本田県平和運動センター共同代表の力強い主催者挨拶に始まった「2019新春の集い・団結旗開き」は、各界、各層の来賓120余名の参加のもと、安倍改憲阻止と脱原発、そして来るべき地方統一選挙と参議院選挙の「必勝」を期して、吉岡県勤労協副会長の団結ガンバロウで締め、闘う2019年をスタートしました。(2019年1月7日ANAホリディイン金沢スカイ10階にて)
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石川県平和運動センターは労働組合とPEACEネット会員で構成し、議員、市民団体などと連携する反戦・平和団体です。1989.9県評センター2000.9連帯労組会議を経て誕生 平和憲法を活かし反戦・平和 反核 脱原発 環境 教育 人権などを取組む。信条の一つに「信頼は専制の親である」:国民が政府を信頼すると専制政治を生み出してしまう、「猜疑心こそが民主主義国家を作る」がある。画像は改憲に反対する集会 米軍B1爆撃機と共に「核威嚇」する空自小松の戦闘機 「戦争法」成立により「参戦」準備を進め「先制攻撃」体制を強化している。絵は抽象画 熊谷守一氏の紫陽花、蟻・・、辺野古、友禅作家志田弘子さんの母と子・・。団結して平和人権環境を破壊する政権を倒し平和で自由な世界を創ろう!
本田県平和運動センター共同代表の力強い主催者挨拶に始まった「2019新春の集い・団結旗開き」は、各界、各層の来賓120余名の参加のもと、安倍改憲阻止と脱原発、そして来るべき地方統一選挙と参議院選挙の「必勝」を期して、吉岡県勤労協副会長の団結ガンバロウで締め、闘う2019年をスタートしました。(2019年1月7日ANAホリディイン金沢スカイ10階にて)
『護憲』自体が思考停止に断固抗議する
社会民主党幹事長 吉川はじめ
1.自民党の下村博文憲法改正推進本部長が、札幌市での講演で、
「第2次世界大戦後、 一度も憲法を改正していないのは日本ぐらいだ。世界から見れば、 『護憲』ということ自体が思考停止であり、 良い国をつくろうとしていないということではないか」 などと指摘したことが報じられている。 憲法審査会で自民党改憲案の提示・ 説明ができなかったことの焦りからか、 議論すらしようとしない野党が悪いという空気を作ろうとしている かのようである。しかし、先の「職場放棄」発言によって、 与野党で静かに憲法を論議する環境を壊したのは、 他ならぬ下村氏自身であり、自らを棚に上げ、 挑発するような暴言を繰り返していることは看過できない。 断固抗議する。 2.憲法99条で憲法尊重擁護義務が課せられている国会議員が、
護憲を批判することは天につばするものにほかならない。 一度も改正されていないのは、 それだけ良い憲法であるからであり、国民の支持と、 憲法を守り活かそうという先人の運動があったからである。 下村氏は、「 より良いものに改正しようと思ってもらえる流れを来年はつくって いけるようにしたい」とも発言し、「良い国」 にするためには改憲しかないとでも言いたいようである。しかし、 世界中で戦争できる自衛隊を憲法に位置づけ、 緊急事態に政府に全権を白紙委任し、 教育への国家統制を強めるなど、立憲主義・民主主義・ 平和主義を踏みにじり、 現状を悪くしようとする改憲に反対するのは当然である。 3.自民党憲法改正推進本部が5日に行った「
憲法改正国民投票の最大の壁とは」 とのテーマでのヒアリングでは、(改憲)反対派を敵と位置付け、 名指しで批判するなどネガティブキャンペーンが必要であるという 話も出ていたとされている。下村氏の「職場放棄」発言や今回の「 思考停止」発言は、 まさに自民党が進めるネガティブキャンペーンそのものであり、 平和と民主主義、人権を守るため、 憲法を守り活かそうと願う多くの国民への挑戦であり、 攻撃にほかならない。 4.安倍首相は、臨時国会の閉幕を受けての記者会見で、「
