富山県からの引き継ぎ集会に参加された原水禁富山のみなさん、そして内灘町のみなさん、かほく市、金沢市から参加された組合員のみなさん、お疲れさまでした。
石川県内では、この集会を皮切りに県内3会場(能登5地区合同行進、金沢行進、白山行進)をつなぎ、29日の南加賀地区「反核・平和」行進をおえて、福井県に引き継いでいきます。
8月3日からは、県庁舎19階で「反核・平和」パネル展(実行委主催)を16日まで開催し、8月6日からは、被爆78周年長崎世界大会に代表団を派遣していきます。
ロシアによるウクライナ侵略を最大限活用して岸田政権は、G7サミットでも「核抑止力」の意義を語り、軍備増強を進めるという反動的な姿をみせています。
いまや「核威嚇」や「新たな核開発」を核保有国みずからが行なうという危機にあります。しかもそれらの多くは、国連の常任理事国なのです。それなのにいま「核戦争の危機」さえ語られています。これらの事態から、G7の権力者たちは、そして中国やロシアの権力者では、世界平和は創れないことを私たちはつかみとらなければなりません。
世界から「核兵器の廃絶と軍備ゼロ」を、そして「脱原発」を成し遂げなければ「核」戦争の危機は打開できないのであり、それを成し遂げる主体は、国家権力者ではなく、労働者・市民であることを私たちは自覚しなければなりません。
自治体、議会、議員、ヒバクシャ、労働者・市民が連帯し、国境を越えた連携が「核兵器及び軍備の廃絶」と「脱原発」「人権擁護」の闘いを続けていけるのであり、その先に、「世界の平和」「自由で平等なパラダイス」が実現できるものと確信いたします。