2026.5.3~憲法施行79周年~護憲集会 憲法9条を破壊して戦争準備にひた走る高市政権に反対し、平和な社会をつくろう!

集会アピール(案)

総選挙で圧勝した自由民主党は、党大会を開き「憲法改正」を70年ビジョン及び活動方針に明記しました。総裁演説に立った高市早苗氏は、「立党から70年、時は来た。『憲法改正』に向け、国会においては、『結論のための議論』を進めよう。そして、改正の発議について『なんとか目途が立った』状態で来年の党大会を迎えたい。」と煽り立てました。狙いは第9条への自衛隊明記と緊急事態条項の創設です。

現職首相のこの発言そのものが憲法遵守義務違反であり、立憲主義を破壊する暴論として強く糾弾します。憲法を守る会は、とりわけ衆議院で与野党を越えて改憲勢力が大多数を占めている国会状況にも鑑み、憲法の危機を宣言するものです。

核交渉の最中に、イスラエルと米国が一方的な先制攻撃で戦端を開いたイラン侵略戦争は、イラン国内だけでも3,000人を優に超える尊い命を奪い、周辺中東地域でも多くの死傷者を出しています。ホルムズ海峡をめぐる緊張は一触即発の状況にあり、世界経済にも大きな混乱をもたらしています。高市首相は、国際法、国連憲章に違反するこの蛮行に、「法的評価は控える」とG7で唯一擁護する姿勢を変えず、国際法秩序を自らも否定する態度は決して許されてはなりません。

しかしながら、名うての改憲論者の高市首相でも、ホルムズ海峡への自衛隊艦船の派遣要求を受け入れることはできませんでした。米国が関与した幾多の戦争においても、日本の参戦を食い止めた歴史的経過を思い起こし、憲法第9条の現実的な力を確認し、今後の政府の動きを監視します。

他方、反憲法的な政策が数の力で強引に進められています。天井知らずの防衛予算、沖縄・南西諸島の軍事要塞化に加え先制攻撃可能な長射程ミサイルの配備、殺傷能力兵器輸出の規制撤廃、兵器産業の育成、非核三原則の見直しなど枚挙にいとまはありません。重武装を支える防衛増税や福祉社会保障分野へのしわ寄せは、人間らしい暮らしを圧迫します。戦争当事国となれば、沖縄・南西諸島は言うに及ばず、小松基地をはじめ全国の軍事基地、原発、周辺市街地までもがたちどころに標的となり、市民の尊い命が犠牲になります。若い世代は、戦争に駆り出されるかもしれないとの当事者意識を高め、イラン戦争反対、ロシア・ウクライナの停戦、ガサ市民の尊厳回復を求め、各地で反戦と憲法9条改憲反対の声を上げています。

こうした平和を求める労働者や市民の抵抗を封じるため、自民党・維新連立政権は、参政党など一部野党と連携し、国家インテリジェンス法制、スパイ防止法、国旗損壊罪法などの治安立法を急いでいます。基本的人権に照らし、これらの立法を阻止する国民的な運動を急がねばなりません。

私たちは、衆参両院で改憲議席3分の2を確保される中、安倍改憲の危機を乗り越えてきました。国民各層に、非戦平和主義への賛同が深く浸透してきたからに他なりません。平和憲法施行80周年となる2027年が決して改憲の年とならないよう、私たちは不退転の決意を持って立ち向かいます。以上、アピールとします。

2026年5月3日

憲法施行79周年護憲集会 参加者一同

 

高市政権は、「厳しさを増す安全保障環境、インド太平洋の危機に対処するため、日米安保を基軸に、より一層防衛力の増強を図る」と常套句のように主張します。
しかし中国との軋轢は、「尖閣列島」の国有化に端を発し、「台湾有事」に自衛隊が「参戦」すると明言したことでさらに高まったのです。
つまり、日本が米中対立の尻馬に乗り「危機をあおっている」面が多々あるのです。
※中国習近平政権の「武力で現状変更」を強行している様々な事実(南シナ海での島嶼埋め立て、軍事基地化など)、そして共産党政権への批判は絶対に許さないという強権政治(香港やウイグルなど)の問題性はここでは論じません。一方、北朝鮮との関係では、金正恩政権が「アメリカ敵視」政策から「核こそがアメリカの侵略を防ぐ」と、核武装に突進しているわけですが、この問題性もここでは論じません。
北朝鮮は、朝鮮戦争の休戦中であるアメリカを敵視しています。それなのに高市政権は、アメリカの危機を「日本の危機」として、北朝鮮と軍事的、政治的に対峙しようとしている。日本政府(権力者)が「危機をあおっている」と言わざるを得ないのです。
この真実抜きに、威勢のいい人の一面的な主張にだまされないようにしなければなりません。政治的背景、憲法の条文では何と言っているのか、以前の政府解釈はどうなのか、反対している人の主張は?など、多面的に検討し、戦争で常に犠牲になるのは市民、老人、女、子どもたちです。「戦争反対」の声をあげなければなりません。
このホームページのトップ画像の人が語っているように、戦争をあおる人は「いつも後方に隠れている」のであり、「大人のおもちゃ=軍艦や戦車で遊んでいる」のです。そんなことに巻き込まれてはいけません、騙されてはいけません。
では、平和はどのようにして創るのでしょう。
それは、日本でもわずか170年ほど前にあった江戸幕府の時代を見ればヒントになります。それまでは、武士が帯刀しており「藩」単位で分かれていました。しかし明治以降、武器を携行する人がいなくなり、藩の境界(関所)がなくなりました。
つまり、国々は武器を捨て、国境を無くすることが「平和」への道なのです。

ましてや、F35Aステルス戦闘機を導入したり、新基地を建設したり、継戦能力を高めるとして弾薬庫やミサイルを増強しても、住民や労働者・市民は犠牲になるだけです。シェルターに7000万人の労働者・家族は入れないのです。

軍備増強は決して平和に繋がりません。スパイを防止するとして「盗聴」や「盗撮」するのは、「戦争に反対し」「原発に反対し」「人権を大切にし」「憲法改悪を阻止する」人々を「政府に抗う危険な人」として摘発するためのものです。国と国が争う世界でスパイが生まれるのであり、争い合う世界を変えなければならないのです。
それを創るのは、社会の暮らしを支えている労働者・市民です。国家権力者ではありません。

第二章 戦争の放棄

第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
② 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

   

 

 

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