【声明】民主主義の根幹を揺るがす暴力を許さない

第26回参議院議員通常選挙の投票日を2日後に控えた7月8日、奈良県奈良市、近鉄西大寺駅前の路上において参議院選候補者への応援演説中であった安倍晋三元首相が、銃弾に倒れました。民主主義の根幹を揺るがす行為を、平和フォーラムは絶対に許すことはできません。私たちの運動は、安倍晋三元首相の政治姿勢とは立場を異にしてきましたが、民主主義は思想信条と言論の自由を基本にして成立するものであって、暴力を以て自らの主張を遂げようとすることを許すものではありません。蛮行によって命を絶たれた安倍晋三元首相のご冥福を心から祈ります。

暴力に屈することなく民主主義を守るとして、各政党の選挙活動は継続されます。私たちは、蛮行に怯むことなく冷静に権利を行使し、将来の日本のあるべき姿を考えなくてはなりません。

明治維新以降、多くの政治家が襲撃され命を失いました。原敬、浜口雄幸、井上準之助、犬養毅、高橋是清。1932年の血盟団事件に始まって、同年の5.15事件、1936年の2.26事件、昭和の初めには暴力によって自らの主張を実現しようとした事件が多発しました。戦後も、1960年の浅沼稲次郎社会党委員長や2007年の伊藤一長長崎市長などの事件がありました。「暴力を許さない」「言論の自由を守る」という事件での教訓が、民主主義の強化に繋がったかというとそうではありませんでした。「暴力を許さない」と「言論の自由を守る、民主主義を守る」という二つの思いの実現がいかに困難であるのかを、私たちは、もう一度しっかりと歴史に学ぶ必要があります。

平和フォーラムは、「ひとり一人の命に寄り添う」ことを基本に、平和な世界を求めてとりくんできました。その基本は「命の尊厳」にあります。戦争もテロも、そして犯罪も、「命の尊厳」を脅かす許すことのできない蛮行であるとの本質は変わりません。暴力に怯むことなく、憲法の規定する自由と民主主義の達成に向けて、今後もとりくんでいきます。

  2022年7月9日

フォーラム平和・人権・環境

(平和フォーラム)

共同代表 勝島一博

藤本泰成

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オスプレイの相次ぐ重大事故に係る声明

―日本政府は、オスプレイの飛行訓練をただちに中止させ、2012年9月

の日米合同委員会合意「日本国における新たな航空機(MV-22)」

の履行状況を検証する協議を米国政府と行うべきである―

 

2022年6月8日、米海兵隊のMV22オスプレイが米国カルフォルニア州南部の砂漠で訓練中に墜落し、5人が死亡する事故があった。同機は3月18日にも北大西洋条約機構(NATO)の飛行訓練中、ノルウエー北部で墜落事故を起こし米兵4人が死亡している。

オスプレイは開発途上から事故が多く、揚力不足という構造的な欠陥があると同機の開発者の意見すらある。2018年から3年ほどクラスA事故は起きてなかったが、2022年に2回起きたことで、飛行時間が長くなっている割に事故率は下がっているとはいいがたい状況であり、その安全性は極めて疑問である。

そのオスプレイが日本では、米海兵隊仕様のMV22が沖縄県・普天間基地に24機常駐し、米空軍仕様のCV22が東京都・横田基地に6機常駐し、2024年ころまでに10機配備されることになっている。千葉県・木更津駐屯地ではMV22オスプレイの定期機体整備が行われている。機体整備のために空路で飛来し、整備後は木更津市の市街地上空を通過しての点検飛行すら行っている。さらに陸上自衛隊が17機のオスプレイを佐賀空港に配備することを計画しており、現在9機を暫定的に木更津駐屯地に配備している。危険なオスプレイをこれだけ多く配備、運用している国は日本をおいて他にはない。

