志賀原発について県、北電に申し入れ

15:30~ 志賀原発について県、北電に申し入れ

志賀原発のズサンな安全管理体制について県と北電に申し入れ

環境安全部長に申し入れ書を手渡す嶋垣代表 北電との交渉

   環境安全部長に申し入れ書を手渡す嶋垣代表     北電との交渉

県平和運動センターは10日、社民党石川県連合、県議会会派スクラム喜望の議員とともに、志賀原発の安全管理体制の見直しなどを求め石川県と北陸電力に対して申し入れを行った。定期検査で配管6箇所に12本のひび割れが見つかったほか、原子炉格納容器内で4.3トンの水が漏れるなど定検中の作業ミスが相次いでいるためで、県は東方環境安全部長が、北電は尾山部長、奥谷部長らが対応した。
東方環境安全部長は定検時の作業ミスについて遺憾としたが、ひび割れ配管の実測検査については、改良型超音波探傷試験の測定結果は信頼できるものであるとし、北陸電力に対し実測検査を求める考えは示さなかった。北陸電力では奥谷部長らが問題の配管は新しい配管に取り替えるので実測検査をする考えはない、国の検討委員会の報告に基づいて対応しているので信用して欲しいとのことであった。また、これまでの水漏れ事故等についての報告を求めたが把握していないとのことで、一同唖然とする一幕もあった。すべてを把握していないということと訂正があったが、具体的な事故件数の報告はなく、実測検査の問題も含め、基本的には我が社を信用してくれという一点張りであり、県民に安心してもらおうという姿勢は相変わらず感じられなかった。


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