6.30白山「反核・平和」行進・集会
白山地区「反核・平和」行進は、炎天下続きの中、熱中症対策から急遽、「行進」を取りやめ、集会のみに変更しました。
集会では、主催者が「世界中で戦争が起きている」「これをなんとかしてとめなければもっと恐ろしいことがおきます。」と警鐘を鳴らしました。
原水爆禁止石川の橘代表委員、社民党の山口幹事長が連帯の挨拶しました。
その後、ある小学校で生徒とともにつくった「なぜ 戦争をしているの?」という動画がUSBに入っていたので、それを鑑賞しました。
ロシアがウクライナに侵略して「戦争」になったことなど、どちらが戦争を仕掛けたのかとか、戦争一般に「流れ」るなど、原因と結果がはっきりしないなど、小学生レベルの限界は当然ありましたが、そもそも「なぜ、戦争をしているの?」という疑問からこの問題を突き詰めた「究明心」や「向学心」にとても感動しました。
とりわけ、イスラエルとガザの戦争については、2000年前の史実(あくまでユダヤ教の教え)にもとづく「この土地は神に与えられた」という物語が端緒であり、その主張にアラブの人々は反発したのだという。
それがいきなり、1948年に「2000前から住んでいた」として、当時、住んでいたアラブの人々が追いやったことが、イスラエルとアラブの人々の対立であることを見逃してはいけません、とまとめていたことは驚きました。
では、なぜ「ユダヤ教徒は差別され、排除されたのか」という問いも解決しなければなりません。それは唯一絶対の「神・エホバ」がユダヤ人を選んだのであり、選ばれた民・ユダヤ人なのだ、という教えが、他の民族をして「差別」の根拠にした、というのです。
宗教を根拠に「差別」したり、「利己主義」に陥ったり、他者に「優越」したりすることをまず「やめ」ること、これが、世界がつながる一つの根拠だと思います。
宗教は「アヘンだ」と喝破した偉人を思い出すことも、現代を考察する一つの「鍵」となりえます。
6.25南加賀「反核・平和」行進