2012年に初めて普天間基地に配備されて以降、米軍機オスプレイは、沖縄県名護市沖での墜落事故をはじめ、民間空港等への緊急着陸や部品落下事故をたびたび起こしている。また市街地上空で危険なモード変換の飛行が目撃されているうえ、夜10時以降のホバリング訓練など基地周辺住民の生活に多大な影響を与えている。ここ最近では、民間空港に緊急着陸する事件や那覇軍港や横浜ノースドッグなどへの離発着など、施設の目的外使用の運用も目立っている。

事故があった場合の日本政府の対応は全く万全ではない。事故があった同型機の飛行中止や事故調査報告等の情報提供を米国に強く求めるべきではないか。そして日本政府として検証、確認するまでは飛行を認めない姿勢が必要ではないか。これは主権国家としてはもちろん、この国に住むすべての市民に対する安全上の義務であろう。また、自衛隊のオスプレイについても同様であり、これは自衛隊員の安全確保の点から必要なことである。

そもそも米軍機の飛行について、航空法ではオートローテーションの保有を初め重要な部分が適用除外となっており、飛行についての規制はほとんどないに等しい。日本政府は「日米安保条約及び日米地位協定により、飛行訓練を一般的に行うことを当然の前提」として、爆撃や射撃等を伴う飛行訓練以外は、日本の上空をどこでも自由に飛びまわることを容認している。

日米軍事一体化が進み、基地の日米共同使用が拡大していくなか、オスプレイの運用もこれまで以上に全国各地に拡大していくことも考えられる。人災を伴う事故がいつ起きてもおかしくはない状況である。

人びとのいのちを守るために、政府はまず、事故を起こしたオスプレイと同型機のすべての飛行をただちに中止させるべきである。さらに2012年9月19日、MV22オスプレイの普天間配備に際して日米両政府が日米合同委員会で合意した覚書の履行状況を検証する協議を米政府と始めるべきである。例えば、以下の合意が実際に履行されているか否かの検証はほとんど行われていないことが想定される。

(訓練区域及びその他の空域におけるMV-22の飛行運用)

3.米国政府は,公共の安全性に妥当な配慮を払って飛行運用を実施する。

4. 週末及び祭日の低空飛行訓練は,運用即応態勢上不可欠と認められるものに限定する。

5.低空飛行訓練を実施する際は,地上から500フィート以上の高度で飛行する(ただし,運用の安全性を確保するため,その高度を下回る飛行をせざるを得ないこともある。)。低空飛行訓練の間,原子力エネルギー施設,史跡,民間空港,人口密集地域,公共の安全に係る他の建造物(学校,病院等)といった場所の上空を避けて飛行することは標準的な慣行である。

そしてまた、米軍機の飛行を規制する枠組みと日米地位協定の抜本的な改定に向けた協議を米国に呼びかけるべきである。

2022年6月20日

フォーラム平和・人権・環境

オスプレイと飛行訓練に反対する東日本連絡会

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参院選勝利!ロシアのウクライナ侵略反対!即時撤退!改憲発議反対!軍拡やめろ!辺野古新基地建設中止!くらしといのちを守れ!

『参院選勝利!ロシアのウクライナ侵略反対!即時撤退!改憲発議反対!軍拡やめろ!辺野古新基地建設中止!くらしといのちを守れ!6・19国会議員会館前行動』( #0619議員会館前行動 )

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「PEACE DVD講座」 ~改憲・参戦を止めるために~

「PEACE DVD講座」~改憲・参戦を止めるために~申込書

ea265ca54470e52674cb01ed5932d513-1-1 クリックするとダウンロードします。

様式は以下のとおりです。

石川県平和センター行 FAX 076-233-2244
(※単組本部は、開催日の2週間前までに県平和センターへ送信して下さい。)
メールアドレス Email   i.peace.ishikawa@gmail.com
「PEACE DVD講座」~改憲・参戦を止めるために~申込書

組織名:

担当者名:

連絡先(℡・メール)

申 込 日           月    日
開催 日時    月   日 (  )   時  ~
場  所      準備できる 住所・℡
準備できないので平和センターで確保してほしい
参加人数          名

