石川県平和運動センター役員名簿
役 職 名 名 前 出身単組・地区平和センター
代表 山本 佳代子 石川県教職員組合 (新)
代表 南 弘樹 北陸鉄道労働組合 (新)
代表 本田 良成 全国一般石川地方労働組合 (新)
代表 新明 宏 石川県高等学校教職員組合 (新)
代表 森 憲一 全港湾労組七尾支部 (新)
事務局長 中村 照夫 専従(自治労・県職OB) (再)
運営委員 柳浦 光男 全農林労働組合石川分会 (再)
運営委員 西田 寛 北日本観光自動車労働組合 (新)
運営委員 高木 正宏 JR総連石川県協議会 (再)
運営委員 近藤 伸恵 青年・女性部(全国一般) (再)
運営委員 谷 光哉 金沢地区平和センター(県教組金沢)(再)
運営委員 坂井 真吉 七鹿地区平和センター(県教組七尾)(新)
運営委員 吉田 幸裕 小松能美平和センター(県教組小松) (再)
会計監査 森 暢一 石川県高等学校教職員組合 (再)
会計監査 町端 伸幸 北陸交通労働組合 (新)
<メインスローガン>
核も基地も原発もない平和な21世紀をつくろう!
<サブスローガン>
1.戦争する国づくりを許さず、憲法改悪に反対しよう!
2.国防イデオロギーに抗し、反戦闘争を推進しよう!
3.現代の治安維持法となる「テロ等組織犯罪準備罪」に反対しよう!
4.社会福祉切り捨て、軍備拡張予算に反対しよう!
5.小松基地の強化を許さず、静かな空を取り戻そう!
6.活断層上の志賀原発1・2号機を廃炉にしよう!
7.辺野古新基地、高江ヘリパット建設を阻止しよう!
8.日本中を戦場に見立てるオスプレイ訓練に反対しよう!
9.政府によるマスコミ統制と人権侵害に反対しよう!
10.教育の国家統制と愛国心の強制に反対しよう!
11.憲法9条を破壊する安倍内閣を退陣に追い込もう!
12.日米安保のグローバルな強化に反対しよう!
13.すべての核開発に反対し、原発と核兵器を全廃しよう!
<特別スローガン>
子どもたちを再び、戦争と放射能の惨禍にあわせるな!
あいさつする連合石川西田満明会長 来賓の方々
総会アピール(案)
7月参院選で「改憲勢力」3分の2を制した安倍政権は、「戦力不保持・交戦権否認」を明記した現行憲法9条の破棄にむけて、ますます動きを活発化しています。
沖縄では選挙で示された民意を完全に無視し、東村・高江地区においては米軍のヘリパット建設に反対する地元の住民・労働者の抗議行動を本土から動員した機動隊を使って暴力と弾圧の限りを尽くして工事を強行しています。
ここ石川でも防衛省は、石川県沖に広がる「G空域」で新型ミサイル(SM3ブロック2A)の実射訓練を発表し、米韓合同演習と連動して、朝鮮半島をにらんでの日米合同訓練が活発化しています。安倍政権が安保法制=戦争法を施行した直後には、宮崎県の新田原基地から小松基地へのアグレッサー(仮想敵機)部隊が配備されました。日本全土で、このようにいつでも先制攻撃ができる戦争の準備が着々と進められているのです。
福島第一原発事故から6年を迎え、いまだ故郷に帰れぬ人が数万を数えます。事故原因も究明されず、誰も責任を取らないなか、昨年8月の川内原発、今年1月の高浜原発(但し、高浜3・4号機は裁判で運転差し止め)、8月には伊方原発(MOX燃料を使ったプルサーマル発電)が再稼動を強行しました。もんじゅは「廃炉」を隠れ蓑に新型高速炉で生き延びようとしています。北陸電力は、原子炉直下の断層を「活断層ではない」として志賀原発の再稼働を目論んでいます。私たちは全ての原発の再稼動を許すことはできません。
安倍政権の閣僚は、ほとんどが極右団体「日本会議」のメンバーで占められています。その影響は各地での教科書採択に現れています。侵略戦争を美化する国家観に基づく愛国心の強要は、子どもたちの未来に暗闇しかもたらしません。そして、自衛隊が白昼堂々と市内で武器を携えて行進することによって、生活の中に軍隊が入り込んでいます。11月には南スーダンに「駆け付け警護」を新たな任務とする部隊が「出兵」します。私たちは“いつか来た道”を絶対に繰り返すわけにいきません。
安倍政権は、9月26日から開催された臨時国会で憲法審査会を再開させ、「改憲」の国会発議に野党を巻き込みながら、「戦争をする国」づくりの総仕上げを狙っています。
社会全体が戦争に向けて、政治経済・教育が大きく変貌する中、私たちは危機感を持って、職場・地域から声をあげ、闘う戦線の拡大に全力を尽くします。以上を決意して総会アピールとします。
2016年9月28日
石川県平和運動センター第17回定期総会