をメインテーマに開催されました。
- 会場となったサンライフプラザ一階ホールは満員となり、立席ができるほどでした。参加者は450のキャパをオーバーし500名に達しました。
- 脱原発関係の本が販売され、資料も配布されるなど盛況のなか、七尾市で脱原発運動を市民レベルで盛り上げている笹川栄子さんの詩の朗読で集会はスタートしました。
- 「さよなら!志賀原発」実行委員会の柚木平和運動センター代表あいさつ、風下となる富山県平和運動センター山崎議長の連帯あいさつを受け、メインテーマである「子どもたちを放射能汚染から守るために」の講演がはじまりました。
- おんなの子の父親でもあります、福島県平和フォーラムの事務局次長國分俊樹さんの講演です。最初に、「男はつらいよ」の替え歌として現地で歌われている「福島はつらいよ」が会場に響きます。ユーモアの中にもいかにして「悲しみを怒りへ、抗議へ高め、脱原発社会を築くのか、そして心情的にも『ヒバクシャ』として、共にいかにして現状を乗り越えていくのか」という思いがこめられていると感じました。映像なども交えた分かりやすい講演に、会場からの拍手が鳴りやみませんでした。
最後に國分さんは、「福島のために何かしたい」というボランティア精神は大変ありがたい。しかし福島には来ないでください。なぜなら被ばくするからです。それより、各地で脱原発の運動を起こしてください、それが日本の未来を造ることです、と力説されたことが印象に深く残りました。
会場では、「子どもたべもの基金」と「福島へ一台600万円の放射能測定機を二台送ろう」カンパを募り、合計11万円もの義援金が集まり、双方にお渡ししました。
会場にこられた多くの県内労働者、市民、平和・脱原発団体、議員、富山県平和運動センターの仲間たちに感謝いたします。正念場の年、共に闘い抜きましょう。