全国で唯一、専従者を置く「闘う弁護士集団」として活躍する石川県社会法律センターの第38回定期総会が12.10(木)18:15から北陸会館5階ホールにて開催されました。北尾強也理事長を先頭に38年間がんばってきた成果は多大なものがあります。能登エネルギー基地化反対や小松軍事基地撤去の闘い、春闘再構築の見本となった地域春闘のなど、常にバックに「法律の専門家」の支えがあったからこそです。
総会は、本年の総括、決算を承認した後、来年度方針と予算が採決されました。その後、マイナンバーの危険性と訴訟について、「マイナンバー離脱請求訴訟」弁護団事務局長の川本樹弁護士から記念講演がされました。マイナンバーは、「わっぱに自分が管理する全ての鍵をつけること」であり、とても危険である。普段は別々に管理する「鍵」がすべてひとつの輪っぱにつながっていること。しかもそれが「国家」により管理されることでより危険性が増すので、「制度から離脱する権利、選択する権利を認めよ」という訴訟を立ち上げたということです。