2020年は新しい憲法が施行される年にしたいと申し上げました が、今もその気持ちには変わりはありません」として、 引き続き2020年施行を目指す考えを強調した。しかし、 自民党総裁選の際に行われた自民党員・党友の調査では、 憲法改正の優先順位は極めて低くなっており、 総裁選の結果からも安倍首相の目指す改憲案への異論が根強いこと は明らかである。各種世論調査でも、 自衛隊を憲法に明記するなどの憲法改正重点4項目の改憲案の臨時 国会提出には反対が上回っている。改憲発議をさせないことが安倍 政権の失速・退場に直結し、 改憲そのものの推進力を失わせることにつながる。 多くの人々と力を合わせ、「安倍9条改憲NO! 憲法を生かす全国統一署名」(「3000万署名」) 活動をさらに進めるとともに、 憲法審査会における自民党案の提示・ 説明や改正原案提出を許さないよう、 立憲野党の連携を一層強化する。
2018年12月19日
防衛計画の大綱および中期防衛力整備計画の閣議決定に抗議する
フォーラム平和・人権・環境
共同代表 藤本泰成
12月18日、国家安全保障会議及び閣議において、2019年度以降の「防衛計画の大綱(防衛大綱)」と「中期防衛力整備計画(中期防)」が決定された。従来の陸海空自衛隊の一体的運用をめざし、サイバー防衛部隊や宇宙領域専門部隊の新たな領域を加え「多次元統合防衛力」の構築をめざすとした。その上で、「いずも」型護衛艦の改修と「短距離離陸垂直離着陸機(STOVL機:F35Bが予定される)」の導入により事実上の空母化と敵基地攻撃を可能にする長距離巡行ミサイルの導入などを決定した。これは、防衛白書に記載する基本理念「わが国は、憲法のもと、専守防衛に徹し、他国に脅威を与えるような軍事大国とならない」「わが国は自衛のための必要最小限を超えて、他国に脅威を与えるような強大な軍事力を保持しない」を大きく逸脱するもので許されない。政府がことあるごとに表明してきた「憲法9条は攻撃型空母などを保持することを許さない」とする見解と立場を異にしている。
今回閣議決定された「防衛計画の大綱」は、専守防衛の枠を大きく超え「日米統合軍」を現実化させるものだ。安全保障関連法が想定する、同盟国が攻撃された場合に自国への攻撃とみなして反撃する権利、いわゆる「集団的自衛権」が、日米両軍の一体的運用で行使される状況がつくられようとしている。
決定された中期防では、現行(2014年度~2018年度)より2兆8000億円増の27兆4700億円と過去最大となった。ステルス戦闘機F35の105機の追加取得やイージスアショアなどのミサイル防衛システムなど新規購入装備品の多くが米国製となっている。トランプ政権の要求を丸呑みした感のある防衛大綱・中期防は、借金が1000兆円を超えるきびしい日本の財政状況を反映しているのか。社会保障費などの義務的経費の増大の中で、防衛費だけを聖域としてはならない。
防衛省は、平和フォーラムとの交渉の中で「いずも型護衛艦の改修とSTOVL機の導入は、航空能力の柔軟性を増し、太平洋上において活発化する他国の空母の展開などへの対応に資する」とし、中国軍を意識した発言を行っている。防衛大綱は、中国は、世界一流の軍隊を建設するとして透明性を欠いたまま国防費を増加させているとして、その脅威を強調している。中国政府は、直ちに「日本のやり方は日中関係の改善と発展のためにならない」として、きびしく批判している。朝鮮民主主義人民共和国やロシアの脅威にも言及する日本の防衛のあり方は、憲法の平和主義と平和外交の方針から大きく逸脱し、周辺諸国かとの関係悪化に繋がりかねない。
今回の防衛力整備のあり方は、どれだけの議論に付されたのだろうか。日本の将来のあり方に、決定的影響を与える防衛大綱に議論が尽くされた状況はない。国民的な議論が必要と考える。平和フォーラムは、憲法の平和主義に基づき、東アジア諸国との対話と協調を基本に、共通の安全保障を求めて今後も多面的にとりくんでいくことを表明し、閣議決定された防衛大綱と中期防のあり方に反対し行動する。
以上
総会挨拶で岩淵正明理事長は、すでに安倍政権は「独裁体制を構築している」として三つの理由を明らかにし、憲法改悪の要である「9条」問題も、すでに「戦争法」などで骨抜き状態となっていると危機感を表明した。
