第21回戦争体験を語り継ぐ集い

第21回戦争体験を語り継ぐ集い 労済会館

「第21回戦争体験を語りつぐ集い」(2000/8/15、金沢市の労済会館で開催)

第21回戦争体験を語りつぐ集い 敗戦記念日である8月15日にこだわって今年も開催した。集会では内灘町に在住する本谷貞次さん(元満蒙開拓青少年義勇軍)が「青少年義勇軍として中国へ行き、見たものは」と題して記念講演し、「列車に乗る時、日本人は客車なのに中国人は荷物扱いであった。なぜ地元の人たちがこのような扱いを受けるのか子ども心にも疑問であった」、「過酷な労働で死んだ中国人を、それこそ丸太をひっくり返すようにして穴に投棄する光景をいやというほど目にした。死体を埋めるための穴はそれこそ無数にあった」などと当時の様子を証言するとともに、「戦争責任の所在を明確にしない限り、真の平和は訪れない」と主張した

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