希望テーマ(希望番号に〇印をして下さい。)

①ミサイル基地化する南国の島         18分
②台湾海峡で何が~米中新冷戦と日本~              28分版        21分版
③未来への分岐点 ~AI戦争 果てなき恐怖~         30分
④ 「太田 光の英会話」特別編 市民が捉えたウクライナ侵略
~ SNS映像から ~                     23分
⑤核兵器の配備を止めた    ~イギリス・グリーナムコモンの闘い19年~  30分

その他希望、要望などがあれば、記入下さい。 (例)○○会議の前段に30分程度、上映し感想を出し合い論議したい。
※単組の支部・分会(地区平和センター含む)で「PAECE DVD講座」を開催する場合、単組を通じて(地区平和センターは直接)平和運動センターまで連絡をお願いします。

※会場費がかかる場合は、後日振り込みますので、金額と労金振込先をお知らせ下さい。
(但し、上限を5,000円とします。)
※お茶・お茶菓子などの費用を参加人数分(組合員、PEACEネット会員)を送金します。労金振込先をお知らせ下さい。(但し、1人/500円とします。)

/_/_/ 石川県平和運動センター _/_/_/
H  P  https://i-peace-ishikawa.com/
FAX    076-233-2244
〒920-0024  金沢市西念3-3-5
_/_/_/ フレンドパーク石川 _/_/_/

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PEACE-DVD講座(映像から学び運動づくりに活かす)

PEACE-DVD講座

①   ミサイル基地化する南西諸島          18分

米・中対立はあらゆる場面で生じ、特に軍事的対立が高まるなか岸田政権は、住民の不安や生活を無視して、次々と自衛隊のミサイル基地を南西諸島に配備しています。新型「中距離ミサイル」の配備も狙っています。戦場となる島々の理不尽さとそこに住む住民の「怒り」と「あきらめ」がリアルが映し出されています。

②  未来への分岐点 ~AI戦争 果てなき恐怖~          30分

世界の紛争地では、各国権力者によるAI兵器を使った戦争が行われています。爆撃を避けるために入った「壕」の奥まで逃げた「母の息子である兵士」はドローンミサイルで命を落とします。戦争の悲惨さと同時に、ロボットが人間の判断を介せずに攻撃してくる「AI万能論」に警鐘を鳴らしています。

③  台湾海峡で何が  ~米中新冷戦と日本~

                                              28分版        21分版

米国(軍)の「6年以内に習近平政権は武力統一も辞さず」という「台湾有事」の分析を拠り所に、つくられた「意味深」な番組です。重要影響事態か存立危機事態か武力攻撃事態かの認定を元自衛隊幹部が現職国会議員に迫るシミュレーションには驚かされます。「現代の2.26事件では」と評することもできる番組です。戦時にならないと「国民避難は対象外」には驚かされます。

④  「太田 光の英会話」特別編 

      市民が捉えたウクライナ侵略~ SNS映像から ~                                                                                      23分

プーチン・ロシアのウクライナ侵略に対し、ウクライナの各地で市民が「領土防衛隊」に入り、ドローンを飛ばしたり火炎瓶を造ったり小銃で闘うなどの姿がリアルに写し出されています。同時に、ロシア軍の悪逆非道なジェノサイドも映し出されています。特に、ロシア軍戦車がウクライナ市民が運転する自動車を踏みつぶす場面はショックです。

⑤  核ミサイルを拒んだ女たち 

             ~グリーナムコモンの19年~    30分

1980年代に「核巡航ミサイル・トマホーク」の配備が隠然と行なわれていることに危機感を持ち、素人の女たちが巨大な権力と闘う姿を捉えています。同時に、闘いのラジカルな展開が必然となる「現場」のリアルさも捉えています。最後にはトマホークを追い出したすばらしい闘いです。徒歩行進から始まった闘いは大行進に発展し、やがては座込みからテントでの籠城まで。弾圧が苛烈になる中で女たちの核兵器を追い出すまでを映し出しています。辺野古の闘いの数十年前に、そしてイギリスでも女性の権利がないなかで、めげない女たちの強さがひしひしと伝わる素晴らしい番組です。