三つの理由は、①立法府の長を自認しており、実際もNSC(国家安全保障会議)専制体制といってもよく、会議を4大臣会合で「国政の重要案件」を取り仕切っている。②行政 においては、同様にNSC(国家安全保障会議)において「人事権」を掌握しており、各省庁のトップは「安倍様を忖度」して「政策を立案」している。③裁判所はどうか。「政権忖度」で動いており、各種判決も国政の重要案件は「統治行為論」を盾に「判断しない」態度を貫いている、と独裁体制が引かれていること認識せよと力説した。
総会では、2018年度総括と決算、2019年度方針と予算、そして役員が承認された。
「安倍改憲NO!市民アクション・いしかわ」の中心組織である「憲法改悪阻止!戦争法廃止!」を呼びかける八団体(戦争をさせない石川の会 九条の会・石川ネット 県労働組合総連合 県平和センター 戦争をさせない1000人委・石川 県憲法を守る会 憲法会議 青年法律家協会)は、政府の強行が予想されるなか、準備を進めてきた取組みです。
みぞれの中、20数名が「抗議の街宣」に決起しました。数々の選挙で民意を示し、直近では沖縄県知事選で圧倒的差をつけて「辺野古新基地建設NO」を示したにもかかわらず、聞く耳を持たない安倍政権は、そして「国防は政府の専権事項」などとでたらめを言い、土砂投入をしたことは許せません。新基地建設を止めるまで、沖縄県民とともに闘う決意です。
20181214144811(抗議チラシ、抗議文、沖縄からの連帯メッセージ)
2018年11月29日
陸自金沢駐屯地司令 梨木 信吾 様
石川県平和運動センター
共同代表 本田 良成
原水禁石川県民会議
代表委員 新明 宏
石川県憲法を守る会
代表委員 岩淵 正明
石川県勤労者協議会連合会
会 長 藤田 利男
小松基地爆音訴訟連絡会
代 表 長田 孝志
金沢平和運動センター
議 長 赤玉 善匡
社民党石川県連合
代 表 盛本 芳久
(各団体の公印省略)
迫撃砲、場外「炸裂」も演習続行
これらに強く抗議する!
11月14日午後1時20分ころ、滋賀県高島市響庭野演習場で、陸自第37普通科連隊が81ミリ迫撃砲を試射したところ、1発が想定した2.5㎞を超えてさらに1.0㎞を飛び、国道303号線沿いに着弾・炸裂し、砲弾片やアスファルト片が飛び散りました。近辺には人が乗った車が駐車しており、幸い、怪我などは無かったものの窓ガラスが破損しドアがへこむなどの被害がでました。角度や方向がもうすこし変わっていれば、まちがいなく命が危険にさらされる事件と言わなければなりません。
この事件は、これに先立つ2発の着弾地点も確認できない中で起きたものです。さらに、目標地点を大きく離れた地点で着弾の煙が上がっているにもかかわらず、その状況を確認しないまま実弾訓練は続行されました。砲弾発射訓練が、着弾地点、爆発の有無などを確認もせずおこなわれていることは、事件の通告がすぐに現場に伝わらなかったこととあわせ、安全に対する意識が希薄であることを明確に示しています。しかも2015年7月には民家に銃弾が飛び込む事件も起きています。
事件後、担当大臣である岩屋防衛相は、実弾であるかどうかさえも確認せず会見するほど組織は緩んでおり、「陳謝」した後、「われわれが守るべき国民の命を危険にさらし、隊員の生命の安全にも関わりかねない重大な事件である」と言わざるを得なかったのです。
いうまでもなく自衛隊とは実力部隊であり、いかにして効果的に素早く、敵を殲滅させるかの訓練を日々行っている組織です。今回の事件は、住民に対する「安全確認」や「命を守る」ことより「戦争訓練」「日・米の軍事一体化」を優先させる訓練ゆえの事件と言わなければならず、安倍政権が「国家間の緊張」を煽り「(敵国への)経済制裁」を強化し、いつでも「戦争」に転化できる政策を推進していることを根拠としているのです。
したがって、事件と実弾訓練に抗議するとともに、以下について要請するものです。
記
1 実弾(ミサイル含む)を装着したすべての「発射訓練」は今後一切、実施しないこと。
2 「武力で平和は創れない」ので、「軍事訓練」「徒行訓練」は今後一切、実施しないこと。
3 北東アジアに緊張と戦争を煽る、日・米共同演習は今後一切、実施しないこと。
4 安倍「改憲4項目」はいずれも戦争を合憲とするものであり、取りやめること。
20181129120253 申入れを報道する北国新聞
11.11志賀原発「防災訓練」を視察する石川県知事谷本正憲氏
