輸送艦「おおすみ」による釣り舟「沈没」糾弾!

海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」(実は、オスプレイも積める攻撃型軽空母)
による釣り舟「沈没」、糾弾!
自衛艦「おおすみ」による釣り舟「撃沈」は、安倍首相の「進軍ラッパ」による「ゆるみ」からくるものです。
海上自衛隊は、「国民を守る」どころか殺人ばかり。一体、何隻の釣り舟を「沈没」させるのか!
「戦争する国」をめざす安倍政権の、「そこのけそこのけ軍艦が通る」姿勢が、「死者」を生み出した、と言わなければなりません。国家安全保障会議の設置、特定秘密保護法の強行可決をはじめ、靖国参拝をも強行し、国民の声を無視しただけでなく、「国民の生命」さえ犠牲にしはじめた安倍政権は、即刻退陣せよ!これが国民の声である。

共同通信より

【海自輸送艦と釣り船衝突】 直前に「貨物船横切る」 記録なし、航跡解析へ

oosumituribune20140117

広島県大竹市沖で海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」と釣り船が衝突した事故について、救助された男性が16日、同じ方向に航行していた両船の前を貨物船が横切り、輸送艦が回避した後に衝突したと証言した。おおすみは右に旋回した後、再び進路を左に変え釣り船に衝突したという。
一方、民間の測量大手「パスコ」(東京)によると、当時の現場海域に、両船の前を横切るように航行する船舶の無線発信記録はなかった。 航行していた船が、位置情報を知らせる装置を搭載していなかったか、航行していた船そのものがなかった可能性があり、 第6管区海上保安本部(広島)は、おおすみの乗組員らから当時の状況を聴き、2隻の経路を慎重に調べる。
6管は海中から引き揚げた釣り船から、衛星利用測位システム(GPS)受信機や、周囲の船舶を確認するレーダーを回収。既に海自から提出を受けたおおすみの航跡記録などと照合を進める。
重体となっていた釣り船の 大竹宏治 (おおたけ・こうじ) さん(66)は16日未明、搬送先の山口県岩国市の病院で死亡。事故による死者は、船長の 高森昶 (たかもり・きよし) さん(67)と2人になった。6管は業務上過失往来危険容疑に加え、業務上過失致死容疑でも捜査する。
救助された 寺岡章二 (てらおか・しょうじ) さん(67)によると、釣り船は速度が落ちていたおおすみを右側から追い越した後に減速。当時、進行方向の右側から貨物船が横切ろうと近づき、釣り船の左後方にいたおおすみは右に旋回した。
貨物船が去った後、おおすみは釣り船の右側を加速して航行、進路を左に変えた。寺岡さんは「釣り船の右側がぶつかってせり上がり、左側から浸水し転覆した」と証言。6管もおおすみの左舷中央に衝突の痕跡を確認しているが、両船以外に事故を目撃した船はなかったという。
事故を調査している運輸安全委員会は態勢を拡充。おおすみ船体を確認した 横山鉄男 (よこやま・てつお) 部会長は「艦橋からの視界を遮るものはなかった」と述べた。

海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」の左舷中央部に確認された、衝突の際にできたとみられる横に擦ったような白い痕跡(矢印)=16日午前9時56分、広島県呉市沖
民間の測量大手「パスコ」(東京)によると、救助された釣り船の男性が「船の前を横切った」と証言した貨物船の存在を裏付ける船舶の航跡記録がなかった。航行していた船が、位置情報を知らせる装置を搭載していなかったか、航行していた船そのものがなかった可能性があり、6管はおおすみの乗組員らから当時の状況を聴き、船の経路を慎重に調べる。
引き揚げた釣り船は係留施設のボートパーク広島(広島市中区)にえい航。17日実況見分する。
運輸安全委員会の 横山鉄男 (よこやま・てつお) 部会長は16日午後、 海自呉基地(広島県呉市)沖に停泊中のおおすみの傷痕を確認。艦橋は右寄りにあり、 一般の艦艇と異なる構造だが、横山部会長は「艦橋からの視界を遮るものはなかった」と述べた。
(共同通信)2014/01/17 11:08

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