⑥  31分   「プーチン  戦争への道」  ~なぜ侵攻に踏み切ったのか~      

悪逆非道を繰りかえすロシア軍は、元KGB・プーチンによる戦争です。それは「大ロシア主義」「汎スラブ主義」をかかげたピョートル大帝や雷帝を彷彿とさせます。ロシア版NSC(国家安全保障会議)でプーチンが「侵攻」を決める場面には背筋が凍りそうです。嘘と陰謀、監視・弾圧を旨としてきたプーチンの本性を垣間見ることができます。

⑦  27分   「ウクライナとロシア」  ~ 決別の深層 ~      

ウクライナとベラルーシは「キエフ公国」から発祥したものであり、旧ソビエト、ロシアとは一体不可分のものだという雷帝以来の論説。それを信奉するプーチン。旧ソ連邦のスターリン時代の「弾圧」を教訓に「ロシアの奴隷にならない」と起ちあがったウクライナの人々が映し出されている。

⑧  32分   「ウクライナから日本に引っ越した)ソフィア  ~百年の記憶~」

縁あって日本人と結婚したウクライナ人ソフィア。ロシア・プーチンのウクラ   イナ侵略を契機に、ソ連・スターリン体制のもとでウクライナ人・自分の家族がたどってきた過去を知り、驚愕する。

⑨  36分   「ウクライナ大統領府  ~軍事侵攻・緊迫の72時間~」

プーチンによるウクライナ侵略が始まった2022年2月24日から72時間。ウクライナでは命がけの闘いと支え合いあいがあり、この72時間が世界を変えたのです。それに比べ、ロシア・プーチンの残虐さ、傲慢さと、欧米権力者の「自己に飛び火しない」ことしか考えない利己主義、ロシアに降参するか「亡命」を呼びかけることしかしない「ひ弱さ」に唖然としました。これらを突破したウクライナ労働者・市民のたくましさ、雄々しさ、素手でタンクに抵抗する姿に涙が止まらなかった。

「PEACE-DVD講座」申込書

※クリックすると申込書が開きます。

 

 

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5.31北海道電力「泊原発」差止め判決を受けた「志賀原発を廃炉に!」訴訟原告団声明

泊原発差止め判決を受けての志賀原告団声明

札幌地裁(谷口哲也裁判長)は5月31日、道内の住民ら1201人が北海道電力に対し、泊原発の廃炉、運転の禁止、使用済み核燃料の撤去を求めた訴訟で、「津波に対する安全性の基準を満たしていない」との理由から運転の差し止めを命じる判決を下しました。原発のない北海道への大きな一歩であり、一進一退を続ける全国の原発訴訟にも大きな波及効果をもたらす画期的な判決です。

志賀原発の運転差止めを求める金沢訴訟に与える影響を以下2点に絞って指摘します。

泊原発と志賀原発の差止訴訟には多くの共通点があります。特に注目すべきは、規制委の新規制基準適合性審査の遅れと、並行する差止め訴訟の長期化です。北海道電力は、泊原発の安全性を主張する一方で、規制委の審査をクリアするのを待って詳しい主張を展開するとしてきました。北陸電力も、規制委が敷地内断層の審査中であることを理由に結審の先延ばしを主張し、さらにこの4年間の口頭弁論では審査会合の報告に終始してきました。

札幌地裁は北海道電力のよる主張立証のサボタージュに対して「これを訴訟上正当化することは難しい」とし、ついにレッドカードを突きつけました。司法の独立性、主体性を発揮した札幌地裁に対して、金沢地裁は「原子力規制員会の判断を待つ」「規制委の判断に従う」とし、北陸電力の主張立証のサボタージュを自ら促してきました。金沢地裁はこの間の規制委追随、司法の責任を放棄した訴訟指揮を猛省し、ただちに方針の転換を図るべきです。

