ナショナルセンターの枠を越えた、6.10「戦争法反対!憲法改悪阻止!」集会に1000人が参加

「憲法改悪を許さない」集会のVer.3となった「戦争立法反対! 憲法改悪阻止!」集会を「いしかわ四高記念公園」で開催しました。

県平和運動センターと県労連でつくる実行委員会が、広く連合石川傘下の労組や9条の会など護憲組織、市民団体に呼びかけたこの集会は、18:15開会以降、どんどんふくれ上がり、写真のように多くの労組と市民の参加で1000人にもなった。

おりしも、安保法制特別委で自民党が呼んだ「参考人」さえ「違憲」という「安保法制二法」は、他の野党の参考人にも「違憲」となじられ、自・公与党は慌てふためいていたときであり、労働組合の働きかけ、組織化と、いまぞ反撃のときとばかり詰めかけた人々で埋まった。

「違憲だ」と全ての参考人に言われた菅官房長官は、負け惜しみか、「合憲という憲法学者も多い」と苦し紛れに答えた。ところが「何人いるの」と再度問われると、「人数ではない」と逃げの一手。

この集会の成功に一喜一憂せず、戦争法案の撤回と無責任で違法な行為を繰り返す安倍政権を退陣させるまで闘うことをアピール文で採択し、闘いを継続させることを誓い合った。

デモ行進は香林坊、片町交差点を経て新竪町を行進し、竪町小公園で流れ解散した。

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集会アピール(案)

私たちは、本日、いしかわ四高記念公園において労働組合員と市民の参加で「戦争立法反対! 憲法改悪阻止!」集会を開催しました。

今年は戦後70年の節目、憲法が施行されて68年です。憲法9条は、日本は戦争をしない、そのための軍隊も持たないと決めています。ところが安倍内閣は、今国会に、日本が戦争するための恒久法である「国際平和支援法案」と派兵関連一括法の「平和安全法制整備法案」で構成される「戦争立法」を提出し、成立させようとしています。

安倍内閣は、昨年7月に憲法の解釈を変えて、「集団的自衛権」の行使を容認しました。これは、日本が攻撃されていなくても、アメリカ政府の戦争に参加するもので、アメリカ政府がおこなう侵略戦争であっても、自衛隊が参加するものです。政府は「切れ目のない」対応などと言い、世界中いつでも、どこへでも、どんな戦争でも、自衛隊が参加することが可能となります。

これまでは憲法の下、「戦闘地域には行かない」「武器は使わない」「人道復興支援だ」などと言って国民をごまかしながら、アフガン戦争やイラク戦争に自衛隊を派遣してきました。しかし、今回の法案ではさらにエスカレートさせ、戦闘地域であっても世界のどこにでも行き、武器の使用も可能となります。まさしく、戦争する国につくり変えるものです。

マスコミの世論調査でも、憲法改正や関連法成立に対し、反対が過半数となっており、国民は、「戦争立法」を望んでいません。

私たちは、ナショナルセンターの違いを越えて労働者が手を結び、県民のみなさんと共同し、戦争する国づくりをすすめる安倍暴走政治にストップをかけ、憲法改悪反対、「戦争立法」許さない行動を強めることを宣言します。

以上の内容を本日の集会参加者と確認し、集会アピールとします。

2015年6月10日

「戦争立法反対! 憲法改悪阻止!」集会参加者一同

20150611122329安保法案「戦争の危険性」 新聞記事「北中、北国」 

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