2013年1月に「S-1活断層(追加)調査」が言われてから半年。北電自らが言っていた約束の6月には「最終報告」はなかった。S-1活断層と周辺各活断層との「連動を否定する」としていた報告である。そもそも「連動」調査結果が含まれていなかったものを「最終報告」と言うこと自体、自己矛盾なのだが。案の定、規制委から「各活断層との連動調査報告が無い」と指摘を受け、北陸電力は「これが最終報告ではない」と苦し紛れの答弁をしていたのでした。そして9月、私達はその「最終報告」の欺瞞性を暴くため、この集会を企画したのでした。
ところがご存じのとおり、「中身のしっかり詰まったものをだす」ため、北電は「最終報告」を12月末に延期したのです。1月も6月も、そして9月も「中身のしっかり」したものを調査していなかったのですか? それとも「活断層」を否定する「証拠」が出なかったのですか。志賀原発は、「運転する資格も能力も、そして社会的責任も果たせない北陸電力に任せられないのです。
「廃炉しかない!」のです。
以下は9.28集会の一こまです。なお、会場カンパは88,340円を集計しました。活動資金に使わせていただきます。ありがとうございました。
黒装束の「ぼんさん」は、福井県小浜市でがんばっている中島哲演和尚です。連帯の挨拶をいただきました。