共同代表の中垣たか子さんから申し入れ書を受け取る千葉正之原子力安全対策室長
2018年11月28日
申 入 書
石川県知事 谷本正憲 様
さよなら!志賀原発ネットワーク
共同代表 岩淵正明
新明 宏
中垣たか子
去る11月11日、志賀原発で過酷事故が発生したという想定で、県の原子力防災訓練が実施されました。この訓練は福島第一原発事故発生後7回目となるものですが、今回もまた原発の再稼働を前提として訓練が行われました。しかもその訓練内容は、相変わらず福島原発事故の教訓が活かされているとは言いがたいものでした。
しかし2011年3月11日以降、志賀原発は7年8カ月以上2基とも停止したままで再稼働の見通しはまったく立たず、来年度も稼動しないことが確定しています。2号機は原子力規制委員会において新規制基準適合性審査中とはいうものの、2014年8月の審査申請から4年以上経過しても、いまだに北陸電力の見解は次々と否定され続け、直近の審査会合においても北陸電力が提出した資料に説明不足や誤記などの不備の多さが指摘され、委員からは「論外」、「時間の無駄」といった厳しい言葉が飛ぶ有様で、北陸電力の社内でも「“本当に動くのか”と危機感が増している」と地元紙にも報道されているのが現状です。原子炉建屋直下に活断層の存在が指摘されている1号機にいたっては、審査申請の目処さえたっていません。
一方、志賀原発が停止していても、大雪の冬も猛暑だった今年の夏も電力供給には何ら問題は生じていません。その一方で、原子炉建屋への雨水流入や大雨によるモニタリング・ポスト床上浸水など、原発の安全性に関わる問題が次から次へと起きており、停止中であってもゆるがせにはできないはずの安全管理体制に緩みが生じているのではないかと危惧されます。長期間停止による運転員の士気の低下も気がかりです。
また、昨年度実施された原子力規制委員会と電力事業者による事故を想定した訓練で、北陸電力は「原子力規制委員会との情報共有」において最低評価でした。理由は「社内の情報共有システムがダウンし発電所の情報が伝わらなかった」という極めてお粗末なもので、こんなことでは過酷事故には到底対応できません。しかも、この件に関して北陸電力はいっさい公表しておらず再発防止策や改善計画も示されていません。これでは、いったい何のための訓練だったのでしょうか。あらためて「北陸電力には原発運転の資格なし」と言わざるを得ません。
さらに、9月6日に発生した北海道電力管内の全域停電では、原発再稼働を優先して火力発電所の更新が後回しになっていたことが背景にある、いわば「原発依存が招いた“人災”」ではないかと指摘されています。七尾大田火力、敦賀火力で相次いだ事故発生をみれば、「志賀原発の早期再稼働を目指す」とひたすら言い続けている北陸電力も、実は北海道電力と同様に原発以外の発電施設や送配電施設のメンテナンスがおろそかになっているのではないかと懸念されます。
台風による停電でオフサイト・センターが機能停止するなど、昨今多発している自然災害に対する原発の脆弱さも深刻な問題で、原発の存在自体が住民にとっても北陸電力にとっても大きなリスクであることが明らかになっています。
何よりも確実な原子力防災対策は、敷地内にも敷地周辺にも活断層がある危険な原発は廃炉にすることです。
また、志賀原発では使用済み核燃料だけでなく、2011年度以降に搬入された新燃料も原子炉から取り出された核燃料も、格納容器の外にある原子炉建屋最上階の使用済み核燃料プールで保管されています。とくに原子炉建屋直下に活断層の存在が指摘されている1号機の燃料プールには672体の使用済み核燃料が保管されており、2号機分の使用済み核燃料も200体あります。準使用済みの使用中燃料と新燃料を合わせると、合計で3000体近い核燃料が燃料プールに保管されている状況です。原子炉が停止中でも、燃料プールの冷却機能喪失、あるいは地震による燃料プールの損傷で重大事故が発生する危険性があります。そのような事態を防ぐには速やかな核燃料の撤去が必要です。核燃料が撤去できるまでの間は、停止中の原発から大量の放射能が漏れる過酷事故を想定した訓練を行うべきです。
