第48回衆議院議員総選挙の結果を受けて
フォーラム平和・人権・環境
代 表 藤本 泰成
混乱の中で、第48回衆議院議員総選挙が終了しました。
は1000万人を超えて過去最高となり、そのため投票率は53.
した2014年の52.66%は超えたものの、
67.51%には遠く及ばず、
まったとは言いがたいものです。結果は、
定多数の261議席を超えました。連立与党の公明党を加えると、
を占めています。
安倍晋三自民党総裁は、北朝鮮の脅威と少子高齢化を上げて、
総選挙と主張し、
命と財産を守り抜く、
税増税による財源を充てるとしました。しかし、
力強化には国際社会は同意していませんし、
決定していたはずです。この間、
を繰り返してきました。また、
反対し、きわめて消極的姿勢をとり続けてきました。
当ての実のないものかは明らかでした。
自民党は選挙公約に、自衛隊の明記、教育の無償化・充実強化、
議院の合区解消の4項目を中心に、憲法「改正」
倍総裁は選挙期間中にそのことに触れることはほとんどありません
が「憲法9条をふくめ憲法改正論議をすすめます」
が憲法「改正」を否定していないことなどを含め、
は、
向けたとりくみが、きわめて重要な段階にあります。
平和フォーラムは、安全保障関連法(戦争法)
せない1000人委員会」を組織しつつ、
条壊すな!総がかり行動実行委員会」に運動を拡大してきました。
を強行した安倍政権との闘いをすすめるとともに、
本に安倍政権退陣を求め、民進党・社民党・共産党・
め、与野党1対1の構図をつくり出し、
してきました。しかし、前原誠司民進党代表による民進党解党・
百合子希望の党代表によるリベラル派排除の方針の中で、
は必至となりました。
主党を立ち上げ、安倍政権に不満を持つ市民層の期待に応え、
上げました。しかし、野党第一党の分裂は、
「改革保守」と称し、
前原・小池両代表の責任は極めて大きなものです。
選挙後の立憲野党勢力は、細分された状況にあります。森友・
求、改憲の発議阻止、
も、立憲野党の一致したとりくみが重要となっています。
今こそ、安倍政権の暴走を止め、
はなりません。立憲野党勢力の共闘を基軸に、平和フォーラムは、
全力でとりくんでいくことを決意します。
以 上