「秘密保護法」に対する抗議声明
2013年12月9日
石川県平和運動センター
代表 細野 祐治
各界、各層から多くの「危惧の念」が表明され、反対声明が多数発せられた「特定秘密保護法案」は、確信犯である安倍首相のもと、12月6日深夜、自民・公明・みんなの三党により強行可決されました。憲法で謳う「平和主義」「基本的人権」「国民主権」の三大原則を否定する希代の悪法と言わなければなりません。
法案概要ではパブリックコメントの77%が「反対」し、法案に対しては衆議院公聴会で7人中7人、世論の7割が「反対・慎重審議」であったにもかかわらず、安倍首相は「軍国主義者」よろしく、主権者である国民の意見など歯牙にもかけず強行しました。まさに、アメリカと共に世界中で戦争するため、米軍の秘密を守り、国民の「権利を剥奪」することに踏み出したのです。
満腔の怒りを込めて抗議します。
政府の政策に異議を唱える我々の「主張」をテロリスト扱いするこの法律を、私たちは今後「治安弾圧法」と規定し、「廃止」運動に全力を傾注することを宣言して抗議声明といたします。
安倍内閣は退陣せよ! 秘密保護法は廃止せよ!