ファシズムへの14の初期警報

立憲フォーラム通信より掲載。
「ファシズムの14の初期警報」(Early Warning signs of Facism)

これはアメリカのワシントンにある「ホロコースト記念館」に展示されているローレンス・ブリット(政治学者)Lawrence Britt による言葉です。安倍政権の本質を見事に表していると話題になっています。色々な訳語が流れていますが、私(いわき市議 佐藤和良さん)の訳語を転記しました。

<(_ _)>

1  強大で執拗な国家主義の宣伝
2  人権の重要性の蔑視
3  団結のための敵/スケープゴートづくり
4  軍隊の優位性/熱烈な軍国主義     

5  性差別の蔓延
6  マスメディアの統制
7  国家の治安への執着
8  宗教と支配層エリートの癒着
9  企業権力の保護
10  労働者の力の抑圧もしくは排除
11  知性と芸術の軽視と抑圧
12  犯罪取り締まりと刑罰への執着
13  縁故主義と汚職の蔓延
14  不正選挙

 共謀罪、安保法制、秘密保護法、お友達による忖度、前川前事務次官の人格攻撃、稲田防衛大臣による選挙介入など、全てがどれかに該当します。

 

ファシズムへの道=保阪正康

 

▼ソ連のスターリンの個人崇拝を皮肉った「小噺」は山ほどあるが、それを思い出させる最近のできごと。▼2017年中国共産党大会では、毛沢東、鄧小平の理念に並び「習近平の新時代の特色ある社会主義思想」が掲げられた。その理念は「理念なき強国路線を個人崇拝の看板で飾ったものらしい。▼冷戦時代、こんな皮肉が生まれた。「資本主義は腐っている、だが、何といい匂いがするのだろう」と。▼「新時代の社会主義」から漂うのは、どんな匂いか。個人崇拝のかび臭い匂いか、「強国」のきな臭さか。(中日春秋より)

 

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