9.28雨水流入分電盤ショート、あわや重大事故!10.7北電定例報告のみ なんたることか!

報道によれば、9/28「安全対策工事」の最中、排水路から、あってはならない原子炉建屋に雨水の流入したという。漏水・浸水の量は6.6トンにもなったという。

あわや重大事故、の引き金にもなる事態=重大事故を北陸電力はまたもや隠蔽し、10/7になってようやく毎月の「定例報告」事項としてサイトに載せ、10/8北中に掲載されたものです。

北陸電力はことの重大性を認識していなかったのか。軽微なことと認識していたのか。工事中の事故対策に無恥なのか。工事会社に丸投げしていたのか。ともかく「いいかげんな会社」と言うしかありません。

10/19には、原子力規制委と北陸電力との意見交換があり、そこであらためて北陸電力の「いいかげんさ」に規制委員会の「怒り!」が爆発したのでょう。その結果が10/20の各紙報道である。

10/3開催された石川県の原子力環境安全管理協議会でも報告しなかった北陸電力。この犯罪行為を糾弾しなければなりません。

監督すべき石川県は何をしていたのか!?原子力規制委員会の現地駐在員はなにをしていたのか!?工事現場の民間会社は隠蔽に協力したのか? これらの関係機関は、いまだに「安全神話」にぬくぬくと浸っているといわざるを得ない。

あらめてと言う。北陸電力は原子力発電所を動かす能力も、資格も、そして責任体制も、倫理もないのです。「臨界事故隠し」という二重三重の犯罪を犯したのにいまだ情報の隠蔽が体質化している。

臨界事故隠し以降、「蛍光灯が切れても報告する」という姿勢は、単なる言い逃れだったのだ!

10年近く前に、志賀原発で配線を間違えたことが発覚しました。その時、町の電気屋でもあのような初歩的なミスはしないと志賀町の皆さんはおっしゃたものです。

国会事故調報告書189ページには、北陸電力のような規模の会社が原子力事故を起こしてしまった場合には、収拾させるプロセスにおいても著しい困難を経験をすることとなり自力で完遂が頓挫する可能性さえ現実的であると、名指しで指摘しています。金井社長は未だに「反省ししっかり改善したい」と言っているが、さすがの規制委も面倒見切れないと思ったのか?

図解  北日本新聞より

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