辺野古に全国からブロック届く 300人参加、積み上げ戦術

2016年1月27日 11:53

座り込む市民を囲い込んで通路を確保する機動隊員=27日午前7時20分ごろ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設に反対する市民ら約300人が27日早朝から米軍キャンプ・シュワブのゲート前で建設工事を阻止しようと座り込んでいる。午前11時現在、工事関係車両は確認されていない。

 集会で沖縄平和運動センターの山城博治議長は「全国からブロックが送られてきている」と抗議で積み上げ戦術を行っているブロックを片手に市民らに報告した。
海上では大型ブロックを積んだクレーン船で作業員の姿が確認された。臨時制限区域内で作業船がオイルフェンスをシュワブ内の砂浜近くまで移動させ、その後、重機が陸に引き上げる作業が確認された。新基地建設に反対する市民らはカヌー11艇、抗議船3隻で抗議活動を展開している。
一方、ゲート前では、前日に続き、この日も工事車両の進入を阻止するため、市民が建設資材に用いられるコンクリートのブロックをゲート前に積み上げている。
【琉球新報電子版】

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