いの真相」を自費出版した。江戸時代、北海道に進出した近江商人らに、生活を奪われたアイヌの人々の苦難に焦点を当てている。

 駒井さんは元中学校教諭。近江商人だった先祖の足跡を探ろうと、1981年から研究を始めた。近江商人とアイヌ民族の関わりについては、94年ごろから調べ始め、2005年には、幕末期に北海道で漁業経営をしていた近江商人が、アイヌ民族を雇用したことを裏付ける当時の約定証文を、道立図書館北方資料室(江別市)で発見した。

これらの文献を基に、近江商人が道内での漁業経営を通じて富を増やした一方で、アイヌの人々を低賃金で雇い、不平等な物々交換をしていた実態を「近江商人の漁業経営」(14年刊)にまとめた。

本書はその姉妹編といえ、全編6章からなる。1、2章では、アイヌの人たちが16世紀ごろまで厳しい自然の中でも自由な狩猟生活を送っていたことを紹介。本州からの和人が道内に本格的に進出し始めた17世紀以降は、商権を得た近江商人らに、アイヌの男性らが劣悪な条件下で労働を強いられたり、アイヌ女性が和人の労働者から暴行を受けたりしたことを記した。

3~5章では、江戸前期、収奪を繰り返す和人に蜂起したアイヌ民族が、和睦を誘った松前藩によって虐殺された「シャクシャインの戦い」や、アイヌ民族を強制移住させアイヌ語を禁じた明治時代以降の差別的な政策について触れた。駒井さんは「近江商人たちが経済面だけでなく、人権的にもアイヌの人々を苦しめた歴史の一面についても知ってほしい」と話す。 B5判。千円(税込み)

新著で、近江商人らに生活を奪われたアイヌ民族の苦難について焦点を当てた駒井さん(高島市安曇川町北船木)
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改憲布陣極右内閣 「改憲解散」も視野に!

【政界徒然草】首相の人事ににじむ「改憲解散」の可能性

2019.9.18 01:00プレミアム

自民党役員会で、二階俊博幹事長(左)と話す安倍晋三首相=9月11日、東京・永田町の党本部

安倍晋三首相(自民党総裁)が悲願の憲法改正に本気でかじを切った。党総裁としての任期が残り2年余りに迫る中、11日の内閣改造と党役員人事では、挙党態勢で改憲に臨む決意を示した。その布陣からは、秋の臨時国会で議論が進まなければ衆院解散も辞さない覚悟もにじむ

党四役前面に挙党態勢

「必ず成し遂げる決意だ」

首相は11日、一連の人事を終えた後の記者会見で、憲法改正についてこう断言した。同日の党役員会でも「長年の悲願である憲法改正を、党一丸となって進めていきたい」と強調した。

「これは解散まで視野に入れているな」。役員会に出席した党幹部は、首相の重い決意を感じ取ったという。

これまで自民党は、一部の憲法族議員や首相側近を中心に改憲議論を進めようとしてきた。しかし、野党第一党の立憲民主党などは安倍政権下での議論に応じない姿勢を貫くなど、目に見える成果は生まれていない。昨年の臨時国会では、党憲法改正推進本部長を務めていた首相側近の下村博文選対委員長の発言が反発を呼び、国会審議の日程に影響が出る場面もあった。

新たな布陣では、党四役を改憲の前面に立てた。とりわけ鍵を握るのが、留任した二階俊博幹事長だ。これまで改憲議論とは距離を置いてきたが、11日の記者会見では「安倍総裁の意向に従い党を挙げて努力を重ねたい」と首相に呼応してみせた。

二階氏の側近は「首相に憲法改正を頼まれたのだろう。二階氏も敏感に首相の温度を感じ取っている」と語る。

7月の参院選では、参院の「改憲勢力」が国会発議に必要な3分の2を割った。野党を議論の場に引き出すには、今まで以上に高度な駆け引きが必要となる。同時に、改憲に慎重な公明党との調整も進めなければならない。首相が「党内随一の政治的技術を持つ」と評価する二階氏の協力は不可欠というわけだ。

新内閣の布陣は解散も念頭?