札幌地裁判決でもう一点注目すべきは、津波対策のみならず、敷地内地盤の安定性や地震に対する安全性、火山事象に対する安全性、そして防災計画の適否について、いずれか一つでも欠ける場合は人格権侵害のおそれを認めるとしたことです。泊原発は津波対策に欠け、「その余の争点について判断するまでもなく」差止めを認めています。

志賀原発の場合、私たちは敷地内断層の問題だけではなく周辺活断層による揺れや防災計画の不備など志賀原発の危険性をあらゆる角度から指摘し、人格権侵害のおそれを主張しています。敷地内断層が活断層であれば、その余の争点について判断するまでもありません。また、仮に敷地内断層の活動性が否定されようとも、それをもって志賀原発の周辺住民に対する人格権侵害のおそれなしとならないことは自明です。新規制基準に関わる地震動や重大事故等対処施設関係、さらには防災計画の実効性の有無など、一つでも欠ける点がないか北陸電力には規制委の審査を待つことなく、迅速かつ詳細な主張立証が求められます。規制委追随で司法の信頼を失墜させてきた金沢地裁は、今こそ信頼回復に向け、あるべき原発訴訟の姿を国民の前に見せるべきです。

行政の一組織である規制委に追随する金沢地裁の姿に、私たちは日本国憲法に定められた三権分立の危機を感じてきました。今回の札幌地裁の判決は、金沢地裁の姿がいかに司法の道をはずれたものであるかを浮き彫りにするものであり、私たちは高く評価します。今回の札幌地裁判決を機にあらためて「裁判で原発を止める」決意を新たにし、志賀原発の廃炉へ向かって邁進する決意をここに表明します。

  2022年6月6日

 志賀原発を廃炉に!訴訟原告団

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北海道電力 泊原発の運転差止め判決を支持する原水禁国民会議の声明

5月31日、札幌地裁(谷口哲也裁判長)は、道内の住民ら約1200人が北海道電力(以下北電)に対し、泊原発の廃炉、運転の禁止、使用済み核燃料の撤去を求めた訴訟で、一部原告の主張を認め運転差し止めを命じる判決を下しました。

判決は、安全かどうかの立証責任は、本来原告が担うべきだが、安全性に関する資料を北電が所持していることから北電側に立証責任があるとして、北電はこの責任を尽くしているとは言えないとしました。その上で、防潮堤の液状化や沈下の可能性、今後建設するとしている新しい防潮堤の構造などを北電は明らかにせず、現状では津波を防ぐことのできる防護施設は存在せず、設置基準を満たしていないと結論づけています。電力会社側へ安全への立証責任を求めることは当然と言えます。

判決は、原発事故が半径30キロ圏内の住民への健康被害を引き起こす可能性があるとして、その範囲に住む住民の人格権の侵害を認定しています。人格権は日本国憲法13条の幸福追求権によって認められている基本的人権の一つであり、原発周辺で生活する住民にとって、基本的人権を蹂躙された状態で、原発が再稼働すること自体あってはなりません。原水禁は、原発事故の可能性を適格に認定し、人格権を侵害する可能性を認めた裁判所の姿勢を強く支持します。

北電は、規制委員会の審査が終了していないことを理由に、審理の引き延ばしを図ってきました。提訴から10年以上たって裁判が長期化した原因が、原子力規制委員会の審査を理由に、安全性を具体的に立証しようとしない北電側にあることについても触れ、「これ以上審理を続けることを正当化するのは難しい」としました。中部電力浜岡原発や北陸電力志賀原発など、提訴から10年を超える裁判が存在します。自ら立証しようとせず規制委員会の審査に託す電力会社の思惑をきびしく糾弾した判決は、今後の原発訴訟に大きく影響を与えるもので、司法の役割を果たしたものとして、原水禁は大きく評価します。

