米海軍原子力空母「ジョン・C・ステニス」の佐世保寄港で抗議文提出

米海軍原子力空母「ジョン・C・ステニス」の佐世保寄港で抗議文提出

2004年8月17日

内閣総理大臣
 小泉 純一郎 様

石川県平和運動センター
代表 嶋垣 利春

抗  議  文

米海軍原子力空母「ジョン・C・ステニス」が8月20日、佐世保港へ寄港することが判明しました。
核兵器の搭載が可能な原子力空母が、被爆県・長崎の港に、原子爆弾が投下された8月に寄港することは、長崎県民を始め日本国民の平和への願いを踏みにじるものです。
米海軍原子力船の佐世保入港は今回で6度目となりますが、「ステニス」は現在、米海軍が空母7隻を動員して実施している世界規模の演習「サマーパルス04」に参加している途中であり、しかも米軍の世界規模での変革・再編が進行していることを見たとき、米軍の出撃拠点として、在日米軍基地と日本の民間港湾の比重を高めようとしていることは間違いありません。
戦時の佐世保港の軍事使用、引いては港湾関連労働者の戦争協力につなげようとする動きであり断じて許すことはできません。原子力空母「ステニス」の、佐世保港寄港に抗議し、中止を求めます。

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