恒例の、12.6戦争を許さず平和を考え行動する会の「2019年集会」が地場産センター本館一階第7研修室で開催されました。この集会は、78年前の12月8日、日本が「英・米・中・蘭」に宣戦布告し太平洋戦争に突入した日であり、「二度と戦争しない」と決意を新たにし平和のために実践することを目的とする集会です。この日に日本軍は真珠湾攻撃とインドネシア侵攻を行いました。このことが310万人の日本人と2000万人のアジア民衆が殺されるスタートとなったのです。
連合石川青年女性委員長の斉藤恵さんの「二度と戦争はしない」という力強い挨拶の後、「菜の花の沖縄日記」を綴った坂本菜の花さんの「沖縄にいた3年間で学んだこと」と題して講演してもらった。なぜ沖縄なのか、なぜ辺野古なの、なぜ新聞に連載されたのなど、彼女がたどった少女時代の経過が「ドキュメント」として紹介されました。
その中でも、高校を機に沖縄の「珊瑚舎スコーレ」に転校したことが大きな転機となったようだ。そこで、「自ら考え、学び、実践する」ことを体験したこと、友達と培った「他者を知ること」「他者の声を聞くこと」の大事さ、そして「自分がいまここで何をするか」など、講演の核心部分を語ってもらいました。みずみずしい感性、素直な言葉、率直な体験談など、どれ一つとっても二十歳の女性の語りとは思えない「しっかり」したお話でした。いそがず、ゆっくり、じっくり成長してほしいですね。ありがとうございました。またの機会を楽しみにしています。
主催団体 連合石川青年女性委員会、石川県平和運動センター青年女性部、退職女性職員協議会、社民党女性局、国民民主党女性局