政府は、同日示した「骨太の方針」において「原子力を最大限活用する」と明記しました。岸田政権がうたう「新しい資本主義」のグランドデザインと実行計画案においても、原子力を最大限活用するとし、今後10年間のエネルギー政策についてのロードマップを取りまとめるとしています。

原水禁は昨年、新たなエネルギー社会の展望を描く「脱原発・脱炭素社会の構想」をまとめました。再生可能エネルギー推進と脱原発の国際的潮流に向き合い、社会全体の構造的な転換を図る必要があると考えます。

政府・北電は、上級審での判決確定まで強制力はないものの、今回の運転差し止めという司法の判断を重く受け止め、安全性の課題の残る泊原発は直ちに廃炉とし、再生可能エネルギーの推進に転換することを強く求めます。

2022年6月1日

原子爆禁止日本国民会議

共同議長 川野浩一

                                                       〃             金子哲夫

                                                       〃             藤本泰成

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5.26原水禁石川県民会議 2022年度定期総会

総会アピール(案)

 ロシア・プーチン政権が2月24日に開始したウクライナへの軍事侵略は、ウクライナの人々の命がけの闘いによって、ロシア軍は一部撤退をしなければならないほど追い込まれています。しかし、ロシア軍の攻撃は続行しており、罪もない人々への無差別殺戮は繰り返されています。首都キエフの近郊ブチャでは後ろ手をロープで巻かれ、頭を撃ち抜かれたいくつもの死体が路上に放置されていました。厳しく糾弾されなければなりません。

    その上、プーチン政権は、ウクライナの2つの原子力発電所(チェルノブイリとサボロジエ)を攻撃しました。稼働中の原発が戦争で攻撃対象になったことは初めてであり、原発が破壊されれば想像を絶する放射能被害がヨーロッパ全土に拡大することから、世界は震撼しました。

   プーチン政権は、当初の思惑どおりに進まないことに焦りを募らせ、必要に迫られれば「核兵器の使用も辞さない」と威嚇し続けていますが、そのことがかえって非同盟・中立を維持してきたフィンランドとスウェーデンをNATO加盟申請に踏み切らせています。

    私たちは、第3次世界大戦(核戦争)にもつながりかねないこの現状を世界の人々と固く連帯して、絶対に止めなければなりません。

    ロシアのウクライナ侵略は、自国の利益を優先した結果であり、国連の機能不全が露呈したことを意味します。また、「核抑止論」が幻想に過ぎないことを世界の人々に告げ知らせました。

    それにもかかわらず、この機に乗じて日本では「非核3原則」を見直し、米国と核兵器を共同保有すべきという「核共有」(安倍元首相)発言がなされています。また、5月23日に開催した日米首脳会談では、米国の「核の傘」による「拡大抑止」を確認しています。

    これらの発言は、世界で唯一の戦争被爆国として長い間「核廃絶」の闘いを積み上げてきた私たちの運動を踏みにじるものです。そしてまた、今もなお放射能被害に苦しむ被爆者、3・11フクシマ原発事故で被害にあった全ての人たちを足蹴にするものであり、日本を核戦争に導くものに他なりません。

    志賀原発廃炉に!訴訟は10年目を迎えましたが、早期の結審を求める私たちに対し、「原子力規制委員会の判断待ち」という形で司法は責任放棄しています。しかし、私たちはあきらめません。私たちは「NO! WAR」「ロシア軍はウクライナから撤退せよ」を掲げ、核戦争の危機を突破するために核廃絶と戦争反対、脱原発を求めて闘いの輪をさらに押し広げようでありませんか。

    以上を訴えて総会アピールとします。

                           2022年5月26日

原水禁石川定期総会参加者一同

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本当に どうしてこんな悲惨なことが白昼堂々と

どうして止められないのだろうか・・

嘘であってほしい・・と ・信じがたい事の・悲しい現実ですね

(ロシアのウクライナ侵略に抗い、虐殺に抗して  志田弘子さんより   原水禁石川事務局「注」)

  ちいさな墨絵 1枚

母子、離れたくない!

