鹿屋基地での日米共同訓練反対の打電行動(10月10日)

2008年10月10日

鹿児島県知事 
伊藤 祐一郎 様

石川県平和運動センター
代 表  柚 木  光

要 請 書

防衛省は9月29日、海上自衛隊鹿屋基地のある鹿屋市と鹿児島県を訪れ、11月8日から同月23日までの間、鹿屋基地を使用した日米共同訓練を行なうことについての事前説明を行ない、同意を求めていることが判明しました。

戦後一度も行なわれなかった海上自衛隊鹿屋基地を使用した日米共同訓練は、これまで「米軍再編」計画による共同訓練がおこなわれてきた千歳、三沢、百里、小松、築城、新田原の各航空自衛隊基地に鹿屋基地を追加していくための先取りの訓練であり、在日米軍と自衛隊の一体化を進め、戦争をする国づくりをさらに押し進める動きに他なりません。

伊藤祐一郎県知事は1昨年2月、在日米軍空中給油機部隊移転に反対する市民集会で「地元の合意を得られず沖縄も反対している中での米軍再編計画には賛成できない」と意見表明され、同じく山下栄鹿屋市長も「市民手作りの街をめざす鹿屋に米軍はいらない」と意見表明されたと聞き及んでいます。

小松基地の騒音に悩まされ、事故の危険に怯え、さらに米軍訓練移転で、騒音の増大、事故の脅威、米兵の犯罪の恐怖の中にある石川にとって、このような発言を堂々とされる自治体首長がいる鹿児島県はうらやましく、石川における平和運動にも大きな励みとなりました。この集会での思いを継続され、鹿児島県と鹿屋市が連携して、鹿屋基地での日米共同訓練に断固反対していただきますよう要請します。

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