6.10「安全は確保された」といいくるめる福井原子力専門委

電力からの「金まみれ」委員たちは、3.11原発事故も利益相反の事実などなかったかのように「安全は確保された」と語った。どこが「確保」されたのか一言も具体的に語らず、いや語れずに。

この「金まみれ」判定に福井県知事は待ち構えたように「ゴー」サインを出し、おおい町もOKを出し、大飯3,4号炉は稼働に向けて動き出すでしょう。この行為の全てを私たちは忘れません。

この大飯を突破口に、日本の全ての原発が「再稼働」にむけて弾みをつけるでしょう。私たちは、このことに抗議するとともに、引き続き脱原発運動に邁進する決意を表明します。

あなた方は、3.11以前も、そして以降も、専門家の良心も倫理も工学的、物理的知見もなぐりすてて、ただただ、「電力」に貢献するために「安全は確保された」を繰り返すにすぎない。私たちはあなた方を断罪しないわけにはいきません。

この「安全を確保した」という判定は、福井県民、関西圏に住む3000万人、石川、岐阜、富山、愛知などすべての人々を、放射能の「恐怖」と故郷を追われる「不安」に陥れる「犯罪的」行為といわなければなりません。

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