石川原水禁常任執行委員会(4月14日18:00~)

志賀原発2号機燃料棒損傷事故で県へ申し入れ(4月14日)


2009年4月14日

石川県知事
谷 本 正 憲 様

石川県平和運動センター
代 表 柚木  光
社民党石川県連合
代 表 宮下登詩子
能登原発差止め訴訟原告団
代 表 堂下 健一
原発震災を案じる石川県民
代 表 中垣たか子
命のネットワーク
代 表 盛田  正

志賀2号機燃料棒損傷事故に関する申し入れ

 昨日4月13日、北陸電力は「志賀原発2号機で排気筒へむかう気体廃棄物処理系のモニターが通常の200~300倍の放射能値を検出しました。燃料棒を覆う被覆管に微小な穴が開き、放射性物質が漏れているとみられます。このため、原子炉出力を約60%、72万kWまで下げて調査中である」と発表しました。
運転を継続し、漏えい燃料の範囲特定作業をおこなうとのことですが、現在も運転中であることに周辺住民はもちろんのこと、県民は大きな恐怖を感じています。
 1昨年3月25日に志賀原発を襲った能登半島地震は、旧耐震設計審査指針の設計用最強地震S1を0.2秒前後の周期帯と0.3秒~1秒の周期帯で大きく上回っており、0.2秒前後の固有周期を持つものには、燃料集合体があります。北陸電力は地震による被害はないとし、国や県もその判断を了承してきましたが、果たして地震による影響はないのでしょうか。あるいは、高燃焼度燃料使用が原因で燃料棒被覆管が酸化や水素化によって強度を失った可能性もあります。高燃焼度燃料固有の欠陥である可能性も否定できません。
 いずれにしても、放射性物質を封じ込める5重の壁の第1の壁と第2の壁のペレットと燃料棒被覆管を破り、さらに第3、第4の壁である圧力容器、格納容器も配管を通じて通り抜け、外部への放射能放出寸前まで至っている事態は深刻です。損傷箇所の拡大を避けるためにも、安全軽視の運転継続・引き伸ばしは直ちに止めるべきです。水素濃度上昇トラブルの時のような安全軽視、トラブル隠しを繰り返してはなりません。
運転継続を容認した県の責任も重大です。県は県民の安全を最優先に考え、ただちに以下の対応をとられるよう要求します。

1.ただちに2号機の運転を停止すること。
2.キセノン以外の放射性物質の濃度も含め、当該、気体廃棄物処理系のモニター及び排気筒モニターなど関係データを公開し、経緯を詳細に公表すること。
3.原因を徹底的に調査すること。
4.調査内容をすみやかに公表すること

カテゴリー: 友誼団体, 反核・脱原発 パーマリンク

コメントは停止中です。