県においては原子力規制委員会の適合性審査の経過をただ見守るだけではなく、電力供給には必要のない、まったく発電せずに電力を消費しているだけの原発のために、住民らがこれ以上危険にさらされることのないように適切な措置をとられるよう、以下、申し入れます。
記
1.北陸電力に対して、原子力規制委員会において現在、新規制基準の適合性審査が行われている2号機については速やかに審査申請を取り下げ、 1号機、2号機ともに廃炉に向けた 検討を開始するよう申し入れること。
2.原発に頼らない新たな地域振興策など、廃炉に向けた環境整備に着手し、県として必要な措置の検討作業を始めるとともに、必要に応じ国および志賀町などの地元自治体と協議すること。とくに核燃料の取扱い(使用済み核燃料の撤去、および停止中にもかかわらず何度も搬入された新燃料の取扱い等)に関する協議を早急に開始すること。
3.県の原子力防災訓練は、再稼働を前提とした訓練ではなく、停止中の原発における過酷事故を想定した訓練を実施すること。
4.事故想定においては、地震だけでなく台風、大雨等、各種の自然災害との複合災害を想定して、防災計画の見直しを行うこと。
5.防災訓練を実施した結果あきらかになった検討すべき課題を踏まえて、原子力防災計画の見直しを行なうこと。とくに、要援護者の避難対策、および国の内外からの観光客をはじめとする訪問者の防災および避難対策についても検討すること。
さらに、原子力災害拠点病院の整備をすすめること。
政府・為政者は、
これまで、陸・海・空の組織は、全国に北部、東北部、東部、中部、西部の5つの方面隊をベースとしたものであったが、最近、陸・海・空ともに全国を束ねる組織ができ、米軍の陸・海・空の司令部に組み込まれた中で任務にあたる大きな再編が行われた。自衛隊はそれによって変質してしまっている。
いまや、専守防衛と言っていた頃には考えられなかった「南シナ海で海自潜水艦の演習=中国の潜水艦を探査・捜索・哨戒する訓練」など、自分たちが在職していた頃では考えられないようなことがどんどん起こっている、とその危険性を訴えた。
そんな動きを、自衛隊を辞めた彼ら(6人)は、「戦争に近づいていっている、その流れの中に9条改憲がある」と感じ、極めて危険だと警鐘を鳴らしているようです。
※ 自衛隊経験者でしかしゃべれない「直感」だと思います。
話題 ベトナム体験から平和学んだ 1000校に講演録(元兵士)
毎日小学生新聞2018年5月14日より
日本を訪れて戦争の現実を訴え続けた生前のアレン・ネルソンさん
アメリカの海兵隊員(かいへいたいいん)としてベトナム戦争(せんそう)に参加(さんか)した体験(たいけん)に基(もと)づいて、平和(へいわ)の大切(たいせつ)さを訴(うった)え続(つづ)けた人(ひと)がいました。2009年(ねん)に61歳(さい)で亡(な)くなったアレン・ネルソンさん。日本(にっぽん)で講演(こうえん)などの活動(かつどう)を支(ささ)えた市民(しみん)たちが、本(ほん)やDVDのセットを1000校(こう)を目標(もくひょう)に学校(がっこう)へ贈(おく)る取(と)り組(く)みを始(はじ)めます。
学校へ贈る教材を手にする支援者の平塚淳次郎さん
ネルソンさんは貧(まず)しさから抜(ぬ)け出(だ)すために18歳(さい)で海兵隊(かいへいたい)に入(はい)りました。沖縄(おきなわ)などで敵(てき)の人間(にんげん)を殺(ころ)す方法(ほうほう)について厳(きび)しい訓練(くんれん)を受(う)けた後(あと)、ベトナム戦争(せんそう)の最前線(さいぜんせん)へ送(おく)られました。ネルソンさんは、ゲリラとみられるベトナム人(じん)の男性(だんせい)だけでなく、女性(じょせい)や子(こ)どもまで何人(なんにん)も殺(ころ)したそうです。