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5.3憲法施行75年記念集会(11:30四校記念公園 護憲集会 14:00歌劇座大ホール 改憲NO発議NO集会

11:30から行なわれた県憲法を守る会主催の「護憲集会」とデモ行進

集会アピール(後日、掲載)

14:30から行なわれた憲法施行75周年記念「憲法改悪NO!発議NO!」県民集会、歌劇座一階は間隔を置いて座り、ほぼ満杯  集会後、広坂、香林坊、片町経由で竪町小公園へ。

集会アピール(案)

 日本国憲法は、施行75周年を迎えました。私たちは、これまでとは一線を画するような危機の中、本日を迎えていることに深い憂慮を表明します。

新型コロナウイルス感染症を、改憲に利用する悪質な目論見が進行しています。緊急事態条項の創設を突破口にする改憲です。国会を停止し憲法をも停止する「緊急事態条項」は、戦時体制をつくる要であり、すべての人権条項を停止する戒厳令条項と言わなければなりません。首相が「政令」で支配する独裁化の恐ろしさは、ナチス政権の歴史が教えています。昨秋の衆院選で4分の3の改憲勢力を得た自民党・公明党、日本維新の会、国民民主党の各党は、憲法審査会の頻繁な開催を促し、早ければこの7月の参院選後にも、憲法「改正」の発議を目論んでいます。

さらに、改憲の動きを加速させているのは、2月24日に強行されたロシアによるウクライナへの軍事侵略です。攻撃の拡大により、20000人以上の市民の犠牲、1000万人以上が国内外への避難を余儀なくされているとも報じられています。民間人への虐殺や残虐行為は、国際人道法に違反する戦争犯罪であり、決して許されません。他方、ウクライナへの米欧の軍事支援の拡大は、軍事的なエスカレーションを引き起こし、流血の惨事はむしろ拡大するばかりです。プーチン政権は核使用の威嚇を繰り返し、核戦争を含む第3次世界大戦の危機さえ高まっています。

私たちは、戦禍に倒れた人々を哀悼するとともに、国際法違反のロシアの軍事侵略を糾弾し断固抗議します。そして、この侵略に粘り強く抵抗するウクライナの労働者・市民、弾圧に屈せず「反戦デモ」を闘うロシアの労働者・市民と連帯します。即時停戦、ロシアには軍の撤退を求めるとともに、日本政府ならびに国際社会には停戦和平のための平和仲介に、不退転の決意で臨むよう強く求めるものです。

改憲勢力は、このロシアの軍事侵略を中国や「北朝鮮」になぞらえ、不安を煽り、軍事力増強の制約である平和憲法の「改正」が必要であると声高に叫んでいます。小野寺元防衛大臣は、「今だから、自国は自国民の力で守ることが大事。現実に起きていることを教訓とすべき」と発言しました。安倍元首相は日米での「核共有」に言及するとともに、敵基地攻撃能力では、敵地の中枢を攻撃対象とすべきと発言し、自民党安全保障調査会の報告に盛り込まれました。国民を戦禍に巻き込まないという政治の最大責務をかなぐり捨てた暴論です。市民の平和的生存権は、武力で守れません。その歴史的な真理にもとづく「平和憲法」の存在意義はさらに高まっています。

私たちは、戦争による人々の苦難に乗じ、それを9条改憲、人権制約の改憲に利用しようとする改憲勢力の企てを許しません。足元では、金沢市庁舎前広場における市民の表現の自由を取り戻し、マイナンバー制度からプライバシー権を守り抜くたたかいに結集します。そして、強行しようとしている小松基地の先制攻撃基地化を阻止します。

今こそ平和憲法を高らかに掲げ、反戦平和に立ち上がっている世界の労働者・市民すべての人々と連帯しましょう。この石川から、憲法改悪、戦争体制にストップをかけ、平和憲法を守り育てようとの声を一緒に挙げて行こうではありませんか。

以上、アピールします。

2022年5月3日  憲法施行75周年記念護憲集会 参加者一同

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