6月1日(金)小松市長、小松基地司令に、「レッド・フラッグ」演習参加中止の申し入れ

小松基地司令

井筒 俊司 様

石川県平和運動センター

代 表 柚  木  光

社民党石川県連合

代 表 盛 本 芳 久

小松基地爆音訴訟原告団

団 長 出 渕 敏 夫

小松能美勤労協連絡会

代 表 長 田 孝 志

加賀地区平和運動センター

議 長 小 畑 伊久江

申 入 書

 報道によれば、航空自衛隊小松基地の第6航空団よりF15戦闘機(予備含む)10機、浜松基地警戒航空隊など計310名とともに、6月8日から6月23日までアラスカで実施される「レッド・フラッグ」演習に参加するとされています。

この演習は、世界最大規模のものであり、アメリカが同盟を結ぶ各国空軍が実戦にきわめて近い環境を、戦闘機・攻撃機のパイロットや戦闘捜索救難チーム、整備士などに経験させることにより実戦対応能力を向上させるという危険なものと言えます。

このことは、自衛隊がアメリカ軍及び同盟軍とともに世界で「戦争のできる国」をめざすものであり、集団的自衛権への抵触はもちろんのこと、戦争放棄の憲法を持つ国としてあるべからざるものと言わなければなりません。

さらに、10.4協定があるにもかかわらず、住民の安心を脅かす早朝発進は、「国防のためには住民は我慢せよ」とばかりの市民無視の行動であり、断じて容認することはできません。したがって、以下のことを強く求めます。

1.自衛隊が、米軍及び米国同盟空軍と訓練することは、「戦争のできる国」に向けた実戦訓練であり、戦争放棄の憲法をもつ国としては認められない。同時にこの共同訓練は、集団的自衛権を禁止した憲法の主旨にも抵触するので、ただちに中止すること。

2. 10.4協定を厳守し、戦闘機の早朝発進を行わないこと。

2012年6月1日

小松市長

和田 愼司 様

石川県平和運動センター

代 表  柚 木   光

社民党石川県連合

代 表  盛 本 芳 久

小松基地爆音訴訟原告団

団 長  出 渕 敏 夫

小松能美勤労協連絡会

会 長  長 田 孝 志

加賀地区平和運動センター

議 長  小 畑 伊久江

申 入 書

 報道によれば、航空自衛隊小松基地の第6航空団よりF15戦闘機(予備含む)10機、浜松基地警戒航空隊など計310名とともに、6月8日から6月23日までアラスカで実施される「レッド・フラッグ」演習に参加するとされています。

この演習は、世界最大規模のものであり、アメリカが同盟を結ぶ各国空軍が実戦にきわめて近い環境を、戦闘機・攻撃機のパイロットや戦闘捜索救難チーム、整備士達に経験させることにより実戦対応能力を向上させる危険なものである。

2010年から参加するこの訓練は、憲法の主旨である集団的自衛権の禁止に抵触するものであり、同時に米軍・同盟軍とともに世界で「戦争をする国」をめざす極めて危険な性格を持った演習と言えます。戦争放棄の憲法を持つ国としてあるべからざる行為と言わなければなりません。

出撃基地としての小松市が標的となる危険性も高まり、市民が戦争にまきこまれ恐れすらあります。また、騒音問題に関しては貴市と10.4協定が締結されており、早朝の離陸・発進などはできないことになっています。

貴市におかれましては、この申し入れの主旨をご理解の上、下記事項について小松基地に要望されることを申し入れます。

1.自衛隊が、米軍及び米国同盟空軍と訓練することは、「戦争をする国」に向けた実戦訓練であり、戦争放棄の憲法をもつ国として認められない。同時にこの共同訓練は、集団的自衛権を禁止した憲法の主旨にも抵触するので、ただちに中止すること。

2. 10.4協定を厳守し、戦闘機の早朝発進を行わないこと。

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