「安倍談話」に対する平和フォーラム代表の見解
フォーラム平和・人権・環境
事務局長 藤本泰成
8月14日に出された「安倍首相談話」に対し、
代表の見解を発出しました。
2015年8月15日
安倍談話に対する見解
フォーラム平和・人権・環境
共同代表 福山真劫
安倍晋三首相は8月14日、国際的にも、
閣議決定し、発表しました。
その内容は、
「談話」です。
犯罪という認識もそれに対する真摯なお詫びもありません。
倍が進めている「戦争する国」路線の修正もなく、
民共和国、大韓民国へのメッセージも弱く、
や、強制連行・強制労働、
山談話の本質を改ざんし、「米国の意向」を忖度しながらの、
に推進している政策」
「なんの罪もない人々に、計り知れない損害と苦痛を、
れほどまでの尊い犠牲の上に、現在の平和がある。
す。2度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。事変、侵略、
威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては、
「先の大戦への深い悔悟の念とともに、我が国はそう誓いました」
安倍首相がそう本気で思っているのであれば、
有村、高市、山谷の側近の3大臣が参拝するのか、
か、沖縄辺野古に新基地建設を強行するのか、
朝国交正常化に動き出さないのか。
「唯一の被爆国として、核兵器の不拡散と究極の廃絶をめざし」
はなぜ米国の核の傘に入っているのか、
か、プルトニウムを貯め続けるのか。「
傷つけられた過去を、この胸に刻み続けます」とあります。
て、日本軍慰安婦問題を「解決済み」とするのか。
「暴力の温床ともなる貧困とも立ち向かい」とあります。
造に立ち向かわずに、「自衛隊派兵の戦争法案」なのか、
推進の政策をとり続けるのか。
安倍首相は、当日の記者会見冒頭に「
せん」と述べました。
話」の衣の下から見えてくるものは歴史認識を修正し、
法案を強行し、沖縄への新基地建設を強行し、日本軍慰安婦課題、
働課題、日朝国交正常化の先送りです。何も学んでいません。
走は、絶対に許せません。フォーラム平和・人権・環境は、平和・
念の実現・脱原発社会めざして、