しかし、農家(のうか)で女性(じょせい)が赤(あか)ちゃんを産(う)む場面(ばめん)に立(た)ち会(あ)ったのが決(き)め手(て)になり、ベトナム人(じん)も同(おな)じ人間(にんげん)だと思(おも)い直(なお)し、「殺(ころ)すのも、殺(ころ)されるのも、もうたくさんだ」と反省(はんせい)。兵役(へいえき)を解(と)かれてからは、心(こころ)に強(つよ)いショックを受(う)けて発症(はっしょう)する「心的外傷後(しんてきがいしょうご)ストレス障害(しょうがい)(PTSD)」に苦(くる)しめられました。1995年(ねん)に沖縄(おきなわ)で起(お)きたアメリカ兵(へい)の少女暴行事件(しょうじょぼうこうじけん)に心(こころ)を痛(いた)めて来日(らいにち)。各地(かくち)の学校(がっこう)などで約(やく)1000回(かい)の講演(こうえん)を重(かさ)ねましたが、戦場(せんじょう)で浴(あ)びた枯(か)れ葉剤(はざい)の影響(えいきょう)とみられるがんで亡(な)くなりました。
ネルソンさんは戦争放棄(せんそうほうき)を定(さだ)めた憲法(けんぽう)9条(じょう)を知(し)り、「9条(じょう)は日本(にっぽん)を戦争(せんそう)から守(まも)ってきた。世界(せかい)に広(ひろ)めたい」と何度(なんど)も訴(うった)えました。その思(おも)いを受(う)け継(つ)ごうと、石川県加賀市(いしかわけんかがし)の寺院(じいん)「光闡坊(こうせんぼう)」住職(じゅうしょく)の佐野明弘(さのあきひろ)さん(60)たちが「アレン・ネルソン平和(へいわ)プロジェクト」を結成(けっせい)し、ネルソンさんの半生(はんせい)をまとめたDVD「9条(じょう)を抱(だ)きしめて」を作(つく)りました。このDVDと2冊(さつ)の著書(ちょしょ)「ネルソンさん、あなたは人(ひと)を殺(ころ)しましたか?」、「戦場(せんじょう)で心(こころ)が壊(こわ)れて」を1組(くみ)ずつ贈(おく)ります。佐野(さの)さんは「力(ちから)や暴力(ぼうりょく)に頼(たよ)らない道(みち)が必(かなら)ずあるということを子(こ)どもたちに知(し)ってほしい」と話(はな)しています。
問(と)い合(あ)わせは光闡坊(こうせんぼう)(0761・74・0508)。
■アレン・ネルソンさんのメッセージ
I learned that war and violence will never bring peace to our world or our lives.So let’s learn how to live with love and peace.
(私(わたし)は、戦争(せんそう)と暴力(ぼうりょく)が私(わたし)たちの世界(せかい)や私(わたし)たちの生存(せいぞん)に決(けっ)して平和(へいわ)をもたらさないことを学(まな)びました。だから、どうすれば愛(あい)と平和(へいわ)とともに生(い)きていけるのかを学(まな)びましょう)
アレン・ネルソンさんの著書(ちょしょ)「I Know War~Allen Nelson Cries Out for Peace~」(かもがわ出版(しゅっぱん))より
「9条を抱きしめて」 アレン・ネルソンさん (動画あり)
そもそもなぜこんな訓練をやらなければいけないのか、やはり関係する皆さん全員に考えていただきたい。(北野進「志賀原発を廃炉に!」訴訟原告団長のサイトより)
なぜ一企業の、一つの発電手段でしかない原発、動かなくても生活や経済活動に何ら支障のない原発のために多くの住民が命や暮らしを脅かされなければならないのか。
あらためて「常識」に立ち返ることを訴えたい。
本日の訓練に対する調査団の抗議声明
本日午前7時から志賀原発の事故を想定した石川県原子力防災訓練が実施された。東京電力福島第一原発事故後7回目となる防災訓練である。この間、私たちは再稼働前提の訓練に抗議すると同時に、福島原発事故の教訓を踏まえるなら最善の原子力防災は原発廃炉であると訴えてきた。しかし、石川県はじめ関係自治体は今回も志賀原発の再稼働を前提とした非現実的で実効性のない訓練を実施した。強く抗議し、以下、問題点を指摘する。
1.停止中の原発の危険性を直視せよ
(1)再稼働路線容認の防災訓練
志賀原発直下の断層について有識者会合は全会一致で活動層との評価書をまとめたが、北陸電力は志賀再稼働の方針を変えず、原子力規制委員会の新規制基準適合性審査に臨んでいる。しかし、ここでも北陸電力の見解は次々と否定され、北電社内でも「本当に動くのか」との声が上がるあり様である。こうした中、県が繰り返し再稼働前提の訓練を繰り返すことは、北電の再稼働路線を容認し、あるいは期待しているかのようなメッセージを県民に送ることになる。「敷地内断層問題の決着が最優先」という谷本知事の発言とも矛盾している。
