6月10日(金)18:00被ばく71年「反核・平和」行進富山引き継ぎ式及び河北地区集会、反核・平和行進(内灘町役場前)
同日(金)18:00奥能登地区集会、反核・平和行進(珠洲市労働会館前)
6月11日(土)15:00中能登地区集会、反核・平和行進(志賀町赤住団結小屋前)
6月13日(月)18:00白山地区集会、反核平和行進(白山市市民工房「うるわし」前)
6月14日(火)18:30金沢地区集会、反核平和行進(金沢市四高記念公園)
同日(火)18:30南加賀地区集会、反核平和行進(小松市役所前)
被爆71年「反核・平和」行進-基調(案Ⅲ)-
いまを生きる私たちは、過去の教訓を活かすことが求められています。
1945年8月、広島、長崎は地上の地獄となり、20万余が亡くなりました。生き残った人も原爆症に苦しみ、後遺症に悩んでいます。
1954年3月、米ソの核開発競争のなかでビキニ水爆実験に遭遇し、「第五福竜丸」など600隻余りが被爆し、多くの漁船員が後遺症に苦しんでいます。
1999年9月、東海村JCO臨界事故で2人が急性放射線障害で亡くなり、住民や近くを走る高速道路利用者、観光客までもが中性子線で被曝しました。
2011年3月、福島第一原発事故で放射性物質が飛散し東日本全域が汚染され1000万人以上が被曝しました。いまも10万人余が避難生活をしています。100万人に1~3人と言われる小児甲状腺ガンは、2015年末で38万人中116人が確定しました。このことを「原発事故由来」と言って何が「非科学的」なのでしょうか。フクシマとは「無関係」という方が非科学的と言わなければなりません。ECRR(欧州放射線リスク委員会)は、事故後50年間に40万人がガン死すると予測しています。
フクシマでは毎時57万ベクレル(2016.1)がいまだに放出され、収束の目処はたっていません。汚染水は「凍土壁」が完成した今でも、毎日500tを下回っていません。そんな福島に「年間20ミリシーベルト以下なら居住可能」として、帰還することを強要しています。
大きな被害が出た熊本地震では、前代未聞の震度7が二回も続きました。日本中の地下には「活断層」があり、いつ、どこで大地震が起こっても不思議ではありません。第二のフクシマを繰り返さないためには、一刻も早く原発を止め、廃炉にすることが住民の命を守ることにつながります。これこそが将来の世代に果たすべき私たちの責任なのです。
一方、いまなお核保有国は1万6千発もの核兵器を持ち、ボタン一つで相手国を全滅させることができます。北朝鮮も核実験を繰り返しています。原発にいたっては400基が稼働し、いつ過酷事故が発生するかわかりません。各国政府による放射能災禍は国境を越え、無辜の市民を長期に渡って襲います。「地上の太陽」と言われた「原子力」は「悪魔の炎」を何度も民衆に吹きかけます。核保有国の民衆も、採掘、精錬などに携わる民衆も被曝させ、自然を汚染し続けます。英国のアイリッシュ湾もフランスのドーバー海峡も、そして日本海はフクシマの汚染が回遊し初めています。
それにもかかわらず、安倍政権は「安定的なエネルギー供給」と「核兵器の開発能力維持」のため、「ベースロード電源」と称して“原発再稼働”と“原発・武器輸出”を強行しようとしています。事故の責任も原因も放置されたままです。こんな理不尽なことが許されていいのでしょうか。
違憲の「戦争法」を廃止させ、安倍内閣を退陣に追い込もうではありませんか。核廃絶と志賀原発の廃炉を勝ち取ろうではありませんか。「核も原発も戦争もない平和な21世紀を!」実現するため、「反核・平和」行進を成功させ、原水禁世界大会成功へと繋げていきましょう。
2016年6月 日 〇〇〇センター・地域勤労協 原水爆禁止石川県民会議
メインスローガン
「核も原発も戦争もない平和な21世紀を!」
サブスローガン(シュプレヒコール)
「核兵器を廃絶しよう!」 「核実験に反対しよう!」
「ヒバクシャをこれ以上つくるな!」 「核開発を阻止しよう!」
「原発の再稼働反対!」 「志賀原発を廃炉にするぞ!」
「活断層上の志賀原発廃炉!」 「原発輸出に反対するぞ!」
「憲法違反の戦争法廃止!」 「自衛隊の戦争準備反対!」
「アグレッサー配備反対!」 「日本海でのミサイル実験反対!」
「秘密保護法撤廃!」 「オスプレイの飛行訓練反対!」
「日本を訓練場にするな!」 「辺野古新基地建設反対!」
「憲法改悪を許さないぞ!」 「憲法9条を守るぞ!」
「教育の国家統制反対!」 「戦争のない社会をつくろう!」
「原水禁石川は闘うぞ!」 「連帯して闘うぞ!」