普天間基地撤去!辺野古新基地建設阻止!の連帯行動に参加した 3.5(木)~8(日)
「痛いか? 痛い、そう・・・」と笑いながらつまんだ親指を離そうとしない。そのうち「ボキッ」と骨折。これが沖縄の辺野古ゲート前で、そして海上のカヌー上で、海保や公安警察が行っている弾圧であり「暴力」行為です。肋骨を折られた人、顔面を殴られ血だらけになった人など負傷者で一杯です。
それにもめげず、正面ゲート前「座り込み」部隊と「フロート越え」するカヌー隊はがんばっています。ゲート前では、100人(3.6金曜日)から200人くらい(3.7土曜日)が座り込み、海上では11~20艇が行動していました。
キャンプシュワブゲート前では、機動隊の「かまぼこ車」が数台並び、海保や公安が「マスクとサングラス」姿で双眼鏡を構え、座り込み部隊を監視し、睨んでいる。これが「民主主義 日本」の姿でしょうか。疑問を感じます。安倍首相の「暴走」が、いま辺野古ではこのような形で現れているのです。辺野古現地では「NSC=官邸直結の弾圧体制」だと言っていました。
石川県平和運動センターの仲間たち6人は、6000人の組合員・市民、ピースネット会員などの支えにより、この戒厳令下のようななかで座り込み闘争に、寝食をともにしながら36時間、参加し、テントの維持管理、補修、権力を監視する行動などを行なってきました。
全国の仲間のカンパで購入した「ちゅら海」(丸)で大浦湾に出ると、海上では、土曜日にも関わらず、海保の巡視艇と思われる大きな船がなんと5隻もおり、海上封鎖を思わせるような「厳重警戒」でした。(過剰軽微)
一方、埋め立て予定海域(大浦湾)では、スパット台船が工事用の「40tブロック」を次々に投げ入れたとのことです。サンゴもジュゴンが食べる藻場も破壞しながら進める埋め立て工事の準備に対し、カヌー隊(呼称:辺野古ブルー)が、まさに「命懸け」の阻止行動を行うため、「フロート越えの訓練」をしていました。(3月7日土)
仲間が作曲した「越えてゆけ! フロートを」という唄を口ずさみながら。
沖縄最後の日、「辺野古新基地建設NO!」座り込みに参加した満足げな顔「海軍壕」を見学した。疲れた顔もあり・・。
埋立工事用資材搬入ゲートであったがバリケードで塞がれていた。何のためのゲートか?
米軍キャンプシュワブ正面ゲート前で「埋め立て反対」「着工阻止」のシュプレヒコールをあげる。
大浦湾で埋立工事を阻止するため、訓練するカヌー隊「辺野古ブルー」 町のおっちゃんや学生、労組員、カヌーとジュゴンを愛する女性など多彩な顔ぶれでした。
カヌー隊の進入を防ぐための「フロート」(40~50センチはありそう) これを越えて中に入る「フロート越え!」 決死の反対行動だ!
高江のヘリパット建設阻止座り込みの激励にも駆けつけた。ちょうど沖縄の「シスターたち」も支援にきていた。
座り込み部隊に襲いかかろうと隙をうかがう「黒カラス」たち。こちらがカメラを構えると「隠れる」。
たむろする黒カラスたち。襲うための謀議か。
常に監視し、座り込み部隊に襲いかかる隙をうかがう「黒カラス」たち
正面ゲート前で、工事車両や国道管理事務所、海保のくるまを止めるため行動中の石川県平和運動センターの仲間たち(3.7早朝6時ころ)
3.6の夜(20時から22時にかけて)補強した本部テント(キャンプ・シュワブ正面ゲート前)石川県平和センターも必至で働いた。要塞のようだ。
テント脇にある「テント等設置禁止」の看板。無意味に見える。しかし、テントを守ってきた団結の成果でもある。
一日の座り込み行動を終えると、「今日もテントを守り切ったぞ」「座り込みを貫徹したぞ」と勝利の雄叫びと踊り、歌が始まる。この楽天性がとてもいい!
大浦湾で練習するカヌー隊「辺野古ブルー」を激励する「座り込み部隊」のなかまたち。この陸上からの声援に「勇気づけられた」とカヌー隊は語っていた。
自治労、読谷村労組の旗が見える。
座り込んでいる沖縄を中心とした人々に連帯・激励の挨拶をする石川県平和運動センターのなかま
国道の監視、と称して「テントの中」を盗み見る国道管理事務所の職員。3.6早朝 ※このあと、公安警察に随行されてすごすごと米軍基地の中に入っていった。一体に何者か?
このように、海上と陸上(第一ゲート、第二ゲート)で、何班にも別れて阻止行動を行なった。