(2)向き合うべきは停止中の原発の危険性
志賀原発は来年度も稼働しないことが確定している。しかし、停止中とはいえ原発には今なお使用済核燃料や新燃料が存在している。そしてその直下には活断層が存在する。私たちは地震などの自然災害はもちろん、武装集団によるテロ攻撃や大規模停電など様々な原因による過酷事故の危険にさらされ続けている。実際、1昨年は雨水大量流入事故が発生し、原子力規制委員会の田中俊一委員長(当時)から冷却機能喪失で「重大事故につながる危険性があった」という深刻な指摘を受けている。防災上の最優先課題は核燃料の一日も早い撤去であり、撤去までの間は停止中の原発の過酷事故を想定した訓練を実施すべきである。
(3)リアリティのない訓練で緊張感が低下
停止中の原発の危険性に向き合わない訓練は、周辺住民に「停止しているからとりあえず安心」との誤解を生み、なにより防災訓練参加者の緊張感の低下を招いている。今年2月の原子力規制委員会との訓練では北陸電力社内の情報共有システムがダウンし発電所内の情報が伝わらない、先般は敷地内のモニタリングポストが浸水するなど、過酷事故に対応できない事態が続発している。
2.実効性のない訓練の繰り返し
(1)新たな安全神話をつくる「スムーズな避難」
原子力防災における避難行動は、被ばくの恐怖に直面する中、時間との勝負となる。しかし、あらかじめ決められたごく一部の住民が参加する避難訓練では、避難指示の伝達漏れはなく、避難バスも事前に配車され、自家用車による避難の渋滞もなく、スクリーニングポイントでの順番待ちもない。課題として残るヨウ素剤の配布や服用指示の訓練は今回も実施されなかった。訓練全体に手抜き感が漂うが、その中で毎回確実に実現する「スムーズな避難」は、新たな安全神話をつくるものである。
(2)どうする?半島先端への避難
今回の避難訓練は輪島市や能登町への避難に重点が置かれているが、半島先端方向への避難は当初から様々な課題が指摘されている。避難車両やスクリーニングポイントでのマンパワーと資機材は確保できるのか。地震など複合災害の場合の避難路は確保できるのか。季節によっては多くの観光客や帰省客がいる。里山海道が寸断されれば混乱必死である。要支援者の避難先での生活や医療面での支援も含め課題は山積、不安は尽きない。加えて、風向きや放射能の放出量によっては半島先端までもが汚染区域となることが予想される中、果たして計画通り半島先端方向へ住民は避難するのかという問題も残されたままである。
(3)課題から逃げまくる非現実的訓練
PAZ圏内、UPZ圏内それぞれの住民へのヨウ素剤の配布、服用指示は重要な課題であるが、いまだ必要な住民への配布が可能かどうか検証はできていない。観光客など一時滞在者、特に近年増加する外国人旅行者への避難情報の伝達、避難、ヨウ素剤の配布等も懸念される。SPEEDIの使用を中止した中、緊急時モニタリングを迅速、的確に実施し、UPZ圏内の住民の避難行動につなげることができるのか、実践的な訓練も求められている。防災業務従事者の被ばく対策や交代要員の確保も重要な課題である。加えて先に述べたように半島先端方向固有の課題もある。課題を列挙するときりがない。この間の訓練同様、今回もやりやすい項目をつまみ食いするだけで課題の検証から逃げた訓練だと言わざるをえない。
3.繰り返して指摘する「今こそ常識に立ち返れ」
一 企業の、電気を生み出す一手段に過ぎない志賀原発。7年8カ月停止状態が続いても停電にもならず経済活動にも支障がでない志賀原発。そして今後、稼働する可能性はほとんどないと思われる志賀原発のために今も多くの県民が命や暮らしを脅かされ、財産を奪われ、ふるさとを追われる危険に晒され続けている。このような異常な事態を放置し、さらには覆い隠すかのように防災訓練が繰り返されている。
私たちは毎回、すべての原子力防災関係者に常識に立ち返るよう訴え続けてきた。避難させるべきは住民ではなく核燃料である。北陸電力は人災である原子力災害を防止するため、直ちに志賀原発の廃炉を決定せよ。活断層上にある核燃料を速やかに撤去せよ。
2018年11月11日