党や国会の人事でも「路線変更」を明確にした。党憲法改正推進本部長は下村氏を交代させ、細田博之元幹事長を再起用する。首相の出身派閥である細田派(清和政策研究会)会長で、自衛隊明記などの党改憲案をまとめた業績もある。改憲論議では野党や公明党との協調を重視するだけに、首相は温和な性格の細田氏を起用することで、野党が警戒感を解くことを期待する。

国会議論の舞台となる衆院憲法審査会長は、佐藤勉元国対委員長を起用する方向だ。野党との調整を担う国会対策のベテランだ。一向に動かない国会審議を、なんとか前進させたいという意向の表れだろう。

首相としては、野党との協議も見据えて打てる手は打った。それでも野党が態度を硬化させたまま秋の臨時国会が無為に過ぎればどうなるか。首相に近い党幹部は「解散を引く可能性は十分ある」とみる。総裁任期である再来年9月までの国会発議と国民投票を実現するには、これ以上の空転は許容できないからだ。

新たに発足した内閣に目を向ければ、菅義偉官房長官や茂木敏充外相、加藤勝信厚生労働相、河野太郎防衛相ら「ポスト安倍」と呼ばれる面々が名を連ねている。将来のホープとして国民的人気が高い小泉進次郎環境相も初入閣した。互いの切磋琢磨(せっさたくま)を狙ったものだろうが、いざとなれば、いつでも解散を打てる布陣という点にも注目せざるを得ない。

(政治部 石鍋圭)

 

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いまさら!野党もぞろぞろ「改憲視察」にドイツに行くの?毒饅頭だよ!

衆院憲法審査会 ドイツなど4か国訪問へ 改憲の状況など調査 _ NHKニュース

衆院憲法審査会 ドイツなど4か国訪問へ 改憲の状況など調査(NHKニュースより)

憲法改正をめぐって、衆議院の憲法審査会は19日からドイツなど4か国を訪問し、合意形成のプロセスや、国民投票制度などについて、聞き取りを行うことにしています。

衆議院憲法審査会は海外で行われた憲法改正の状況などを調査するため、会長を務める森・元法務大臣ら与野党の議員が19日から29日までの日程で、ドイツ、ウクライナ、リトアニア、エストニアを訪問します。

このうち憲法にあたる「基本法」がことし春を含め、これまでに63回改正されたドイツでは連邦議会での審議や、合意形成のプロセスなどについて、専門家らから聞き取りを行うことにしています。

またウクライナでは、憲法に大統領の権限として規定されている「非常事態の布告」の運用実態などについて、議員らから話を聞くことにしています。

さらにリトアニアとエストニアでは国民投票制度などについて調査する予定で、憲法審査会では海外の実態を把握し、今後の議論に役立てたい考えです。

 

サンケイより

視察団は、憲法審の森英介会長(自民党)や与党筆頭幹事である自民党の新藤義孝氏、

野党筆頭幹事で立憲民主党の山花郁夫氏らで構成。公明、国民民主両党の議員も参加する。

 

新藤義孝氏ブログより

9月19日、これより衆議院憲法審査会の海外調査のため、ドイツ、ウクライナ、リトアニア、エストニア各国へ出張します。

ドイツでは今年3月に63回目の憲法改正(教育のデジタル化)が行われています。

ウクライナではクリミアでの住民投票を契機に、ロシアが併合を行うなど緊張関係が続いており、2019年にウクライナのEU 及びNATO への正式加盟の推進に関する憲法改正が行われています。

リトアニア、エストニアは共にデジタル国家の推進に力を入れており、IT化の進展に関連する憲法改正が行われています。

今般の調査において最も重要なテーマは、「各国は、憲法改正の際の合意形成にいかに腐心しているか」ということであり、衆議院憲法審査会の会長、与野党幹事メンバー、衆議院事務局、記者団と共に各国の実情を確認、意見交換を行ってまいります。

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