志賀原発安全対策で県へ申し入れ(2月20日)

新品2号機で今度はひび割れ発見  タービンの応急工事凍結を求める

志賀原発2号機安全対策申入石川県平和運動センターは社民党県連合とともに2月20日、石川県に対して志賀原発2号機の安全対策について申し入れをおこないました。(申入書)
対応した環境安全部荒井次長は、「現実にいろいろな不具合が生じている。北陸電力は社長を委員長とした原子力品質保証体制検討委員会」を設置し、不具合の背後にある要因も含め調べ、再発防止策を検討することにしている。2号機についても設計、施行の段階から総点検をするよう申し入れた。今後、県としてもその内容を確認していく。
タービンの整流板工事については、1月18日の安管協で保安院から妥当との報告があり、ある委員からは大学での実験結果についても報告があった。工事開始については県として問題はないと考えている。ただし、工事完了が直ちに運転再開とは考えていない。再発防止対策等を含め総合的な判断をしていく」などと回答しました。
参加したメンバーからは、金属粒問題の対応やタービンの設計段階のフラッシュバックの判断ミスの原因について質問があり、さらに今回の品質保証検討委員会が、従来の報告と異なり国との関係や日立の問題にどこまで踏み込めるかが重要などと指摘があった。最後に、嶋垣代表からこのようなトラブルがまたぞろ繰り返されるようでは県の責任も追及しなければならない。しっかり対応してほしいと厳しく要望し、申し入れを終えました。

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